二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Chapter0 プロローグ ( No.11 )
- 日時: 2014/04/06 15:10
- 名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)
啄木鳥「ひ、ヒトが、ヒトを・・・殺す?」
モノクマ「ハイ!殴殺刺殺斬殺撲殺焼殺圧殺締殺呪殺…など殺し方は問いません。 『誰かを殺した生徒だけがここから出ることが出来る』それだけの簡単な ルールです。最悪で最凶な手段で最良な結果出せるよう、せいぜい努力し てください。」
俺は今にも怒りが爆発しそうだった。
これが嘘でした、って言ってほしかった。
だが、現実はそう甘くない。
『誰かを殺した生徒だけがここから出ることが出来る』
その言葉は学園長が言うことじゃない。俺は今にもこいつを殴りたいと思っていた。
龍園寺「なんで俺らが殺し合わなきゃいけねぇんだよ!?」
モノクマ「えー? だって、オマエラはいわば『世界の希望』なんだけどさ、その『希望』同士が殺し合う、『絶望的』シチュエーションなんて・・・ドキドキしてこない?」
綾波「するわけねぇだろ!!! さっきから聞いてれば変な事ばっかりいいやがって!!」
モノクマ「・・・ばっかり? ばっかりってなんだよ。 ばっかりって・・・ばっかりなんて言い草するなっての!ホントに物わかりの悪い連中 だ。何が帰してだ。同じ事を何度も何度も何度も何度も何度も・・・いいかい?これからは、この学園がオマエラの家であり世界なんだよ?殺し放題殺して殺させるから、殺して殺して殺して殺して殺しまくっちゃえっつーの!!」
モノクマは突然怒ったように言った。
???「・・・さっきから聞いてたらなに言ってんのさ?」
さっきまで黙っていた夕嵐が呟いた。
夕嵐「あのさぁ、なにペチャクチャとしゃべってんのさ?
・・・悪ふざけも大概にしろよな!!!」
どうやら夕嵐の怒りが爆発したようだ。
モノクマ「・・・悪ふざけ?なんのこと?」
夕嵐「しらばっくれてんじゃねぇよ!もう怒った!お前を殴り潰してやる!!!」
夕嵐はモノクマの頭を掴み持ち上げた。
モノクマ 「ぎゃー!! 学園長への暴力は校則違反だよー!?」
夕嵐「んな事知るかっ! ボコボコにされたくなかったら今すぐ俺らを」
ピコーン・・・ピコーン・・・
突然モノクマから機械音が聞こえた。
秋宵「危ない! 早く投げろ!!」
夕嵐「は?」
秋宵「いいから!!」
篝火「チッ、しょうがねぇな!俺に貸せ!」
篝火は夕嵐からモノクマを奪い、ボールのように遠くに投げた。すると・・・
ドカーン!!
モノクマが、爆発した・・・。
夕嵐「・・は!?」
夕嵐はその場で硬直していた。
奏鳴「ななな何ですか あれは!?」
霞桜「あれ!? なんでござるか!?」
数々の悲鳴があがっていく。秋宵と篝火がいなければ夕嵐は今頃あの爆弾の餌食になっていただろう。
雛月「と言うことは・・・あのヌイグルミは壊れたのでしょうか」
モノクマ「ヌイグルミじゃないよっモノクマだよ!!」
星野「まっ・・・また出た!?」
ぬっと同じ教壇から現れたモノクマは、さっきとさほど変わらないそっくりそのままだ。
夕嵐「お前・・・俺を殺そうとした・・・?」
モノクマ「当たり前じゃん。本気でに殺そうとしたんだもん。校則違反したのが悪いんでしょ?今のは特別に警報で許すけど、今後は気をつけてよね。校則違反をする子はおしりペンペンレベルの体罰じゃ済まないんだからね!!」
深淵「なぁ・・・もしかして他にも体罰があるのじゃ?」
モノクマ「はい!ここでは監視カメラが配置されています。そして、校則を破る者を発見した場合は、今みたいなグレートでエキサイキンな体罰を発動しちゃうからね!! うぷぷ。次からは外さないから、そうならないようにね。」
俺達は恐怖で立っていられるのが精一杯だった。