二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.15 )
- 日時: 2014/07/27 11:46
- 名前: レイナ (ID: t5qrQfWq)
開催式が終わった後、とりあえず食堂に行って話し合おうと言うことになった。移動する間、励まそうとする星野と天風以外は皆無言だった。
〈1階食堂〉
咲澄「これからどうなっちゃうんだろう・・・」
秋宵「・・・とりあえず校則を確認した方がいいだろう。アイツに殺されたくないしな。」
龍園寺「そうだな・・・」
俺はさっき貰った電子生徒手帳を起動させた。するとさっきと同じように『龍園寺 海斗』と文字が出た。端にあるメニューから校則の欄を選んだ。
1 生徒達はこの町の敷地内で共同生活を行いましょう。 共同生活の期限はありません。
2 夜10時から朝七時までを“夜時間”とします。 夜時間は立ち入り禁止の場所があるので注意しましょう。
3 熟睡はこの敷地内にある宿泊施設内でのみ可能になります。他の場所での故意の熟睡は居眠りとみなし罰します。
4 敷地内を探索するのは自由です。特に行動に制限は課せられません。
5 学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラ、鍵のかかった扉の破壊を禁じま す。
6 仲間の誰かを殺したクロは“卒業”となりますが、自分がクロだと他人に知られてはいけません。
7 なお、校則は順次増えていく可能性があります。
一通り見た後、俺は疑問に思ったことを話した。
龍園寺「なぁ、6つ目の校則……これどういう意味だ?」
咲澄「誰にも知られたらいけないって所?」
雛月「要するに、誰にもばれずに殺したら"卒業"ということでしょうか?」
奏鳴「そういう事、ですか・・・」
また空気が重くなる。
春夏秋冬「ま、まだ脱出口が無いとは決まった訳じゃねえだろ?だったら今から校内探索と出口探ししようぜ?」
天風「俺は賛成っすよ!」
リエル「僕も賛成です。皆で一緒にここから出ましょう!」
小鳥遊「フン,妾が凡人や愚民と同じ行動するのは御免だ。」
秋宵「・・・俺は一人で探索する。」
そう言って小鳥遊と秋宵はどこかに行ってしまった。
龍園寺「おい!……行ってしまったか・・・」
流星雨「とりあえず今いる人だけでもグループに別れて探索しない?」
篝火「そうだな!んじゃ、適当にじゃんけんとかで別れるか!」
そう言って決まったグループ分けは・・・
1.龍園寺・流星雨・咲澄・黒神
2.綾波・深淵・奏鳴・篝火
3.リエル・天風・雛月・啄木鳥
4.春夏秋冬・夕嵐・星野・霞桜
黒神「まぁいい感じに別れたじゃん!」
綾波「俺達元気系ばっかじゃねぇか・・・まぁ篝火ちゃんと奏鳴ちゃんがいるからいいけどな。」
啄木鳥「め、迷惑をかけないように頑張ります!」
霞桜「拙者も全力投球で頑張るでござる!」
春夏秋冬「それ、篝火みたいなのが言う台詞だからな?」
夕嵐「まぁ僕がこのチームに来たからには安心したまえ!」
星野「いや、アンタが一番不安なんだけど・・・」
龍園寺「よし、それじゃ今から一時間後に集合な。」
深淵「承知!それじゃワシらは一足先に出発じゃ!」タッタッタ……
春夏秋冬「俺っちたちも行くぞ!」タッタッタ……
深淵と春夏秋冬のチーム以外は先にいった。
リエル「僕たちはここで状況整理をするので、龍園寺さん達は行ってください。」
龍園寺「そうだな…じゃ、俺らも行きますか!」
三人「「「おー!」」」
こうして校内探索が始まった。
- Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.16 )
- 日時: 2014/03/22 19:42
- 名前: レイナ (ID: QcQewiLv)
この学園は西棟と中央、東棟に分かれているようだ。俺たちのグループは西棟を探索することにした。
龍園寺「そういえば、何で"超高校級の幸運"が二人もいるんだろうな?」
俺は前から気になっていたことを話した。
黒神「確か"超高校級の幸運"って一年に一人だけなんだっけ?」
流星雨「不思議だねぇ・・・」
咲澄「きっと"幸運"なことに抽選で二人選ばれたんじゃないかな?」
龍園寺「そうなのか……ん?」
俺はふと周りを見渡した。
咲澄「どうしたの?」
龍園寺「いや…西棟の造りが東棟や中央よりも結構新しいなと思ってな…」
西棟はまだ新しいらしく、傷が何一つない。それに比べて中央や東棟は傷がすこしついている。まるで突然中央と合体させたような…
流星雨「二人ともーこっちだよー!」
黒神「早くしないと置いていくわよ?」
龍園寺「あ、悪い!今行くわ!」
気のせいだろうな、と思いつつ俺と咲澄は二人に追い付いた。
<1階 カラオケ屋>
龍園寺「……カラオケ屋?」
学園の中に何故かカラオケ屋があった。
咲澄「わぁ!カラオケだ!」
流星雨「ここって一応学校だよねぇ?」
黒神「そんな細かいこと気にしないっつーの!ってこれ古いじゃん…」
咲澄「あ、でも千○桜はあるみたいだよ!」
龍園寺「それ古いのか微妙なところだな…」
ずっとここにいるわけにもいかないので俺たちは次の場所に向かった。
次は……ドアが二つあるようだ。
黒神「あ、これ女子と男子分かれてるみたいだね。咲澄、流星雨、こっち行くわよ。」
咲澄「あ、黒神さん待って〜!」
流星雨「ボ、ボクは男だからね!?」
龍園寺「まぁ俺たちも行くか。」
女子二人はピンクのドアから、龍流コンビは青のドアから入った。
中は更衣室らしく、ただロッカーや冷蔵庫(中にお茶やスポーツ飲料水)があるだけだった。
奥にドアがあったので更衣室を出てみた。
<1階 グラウンド>
龍園寺「室内グラウンドか…」
中はドーム状になっていて応援席や野球やサッカーのの電工掲示板が設置されていた。その下にある部屋に入ってみると既に女子二人がいた。
黒神「ここは部活とかで使う物品ばっかだねぇ…」
流星雨「バットにハードルにサッカーボールにテニスラケット…」
龍園寺「数えられないほどたくさんあるな……。」
咲澄「うーん、一通りはやったことあるかなぁ。」
三人「「「えっ!?」」」
咲澄「しょ、小学生や中学生のときだからね?」
龍園寺「咲澄って色々やってるんだな。」
咲澄「でも続かないんだよね…ソフトやサッカー陸上テニスバレーバスケ卓球剣道・・・」
龍園寺「す、すげぇな…」
咲澄は見た目帰宅部っぽい感じだが運動はそれなりにできるようだ。
龍園寺「さて、ここはこれぐらいでいいか?」
流星雨「結構時間たっちゃったねぇ。」
黒神「じゃあ急いで戻るわよ!」
咲澄「了解だよ!」
俺たちは食堂に戻ることにした。
- Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.17 )
- 日時: 2014/03/16 15:16
- 名前: レイナ (ID: U2xUI64X)
<1階 食堂>
俺達が食堂に着いたときには小鳥遊以外全員座っていた。
龍園寺「あれ、小鳥遊は?」
天風「一度食堂に戻ってきたっすけど『貴様らと同じ空気は吸いたくないのでな。』とか言ってどっか行っちゃったっすよ。」
リエル「ちゃんと食堂に戻ってきたことに驚きましたね。」
啄木鳥「完全に悪い人と言うわけではないですねぇ…」
龍園寺「そ、そうか…」
小鳥遊はツンデレキャラになりそうだな(笑)と思いつつ空いている席に座った。
春夏秋冬「よし、全員揃ったな…ではただいまから"第一回、校内探索報告会"を開催する!」
星野「うわぁ、堅苦しいわ…」
星野、そこは思っても口に出すな・・・
春夏秋冬「まずは俺っち達のグループから説明するぞ!」
星野「私達は東棟を探索したわ。」
霞桜「東棟には拙者達のネームプレートが着いた個室、焼却炉、ランドリーとか色々あったでござるよ!」
春夏秋冬「でも入れないところとかあったな…」
夕嵐「ここの食堂も東棟に入るみたいだね。まぁ朝昼晩の食事は僕に任せてくれたまえ!僕だったら皆の好みに合わせて何でも作れるからさ!シェフはこれぐらい当然のことなのさ!さらに僕だったら」ペラペラ
夕嵐、誰も聞いてないぞ…
篝火「といっても、食糧が尽きたらやべぇぞ…」
星野「あ、食べ物は毎日モノクマが仕入れてくれるんだって。」
霞桜「だったらキャビアとかトリュフとか食べ尽くすでござるよ♪」
龍園寺「それだけは止めとけ!!!」
いくら敵とはいえポケットマネー位は守ってやろう・・・だって人間だもの(多分)
春夏秋冬「あとは2階に続く階段があったぐらいだな。だけどシャッターで閉じてたから行けそうにないみてーだな。」
星野「あ、そういえばごみが増えると困るから皆のをまとめて捨てにいく係を作れって。そしてその当番の人が鍵を管理しろってモノクマに言われたわ。」
そう言って星野は焼却炉の鍵をテーブルに置いた。
龍園寺「当番か・・・めんどくせぇな・・・」
リエル「普通にジャンケンで決めた方がいいでしょう。」
星野「じゃ、そうしよっか。」
その結果・・・
流星雨「あ、僕が負けちゃったね。」
綾波「んじゃ、一週間よろしくな!」
流星雨「うん!僕頑張るよ!」
春夏秋冬「とりあえず俺っち達の報告は終わったな。」
深淵「次はワシらの番じゃ!」
- Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.18 )
- 日時: 2014/04/06 15:04
- 名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)
綾波「俺達は中央の所を探索したな。」
奏鳴「玄関ホールにある扉は頑張って開けようとしてもびくともしませんでした…」
篝火「俺達がさっき集まった体育館は中央のエリアみてーだな!」
深淵「確か…視聴覚室もあったぞ。あとは…教室と入れない部屋と2階に続く階段だけかのう…」
綾波「悪いが出口らしきものは全くなかったな。」
龍園寺「そうか…じゃあ次は俺達の番だな。」
俺はカラオケと室内グラウンドがあったことを報告した。
篝火「グラウンドか!?よっしゃ!腕がなるぜ!」
奏鳴「カラオケですか!?後で行ってみたいです!」
咲澄「まぁちょっと機種が古いみたいだけど使えるのかな…」
モノクマ「その心配はいりません!」
全員「!?」
どこからか突然モノクマが出てきた。
啄木鳥「ど、どこから出てきたんですか!?」
モノクマ「そんなのどーだっていいじゃん。あ、カラオケ室について説明するとね、朝の7時から夜10時間で使えます!ドリンクバーもあるからじゃんじゃん使っていいよー!」
流星雨「でもどうして機種が古いのかなぁ?」
星野「私全国採点ができるタイプがいいんだけど…新しいのつけられないの?」
モノクマ「うーん、それは無理だねぇ。ボクがそうしたくてもその会社自体が・・・」
咲澄「え?」
モノクマ「なんでもないよ!!!補足はそれだけだからね!」ダダダダ…
龍園寺「あっ、…行っちまったか…」
雛月「今のモノクマさんの言葉、少し気になりますわ・・・」
秋宵「……意外な所で有益な情報収穫できたな。」
龍園寺「まぁこれで俺達の調査は終わりだ。」
天風「じゃあ最後は俺らっすね。」
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.19 )
- 日時: 2014/04/06 15:02
- 名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)
天風「俺達は今の状況や流れをまとめてみたっす!」
リエル「皆さん頭がいいのでまとめるのが簡単でした。特に啄木鳥さんがすごいようです。」
啄木鳥「そ、そんなことないですよ・・・」
雛月「そうだ、皆さんに貴女のすごさを教えて差し上げた方がよいのでは?本当にすごいですわ。」
啄木鳥「そ、そうでしょうか??……では最初の方だけですよ?」
啄木鳥は一度眼鏡を直した。すると目付きが変わった。
啄木鳥「・・・7時18分25秒の時点でいたのは私のみ。
30分までに来たのは順番に深淵、霞桜、篝火、夕嵐、黒神、春夏秋冬、奏鳴、流星雨。
45分になるまでに来たのはリエル、小鳥遊、星野、綾波、秋宵、雛月、天風。
48分43秒にジャンケンで星野と綾波が残りの人を捜索。
56分51秒に龍園寺と咲澄を連れて全員揃った。
8時2分29秒になるまで自己紹介。直後にモノクマアナウンスが鳴る。………これぐらいでいいかい?」
龍園寺「え…」
啄木鳥「玄関ホールに来た順番と時間だよ。まぁ龍園寺は最後に来たからわからないと思うけど。」
綾波「き、啄木鳥ちゃんだよな?なんか雰囲気と口調変わってね?」
啄木鳥「ああ、これ?気にしなくていいよ。一時的なものだからね。もう終わったから元に戻るね。」
すると突然啄木鳥は倒れて隣にいた雛月に寄りかかった。
啄木鳥「・・・あ、雛月さんすみません!!!本当にすみません!!!」
雛月「いいわよこれくらい。お疲れさま。」
篝火「な、なんだったんだ今の!?」
啄木鳥は先ほどの態度からガラリと変わっていつものおどおどした状態に戻った。
リエル「彼女は恐らく"瞬間記憶能力者"だと思われます。」
霞桜「"瞬間記憶能力"?なんでござるか?」
雛月「瞬間記憶能力とは、一度見たちょっとしたものをいつまでも覚えていることですわ。彼女の場合は時間も覚えていられるみたい。」
天風「しかも三日間は覚えていられるみたいっすよ!」
咲澄「啄木鳥さんすっごーい!!!」
霞桜「啄木鳥氏は抜き打ちテストとかあってもノープログレムでござるね!」
星野(小鳥遊)「まぁ貴様らみたいな凡人にはほしい才能であろう?。」
霞桜「あ!今拙者の事バカにしたでござるね!?しかも声真似して言うなんて卑怯でござるよ!!!」
春夏秋冬「でも本人だったらそういいそうだなw」
霞桜「ウッキー!!!」
啄木鳥「わ、わわわ私みたいな人が堂々と目立ってしまってごめんなさい!!!」
龍園寺「おい!このままだとカオスになるだろ!本題に戻るぞ。」
このままだと大変なことになりそうなのでとりあえず止めておいた。
天風「じゃあ皆に質問っす。皆はどうやってこの学園に入ってきたっすか?」
天風が突然質問してきた。
龍園寺「俺は色々あって寝ちゃったな・・・」
咲澄「えっ、それ私も一緒だよ!」
龍園寺「えっ!?一緒って…?」
綾波「この玄関ホールに入った直後に、いきなり気を失っちまってさぁ…
そんで、気付いたら校内で寝てたっつー訳!オメーらもそうなんだろ?」
星野「でもそれって変だよ!ここにいる全員が揃って気を失うなんて……」
リエル「玄関ホールといい、窓の鉄板といい、異常ですね。」
雛月「あ、あの……」
天風「どうしたっすか?」
雛月「私、ここに入った時の記憶がないのですが・・・」
咲澄「えっ!?それ大丈夫なの!?」
雛月「心配要りませんわ。ですが、それ以前に今までの記憶がないのですわ…」
流星雨「それ大丈夫って言わないよね・・・」
雛月「ですから私は本当は留年経験があってとっくに二十歳なのかもしれませんわ………」
龍園寺&咲澄「「えっ!?」」
雛月「冗談ですわ」ニコッ
星野「こ、こんなときに冗談言わないでよ!?」
雛月「ウフフ、ですが覚えているのは自分の名前と才能だけ。親の顔や在籍していた高校の名前も思い出せませんわ・・・」
黒神「それマジでやばくね?」
雛月「はい、マジやばですわ。」
龍園寺「態度的に心配な所はないみたいだが・・・まぁ時間がたったら思い出すさ。」
雛月「そうだといいのですが…」
天風「まぁとりあえず皆状況は雛月さん以外一緒みたいっすね。」
奏鳴「出口が何処にもないってことは…モノクマさんの言ったことは本当でしょうか?」
流星雨「コロシアイなんてダメだよぉ!!!」
秋宵「・・・でもいつかは外に出たくてコロシアイする人が出てくるだろうな。」
咲澄「秋宵君!そんなこと言ったらダメだよ!」プンスコ
秋肖「あ、ごめん………」
啄木鳥「と、とりあえず解散しませんか?自分の個室見てみたいですし・・」
春夏秋冬「そうだな・・・ではこれで第一回 ・・・ナントカ会を終了する!」
龍園寺「お前今相当疲れてるだろ?」
とりあえず報告会は終わったので自室に向かうことにした。
<1階 龍園寺自室>
キーンコーンカーンコーン....
『希望ヶ峰学園学園長がお知らせします。オマエラ、夜10時なので、夜時間となります。 ドアが閉まる施設があるのでご注意ください。 ではではいい夢を。』
龍園寺「これから夜時間か…」
部屋には広いテーブル、ふかふかのベット、シャワー室もある。とりあえずシャワーを浴びようと思ったが・・・
龍園寺「ん?水がでない?」
どうしてだろうとテーブルの上にある紙をみると・・・
『1.この部屋は完全防音です。だから誰かが襲ってきても叫び声は聞こえません。
2.引き出しには男子には工具セット、女子には裁縫セットが置いてあります。人体急所マップがありますのでレッツコロシアイ!
3.シャワールームの水は夜時間の夜10時から朝7時までは出ません。時間を守って行動しましょう!』
龍園寺「・・・オワタ」
仕方がないので朝風呂しようと思い今日はとりあえず寝た。