二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.20 )
日時: 2014/04/06 15:00
名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)

<1階 龍園寺自室>

『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間ですよ〜!さぁて、今日も張り切っていきましょう!』


モノクマのアナウンスと共に目が覚めた。今までの事が夢だったらいいのにと期待していたが夢ではなかったようだ。


〜午前7時〜

龍園寺「・・・シャワーでも浴びるか。」


俺は朝風呂しようとシャワールームに入った。


龍園寺「昨日は色々ありすぎたな……」


俺は今までの事を思い出す。
教室で目を覚まし、玄関ホールで皆と出会い、動くぬいぐるみが出てきて突然『コロシアイをしろ』とか言われて・・・とにかく大変な一日だった。


龍園寺「ま、自分の私利私欲だけで人を殺したりする人なんかいねぇよな。」


一通り浴びた後、服を着てシャワー室を出た。


〜午前7時半〜

ピンポーン

龍園寺「ん?誰か来た?」


俺は急いで扉を開けた。すると……


天風「おはようっす!今元気っすか?」

龍園寺「あ、天風か。いったい朝早くからどうしたんだ?」

天風「春夏秋冬さんから伝言っすけど、8時に食堂に集まるようにとのことっす!」

龍園寺「了解、わざわざ伝えに来てくれてありがとうな。」

天風「いえいえ、じゃ、他のみんなにも伝えてくるっす!」タッタッタ……

龍園寺「頑張れよ〜」


俺は時間まで休むことにした。


〜午前7時50分〜

龍園寺「よし!そろそろ行くか!」

俺はのんびりと着替え部屋を出た。


<1階 食堂>

咲澄「あ!龍園寺君おはよう!」

龍園寺「おはようだな。………おっ、めっちゃうまそうだな!!!」


食堂のテーブルにはご飯は勿論、スクランブルエッグやハムがあり、さらに味噌汁やほかほかのロールパンなど美味しそうなものが沢山あった。

星野「ねーねー、この生活中は夕嵐が朝昼晩作ってくれるんだって!」

龍園寺「本当か!?」

夕嵐「君は僕の腕のすごさ分かってないだろうけど僕は三ツ星レストランのお店を経営していて料理を作ったり指導したりするのさ!まぁでも」ペラペラ


あんなうるさい奴でも彼は"超高校級のシェフ"なのだ。普段お目にかかれない料理とか作ったりするのだからすげぇな。


黒神「ところでさ、何で8時に私達をここに集めたのさ?」

春夏秋冬「まぁまぁ、それは食べながらでも話しますか。それじゃいただきます!」


全員「いただきます!」


夕嵐の作った料理は今まで食べた料理の中で一番美味しかった。篝火が何回もおかわりしていたな。………咲澄も篝火ほどではないが沢山食べていた。


春夏秋冬「まぁ、俺っちがこの時間に呼んだ理由は、毎日ここで朝食会を開こうと思ったから提案するために呼んだんだ。」

星野「朝食会?」


俺達は流星雨が淹れてくれたコーヒーを飲みながら話している。………うん、やっぱ砂糖は5杯はいれないとダメだな。


天風「そうっす!皆で一緒に食べて皆と仲良くすれば、疑心暗鬼になってコロシアイなんか起きないと思ったからっす!」

リエル「僕は賛成です!皆と食べながら話すって楽しいですよね!」

奏鳴「私も賛成です!一人で食べるってつまらないですよね………」


春夏秋冬「よし!それじゃ、毎日8時に食堂で朝食会決定だな!じゃあ俺っちは今からいない奴に言いに行ってくるな!」タッタッタ……


よく見ると秋宵と小鳥遊がいなかった。まぁあの二人はしょうがないだろう。


今日の朝食会が終わって俺は、ひとまず自室に戻った。

Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.21 )
日時: 2014/04/06 14:58
名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)

<1階 龍園寺自室>

「暇だな……よし!どっか出掛けるか!」

このまま部屋にいても暇なので自室を出ることにした。

〜移動中〜

「・・・ん?購買部?」


探索報告会の時には言われなかったが開いているようだ。……試しに入ってみるか。


<1階 購買部>

購買部に入るとガチャガチャがあった。


「・・・何でこんなところにガチャガチャ?」
「あ、気づきましたね。」
「わっ!!!」
「もう驚くことじゃないじゃん…」ショボーン


昨日のようにまたどこからかモノクマが出てきた。


「折角この “モノモノマシーン”について教えてあげようとしてるのにさ! 」
「 “モノモノマシーン”? 」
「そ、これはね、皆が喜ぶようなものを集めたガチャガチャなのです!あ、変なものは入ってないからね!これを動かすには専用のコインが必要だからね!今回は特別に100枚あげちゃうよ!是非回してみて!」


そう言われコインを一枚とる。……モノクマの顔が書いてあるな。
とりあえずガチャにいれてみた。そして出てきたのは……


『動くこけし』

……これ、なんて嫌がらせ?


「あ!いつの間にモノクマどっか行きやがった!!!」


変なものは入ってないとか言ってたくせにこんなものが出てしまった。
ちょっと気分がブルーになりながらも後二枚だけすることにした。


『金箔の模擬刀』
模擬刀の先制攻撃だb

『超技林』
あらゆるゲームの裏技が記された書物


うん、今回はまともなのが出てきたな。そろそろ出るか……
俺は購買部を出た。


〜移動中〜
「あ、龍園寺さんー!」手をブンブン
「おっ、天風か。どうした?」
「よかったら一緒に喋ったりしないっすか?」
「おう!ちょうど暇だったしな!いいぜ。」
「龍園寺さんを立派な鍛冶マスターにさせてみせるっす!」
「か、鍛冶マスター!?」


天風と鍛冶の素晴らしさについて喋った。


「あ、そうだ。さっきガチャでこれ出たんだがよかったらどうだ?」
〈『金箔の模擬刀』
「こ、こんな立派なもの貰っちゃっていいんっすか!?ありがたいっす!!!」

どうやら喜んでくれたようだ。


「そういえば、天風はどうして鍛冶職人になったんだ?」


俺は気になっていたことを聞いてみた。


「まぁ親の家系が昔から鍛冶職人だったみたいで跡継ぎみたいなものっす。」
「……嫌じゃなかったのか?」
「まぁ、一時期はやりたくないって思ったことがあったっすね・・・。でも自分の手で上手く作れたときは嬉しかったっす。だから俺は鍛冶は大好きっすよ♪」


鍛冶について話している天風はとても嬉しそうだった。

俺は天風と別れ、部屋に戻ることにした。


<1階 龍園寺自室>

「暇だな……よし!出掛けるか!」

俺は暇だったので外に出た。

〜移動中〜

「そういえば最近秋宵の顔見てないな・・・」


俺は秋宵に会いたいなと思い、秋宵の自室に行きチャイムを鳴らした。


ピンポーン……

しばらくすると秋宵が出てきた。


「・・・何?」
「いや……お前と過ごしたいと思ってな。どうだ?」
「・・・俺の話でよかったら………」


俺は秋宵の部屋でのんびりしながら過ごした。


「あ、そうだ。さっきガチャでこれ出たんだがよかったらどうだ?」
〈『超技林』

「え………くれるの?………ありがとう。」


どうやら喜んでくれたようだ。


「そういえば秋宵はニートなのにどうしてこの学園に来たんだ?」


ニートって家に引きこもったりしてるよな………?


「・・・俺の場合はさ、テストの成績が満点でしかも三学年の勉強も完璧だから学校にいく必要なくてただ形だけ在籍してるんだ。」
「すげぇなそれ!?・・・じゃあどうして尚更学園に?」
「・・・ひとつ上の先輩に不二咲先輩がいるの知ってるだろ?」
「不二咲・・・あぁ、78期生の先輩か。」
「・・・俺さ、その人に憧れてて会ってみたいと思ったんだ。……だからこの学園に来た。」
「そ、そうなのか……」

いつか秋宵がニート止めるきっかけになった不二咲先輩という方に俺も会ってみたいな。(え?ニートやめたら"超高校級のニート"じゃなくなる?細かいこと気にすんな!)


俺は秋宵の部屋を出て、部屋に戻ることにした。