二次創作小説(映像)※倉庫ログ

chapter3 運命の枝の先にあるのは希望か絶望か? ( No.97 )
日時: 2014/07/29 12:27
名前: ソラ ◆zC0/fC22x6 (ID: hg1Gx/0a)

やぁ、またあったね。

え?ボク?ボクは語り部さ…

ねぇ?キミ達は七支刀シチシトウって知ってる?

あの剣は僕らの人生を表してるって言われてるんだよ。

無数に枝分かれした無限の未来…

そう、例えば幸せの未来だったり、悲しい未来だったり、壊れた未来だったり…

次から次へと出すほどキリの無い…

だけどそれは無限可能性を秘めている…

そして今彼らの目の前に立ちはだかるは、希望の未来?それとも絶望の未来なのかな?

おっと、長話をしてすまないね…

彼らの話に戻ろうか…

彼らの起きてしまった悲劇……いや非日常の話に…



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                    chapter3

              運命の枝の先にあるのは希望か絶望か?


                    〜非日常〜


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ボクはモノクマに言われて来た美術室…
そこには雲月君の悲惨な姿があった…


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ボクは悲鳴を上げた。
その声で黒鐘君とラビット君が


「お、おい!!青竜どうした!!……って、え?ウソだろ…」

「一体何事だ!!……これは…また起きてしまったのか…」

『ピンポンパンポーン♪死体が発見されました!!一定の自由時間のあと学級裁判をはっじめまーす!!』


アナウンスが流れて、しばらくすると続々皆が集まった所で、モノクマが出て来た。


「事件起きちゃったね!!また起きちゃったね!!本当にいいね!!いいね!!これで話とかネタも浮かんだら更にいいんだけどねぇ…」

「ちっとも良くないコン!!」


コハクがそんなセリフと共にモノクマに飛び蹴りを仕掛けながら出てきた。


「不意討ちとは卑怯な!!…なんてね☆時よ止まれ……そして時は動き出す…」


ひょいと避けたモノクマは指パッチンする。
するとコハクがゴロゴロと転がり出した。


「ギャァァァ!!何故か分からないけど身体中痛いコン!!」

「僕に歯向かうならスタンド位は所持してないとね……あ、そうそう出来立てホヤホヤのモノクマファイルお届けに参りました☆」


コハクが痛がってゴロゴロ転がってるのを無視して、モノクマは恒例のスイッチを押す。
何時ものごとく電子手帳から『ピピッ』と音がなって『モノクマファイルNo3』とアイコンが表示される。


「では皆さん、クロを頑張って見つけてね!!ではこれにてドロン!!」


モノクマは煙幕を張って消えた。
その後微妙な沈黙が流れたが…天月さんがそれをやぶる。


「と、とりあえずこれからどうするのさ?」

「捜査するしか…手は無い…」

「見張りはどうしますの?」

「オレが見張るッス。」

「私もハクと一緒に見張るのさ!!」

「あ、オレもオレも!!」

「では天月さんと三日月君と安定の宮下君が見張りだな。」

「検死は小河さんと店長に任せていいか?」

「構わないわ。」

「構わないよ月神君。」

「助かる。」

「あ、あの!!せ青竜さん!!ち、ちょっといいですか!!」

「籠鳥さんどうしたのさ?」

「あ、あの…せ、青竜さん…ど、どうして…こ、ここにいたんですか?」

「そいえば我輩達が来る前にすでにいたな…何でなんだ?青竜殿?」

「えっとそれは…モノクマが何かここに起きてるって言われて…」

「怪しいな…お前が殺ったんじゃないのか?」

「ち、違うよ!!ボクは本当に来たとき既に雲月さんは!!」

「フンどうかな?大方裏切り者だと雲月にばれて殺したか、それとも雲月が裏切り者という事が分かって殺したかじゃないのか?」

「本当に違うんだってば!!」

「星野君…決めつけるのはダメ絶対…」

「まぁいい…どうせ調べれば分かることだ。もし仮に裏切り者が死んでない場合があるから警戒した方がいいぞお前ら。」

そう言い残して星野君は捜査を始めた。


「だ、大丈夫です!!せ、青竜君は犯人なんかじゃありません!!さ、さっきの青竜君の言葉信じますよぉ!!」

「私達の知ってる限り青竜君はそんな人物には思えないッス!!信じるッス!!」

「我輩もお主なら信じてもよいと思える…」

「ほら元気出しなよ!!青竜君!!」

「み、皆…」

「青竜君が…犯人じゃないと証明する為にも…捜査する…」

そうして影月さんのその言葉とともにボクらは捜査を始めた。
犯人を見つけるため…そしてボクは信じてくれてる皆のために…