二次創作小説(映像)※倉庫ログ

chapter2希望温泉は絶望事件の香り〜非日常〜 ( No.68 )
日時: 2014/04/22 19:26
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

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                 〜学級裁判 開廷!!〜


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モノクマ「まずは始めに、学級裁判についてのルールを確認をしたいと思います。
学級裁判の結果は、オマエラの投票によって決定します。
正しいクロを指摘すれば、クロだけがオシオキ。
間違ったクロを指摘すれば、クロ以外の全員がオシオキされ、見事欺いたクロだけが卒業出来ます。」

〜議論開始〜

雲月「えーと…まずは何から話したらいいのかな?」

月神「おさらいも含めて死因や凶器とかでいいと思うぞ。」

三日月「死因とか凶器とか言われてもわかんねーよ。」

満月「流石兄さん【バカ】だね。」

天月「死因も凶器なんて決まってるの!!
そばにあったカーリングなのだ!!あれで【殴られて死んだ】のだ!!」

三日月「あれ?そうだっけ?」

満月「あの状態を見たらすぐわかるじゃん…兄さん本当に大丈夫?」

三日月「【大丈夫だ。問題ない。】」

満月「絶対に大丈夫じゃない…(確信」

雲月「とりあえずはこれで間違いないだろうね。」

青竜「(あれ?あの証言これと矛盾してる!!)」


【それは違うよ!!】(【モノクマファイルNo2】>【殴られて死んだのだ!!】)


【B R E A K !】


青竜「天月さん死因首を絞められて死んだんだから殴られて死んではないよ。」

天月「それは反論させて頂くのだ!!」


〜反論ショーダウン開始〜

天月「ありえないの!絶対に殴られて死んだのだ!」

  「出なきゃ頭に血はでないのだ!!」

  「それにモノクマファイルだってモノクマが作った物だし…」

  「まえはちゃんとしてたけど」

  「今回は信用できるかどうかとっても怪しいのだ!!」

青竜「モノクマファイルはたしかにモノクマが作った物だから信用できないかもしれないけど、信用できる要素はあったぞ。」


     〜進展〜


天月「別に要素があったって関係ないの!!」

  「証拠だってあるのだ!!」

  「【カーリングが殴って殺した】って訴えてるのだ!!」


【その言葉切らせてもらうよ!!】(【店長と小河の検死結果】)


  【B R E A K !】


青竜「店長と小河さんの検死によれば頭部の傷は死後についた物なんだ。だから殴って殺したのはあり得ないし、モノクマファイルも嘘をついてないんだ。」

モノクマ「ボクは優しい嘘はつくけどそう言う大事なことに関しては絶対嘘をつかないよ!!」

コハク「どっち道やさしい嘘でも嘘はついてるじゃないかコン!!」

月神「一応聞いておくが、モノクマファイルに関しては嘘は書いてないんだな。」

モノクマ「あったりまえじゃん!!そんなことしたら味噌抜きの味噌汁になって美味しくないでしょ!」

天月「この前スケートリンク場にペンギンがいるって言って行ったらいなくて…それで信用できなかったのだ…」

籠鳥「と、とりあえず犯人は殴って…こ、殺したわけじゃなかったってことで…い、いいんですよね?…」

影月「それでいいと思うよ…」

chapter2希望温泉は絶望事件の香り〜非日常〜 ( No.69 )
日時: 2014/04/25 20:28
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

星野「それで締殺ってことは友情ゴッコが原因か…フン、惨めだな。」

天月「そんな言い方はないの!!」

星野「だってそうだろ?仲良くするからこういうことが起きる。それならいっそ関わりを持たない方が身のためだね。」

黒花「星野君、そこまです。今は事件についての議論だから今は関係ないでしょう。それに天月君も落ち着きなさい。」

天月「で、でも!!」

店長「黒花さんの言うとおりです。ここは落ち着いてください。」

天月「わ、分かったのだ…」

小河「ねぇ…取り込み中悪いけど犯人分かったかも知れない…」

星月「え!?分かったの!?」

小河「もしかして犯人は…黒花さん貴方じゃないかしら?」

黒花「えぇ!?わたしですか!?」

ラビット「小河殿、その根拠はいかに?」

小河「高山君についていた香水よ。」

店長「もしかしてあの高山君に着いていた匂いですか?」

小河「えぇ…あの香り何処かで嗅いだことがある気がしたのだけれど今思い出したわ。黒花さんの香水と同じ匂いなのよ。」

黒花「私は違いますの!!そもそも【香水は無くしていた】のよ!!無理に決まってるじゃない!!」


【それに賛成だよ!!】(【黒花の消えた香水】>【香水は無くしていた】)


青竜「小河さん…黒花さん香水を無くしてたのは本当だよ。」

小河「その根拠はなにかしら?」

青竜「黒花さんは香水が無くなった事に気が付いて星月さんと探したらしいんだ。そうだよね?星月さん。」

星月「うん!確かに一緒に探したよ。でも結局見つからなかったんだ…」

小河「ごめんなさい…少し焦り過ぎたわ…」

黒花「間違いは誰にでもあるものです。気にしなくていいよ。」

月神「でもこうやっていくことで少しずつ真実に近づいてるって事でもあるな。」

黒鐘「うーん…ちょっと聞いてもいいか?」

黒花「空気読んでください。」

黒鐘「ま、まぁ空気読んで無いのは認めるけど、どうしても気になる事があってな…」

月神「何が気になるんだ?」

黒鐘「モノクマファイルには注射跡があるって書いてあるけど、何でそんなのがあるのかなって思ってな…」

黒花「確かに気になりますわね…」

青竜「(注射跡…あの証拠(言弾)と何か関係がありそうな気がする…)」


ダンガンセレクト
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>【輸血用の器具と大量の輸血パック】
・【バラバラのメモ】
・【ポケットのロッカーの鍵】
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青竜「黒鐘君、もしかしたらお風呂場の脱衣所にあった輸血用の器具と大量の輸血パック関係があるかもしれない…」

黒鐘「輸血用の器具と大量の輸血パック?」

青竜「うん。高山君のポケットにあったロッカーの鍵を使って、小河さんと調べたら出てきたんだ。それに器具を調べたらどうやら使用済みだったみたいだよ。」

黒鐘「でも脱衣所だよな?実際現場とは関係ないじゃん。」

青竜「(黒鐘君に他にも関係あるものを証明するんだ。)」


ダンガンセレクト
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・【見取り図】
>【大きなスポーツバッグ】
・【モノクマファイルNo2】
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青竜「実は他にも大きなスポーツバッグがあったんだ。」

黒鐘「そのスポーツバッグがあったところでなんだって言うんだ。」

青竜「実はそのスポーツバックから香りがしたんだ。」

影月「もしかして…そのバックから高山君の匂いと同じ香りがしたとか?…」

青竜「そうなんだ。確かに同じ香りだったよ。」

小河「そいえば他にナイフ落ちてたわね…しかも血がついてたわ…」

籠鳥「ち、血ですか!?」

黒鐘「でも殺害現場はスケートリンク場だろ?」

モノクマ「あぁ!!もうじれったいなぁ!!事件はそもそも脱衣所で起きたのです!!…ハッ!?つい言ってしまった…」


chapter2希望温泉は絶望事件の香り〜非日常〜 ( No.70 )
日時: 2014/04/27 20:39
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

雲月「だ、脱衣所!?」

星野「おい、青竜どういうことだ!!説明しろ!!」

青竜「ボクにふらないでよ!?モノクマにふってよ!?」

モノクマ「何処かの金持ちが言いそうな台詞だけど脱衣所で起きたのは本当だよ!!」

月神「本当なのか?」

モノクマ「もうお前らがモタモタしてるから言っちゃったよ!!」

小河「という事は本当なのね」

モノクマ「そうですよーだー…もう今からお口チャックするよ。じゃないと喋ってしまいそうなので…」

月神「でもこれで一つはっきりしたな。」

小河「現場はスケートリンク場ではなくて脱衣所だったという事実ね。」

雲月「でも何で脱衣所に二人はいたのかな?」

三日月「もしかして【二人でランデブー】とかか?」

満月「兄さんは恋愛のやり過ぎだよ。」

黒鐘「前回みたいに犯人が【メモで呼び出した】だったりしてな!!」

黒花「そんな前回の様に同じことが起こるわけ無いでしょう。」

青竜「(そうだ…あの人の言う通りだ…)」


【それに賛成だよ!!】(【バラバラのメモ】>【メモで呼び出した】)

 (B R A E K !)


青竜「黒鐘君の言う通りメモで呼び出されたんだ。ねぇ、籠鳥さん。」

籠鳥「は、はい!!バラバラだったメモを復元したら…こ、こういう内容のものが!!」


『秘密をバラされたくないなら脱衣所にきてほしい。高山』


星野「だが内容だと高山が呼び出しているぞ。」

青竜「(だけどその事実がある可能性を出してるんだ…)」

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・高山はケーキを作ろうとした
>高山は殺人を犯そうとした
・高山は寝ようとした
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青竜「もしかして高山君は殺人を犯そうとしたんじゃないかな?」

雲月「青竜君それはありえないよ、だってそんなの用意した跡なんて無かったし…」

青竜「(それを証明出来る事実があった筈だ…)」

言弾セレクト
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・【大きなスポーツバック】
・【バラバラのメモ】
>【清水兄弟の証言】
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青竜「実はスポーツバックがあったけどあれは犯人が用意したものじゃないんだ…」

雲月「どういうこと?」

満月「そいえばスポーツバックを持っていたの高山君だったね。」

三日月「そうそう、保健室から出て行くところを見たときスポーツバックを持っていたな!!」

雲月「え!?それじゃあ…高山君は…」

影月「それならロッカーの器具も納得…」

ラビット「今までの合わせて推理すると殺人を犯そうとした高山殿は返り討ちにあったという事になるな…」

店長「だけど何故そうなら犯人は死体を脱衣所に放って置かなかったのか…」

小河「多分メモのせいよ、あれだけバラバラにされていたし、そこにいたという事実を隠したかったのよ。そうして黒花を犯人に仕立てあげたということかしら。」

黒花「でもそれが分かった所で呼び出された犯人は誰か分からないし、
もう【犯人に繋がる証拠は無い】わ。」


【それは違うよ!!】(【血が着いたナイフ】>【犯人に繋がる証拠は無い】)

 (B R E A K !)


青竜「それがあるんだ…」

黒花「あるって何がですの?」

青竜「あの脱衣所には血の着いたナイフがあったんだ。
(そうだ、これがあの人物が犯人だとを示していたんだ!!)」


〜犯人を示せ〜
【星月 花】


青竜「モノクマファイルや検死の結果にも高山君には切り傷なんて無かったのに何故ナイフには血が着いてたのかな…」

ラビット「それは、犯人が傷をおったかあろう。」

月神「この中で怪我をしているのは…星月さんそうなのか?」

星月「私が犯人なわけないじゃん!!」

chapter2希望温泉は絶望事件の香り〜非日常〜 ( No.71 )
日時: 2014/05/03 22:56
名前: ソラ ◆i4ggqOCXfI (ID: hg1Gx/0a)

〜マシンガントーク〜

星月「私は犯人なんかじゃない!!」

青竜「でも君しかいないんだ。」

星月「そもそも怪我だけじゃ証拠にならないじゃないですか!!」

青竜「それそうだけど!!」

星月「【他に証拠がないなら意味無いじゃないですか!!】」


【これで証明するよ!!】
(【黒花の消えた香水】【他に証拠がないなら意味無いじゃないですか!!】)


【B R E A K !】


青竜「黒花さんは香水を星月さんと探したって言ってたけど、星月さんは捜査の時『詳しく黒花さんから聞いてみればいいんじゃないかな?』って言ったよね?」

星月「それがどうかしたの?」

青竜「じゃあなんで香水のこと知ってたのに言わなかったのかな?」

星月「そ、それは…………」

黒花「星月さん!どういうことですの!?」

星月「……私がやったんだ。」

影月「今の自白と受け取っていい?…」

星月「やっぱり私にはあの娘見たいに嘘をつき続けるなんて無理だもん。そうだよ、私が殺しちゃったんだ。モノクマ、投票始めちゃっていいよ。」

モノクマ「了解だよ!ではレッ(黒鐘「ちょっとまった!!聞きたいことがある!!」)なんだようもう!!」

宮下「藪から棒にいきなりどうしたっスか!?」

黒鐘「星月さんが犯人ならどうやって死体を運んだんだ?」

小河「それなら大方分かるのではないのですか?」

黒鐘「いや…死体って一応重たいのに女性の星月はどうやって運ぶんだよ。」

三日月「実はそれ俺もわかんないです。」

満月「兄さん、あと黒鐘くん…今までのはなし聞いてたらおおよそ分かるよ…」

影月「青竜君…かわりに説明ヨロシク…」

青竜「(星月さんがラクして死体を運んだんだ方法は…)」

言弾ダブルセレクト
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>【大きなスポーツバッグ】
・【清水兄弟の証言】
・【モノクマファイルNo2】
・【血のついたカーリング】
>【輸血用の器具と大量の輸血パック】
・【見取り図】
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青竜「多分ロッカーにあった大きなスポーツバッグと輸血用の器具と輸血パックを使ったんだ。」

黒鐘&三日月「「大きなスポーツバッグと輸血用の器具と輸血パック?」」

青竜「えーとね…輸血用の器具を使って血を抜いて軽くしてから大きなスポーツバックに入れてアイススケートリンク場に持っていったと思うよ。」

星月「思うじゃなくてそうしたんだよ。」

黒鐘&三日月「「なるほど…血を抜いてから運んだんだのか〜………血を抜いて!?」」

天月「見事なハモりなの(汗」

ハク「ピーピーウッピッウッピッ」訳)見事なハモりハモり

青竜「一応最後に事件をまとめるね(汗」


〜クライマックス推理〜
Act.1
事の発端は高山君が殺害計画を立ててしまった事から始まったんだ。
その標的を先に必ず来る様に脅迫の呼び出しメモを使って脱衣所に呼び出したんだ。
高山君は保健室で器具やパックを大きなスポーツバッグに摘めてから脱衣所に向かったんだ。

Act.2
脱衣所にある人物…もとい今回の犯人を呼び出した高山くんはナイフで襲いかかったんだ。
だけどそれは失敗して、手に傷を負わせる程度しか出来ず返り討ちににあってしまったんだ。

Act.3
その事に焦った犯人は高山くんの用意したものを見るなり高山くん本来がやろうとしていたことを思いついたんだ。
それは血を抜いて軽くして運びやすくするという物だったんだ。
それをおこなった犯人は高山くんの死体に黒花さんの香水を着けてから大きなスポーツバッグにつめてスケートリンク場に持っていったんだ。
そしてあえてスケートリンク場に持っていったのは死体の死亡時刻を誤魔化す為でもあったんだろうね。

Act.4
スケートリンク場に高山くんの死体を持っていったら運よく人がいなかったんだ。
でも人がいなかったのは丁度お昼で僕らがご飯を食べていたからだろうね。
それで犯人は偽造工作をしたんだ。
カーリングで高山くんの頭を殴り、その後血液パックで血を着けて殴殺したように見せかけ、ヤカンに血液パックを隠したんだ。
だけどそれはモノクマファイルにちゃんとした死因が書かれていたため失敗に終わってしまったけどね。
使った血液パックがヤカンにあったのは、不自然に少ないそのパックが一緒にあれば怪しまれるからあえてヤカンにあったんだろうね。

Act.5
犯人は偽造工作を終えて、空の大きなスポーツバッグを持ってまた脱衣所に戻ったんだ。
それは脱衣所にある器具やら採取した血液パックを片付けるためだ。
それらを大きなスポーツバッグと共にロッカーの詰めて鍵を閉め、高山くんが呼び出しに使ったメモを破いてゴミ箱に捨て、ロッカーの鍵を片手にスケートリンク場に戻ったんだ。
だけど焦っているのもあったのか隠れるようにあったナイフに気がつかずに…
そしてまた再びスケートリンク場に戻った犯人はロッカーの鍵を高山くんのポケットに入れてから、スケートリンク場にをあとにしたんだ。


青竜「そうだよね。星月さん!!」

星月「お見事だよ。青竜君。」

モノクマ「では気を取り直して糖尿病…じゃなくて投票タイム行きまーす!!」


BET
星月 花


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「ヒャッホー!!大正解!!高山君を殺したクロは星月さんでした!!」


モノクマが正解を告げる。
黒花さんは泣きながら星月さんに問う。


「どうして…どうしてこんなことをしたのですか!!」

「ゴメンね。高山君が襲ってきたとき殺すつもりはなかったんだ。けど動機が私にとっては殺意を後押ししちゃったのかもしれないね…」


星月さんは涙を流しながらも笑顔で答える。
その時モノクマが思い出したかのように言い出す。


「そうそう!!皆は動機についてきになるよね?と言うことで発表します!!高山君の動機は『味覚障害』なんだよ!」

「「味覚障害?」」

「兄さんと黒鐘君が同じ知能しかないのか…(ハァ…」

「味覚障害とは味が分からなくなることだコン!!」

「コハクは物知りっスね。」

「一応これでも先生だコン!!」


モノクマは無視して話をする。


「高山君にとって味覚障害とはパティシエの道を断つような事でした。でも彼はそれを隠しました。何故なら彼にとってパティシエという職業が特別だったからです。もし世間に味覚障害であることがばれればパティシエには二度となれませんでしょう。そこで焦った彼は殺害という逃げ口に走ってしまったのでした!!」

「でもおかしいの?高山君のケーキは普通においしかったの。」

「それは高山君の才能だろうね!まあそれはどうでもいいとして、ついでに星月さんの動機も言うと、『人気になるために人を蹴落として来た』だよ。」


ボクは星月さんの動機が信じられなかった…
優しい彼女が蹴落としてトップになったなどと…
それにたいして黒花さんが答える。


「どうしてそんなことを…」

「笑っちゃうよね。こんなに汚い人だったんだもん。でも黒花さんなら分かるんじゃないかな?同じ芸能界にいる人同士。」


笑顔で答える彼女に対しモノクマが最後の時を言う。


「それでは時間も押してますし、オシオキ張り切っていきましょう!!」


星月さんが黒花さんに近づき香水を渡す。


「黒花さん。香水実はあのあと探してあったんだ。それを擦り付けるために使うなんてしたからきっとバチが当たったんだろうね。」


そしてモノクマがスイッチを押す。


星月「最後に私が犯人って見つけてくれてありがと!!」


そうして笑顔で答えた星月さんは首輪に掴まれて扉の奥へ引き込まれていった。