二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.29 )
- 日時: 2014/03/22 23:49
- 名前: レイナ (ID: QcQewiLv)
<龍園寺side>
えーどうも。龍園寺 海斗です。ここは今俺の部屋であります。
現在午後10時、夜時間となっています。部屋には"超高校級の鍛冶職人"天風夜刀さんがいらしております。
彼は夜寝るのが恐いと言って俺のところに泊まりに来たのでした。回想終わり。
「龍園寺さん誰に向かって話してるっすか?」
「気にするな。状況説明だ。」
「?」
(昼頃はあんなことがあったってのによく俺と二人きりになれるよな……というか何を話せばいいか分からない・・・うーん・・・)
・天風は好きな人いる?
・ぶっちゃけお前セトじゃね?←
・『エターナルフレンド』っていつなったんだ?
「一発殴っていいっすか?」←模擬刀構えて
「それ殴るとは言わないぞ!」
「模擬刀の先制攻撃っす!」
「じょ、冗談だからな!!!」
「ならいいっすけど……」←模擬刀直し
あ、危なかった……天風は怒らせたら恐いタイプとみた・・・
・天風は好きな人いる?
・『エターナルフレンド』っていつなったんだ?←
「ん?急にどうしたっすか?」
「いや……俺みたいな普通の人と友達になるって…なんかあれだろ?」
「・・・」
天風はすげぇ才能を持った有名人だ。それに比べて俺は抽選で選ばれた一般人だ。そんな俺と天風が釣り合う訳がない。
「なーに言ってんすか。友達に上下なんてないっすよ!」
「そうか・・・?」
「それに友達ってのはいつの間になってるものっすよ♪」
「そ、そうなのか…………」
天風っていい奴だな………でも一瞬顔がひきつっていたのはどうしてだろうか?
・・・いや、嫌なことは誰だってある。聞かない方がいいだろうな。
・天風は好きな人いる?←
「・・・そういう龍園寺さんはどうなんすか?」ニヤニヤ
「・・・え?」
「とぼけないで欲しいっすよ、やっぱ咲澄さんっすよね♪」
「・・・はぁ!?」
俺はつい驚いてしまった。だって咲澄のことそんな風には思っ・・・いや、確かに可愛いとは思うけどさ。
「だって一番多く喋ってるのって咲澄さんっすよ?」
「・・・そういえばそうだな。」
初めて会ったときも、校内捜索したときも、今思ったら咲澄と結構しゃべっていたな・・・
「だから咲澄さんのこと好きって認めちゃっていいっすよ♪」ニヤニヤ
「いや、待て、俺は別に・・・」
「決めたっす!今日は洗いざらい全部話すっすよ!・・・今日は寝かさないっすよ?」
「その言葉ある意味危険だぞ!!!」
「とりあえず、覚悟するっすよぉ?」ニコォ
「・・・アポぉ」
天風が寝るまでずっと質問攻めされた・・・
<咲澄side>
「んで?どうして龍園寺のことが好きなの?」ニヤニヤ
「はうっ!?」
星野さんは単刀直入に質問してきた。
「あ、あのね!別にまだ好きって訳じゃないよ!!気になってるだけだし!」
「ふーん、まだってことはこれからなっちゃうの?」ニヤニヤ
「はううっ!?」
星野さんは私の図星をついてくるなぁ……
「もう、咲澄ちゃ・・・いや、玲奈は可愛いんだからもう!」
「ほ、星野さん?」
「チッチッチ,私のことはしたの名前で呼んでね?」
「あ、うん。花音ちゃん!」
「ようし!これで玲奈とは親友の関係になったわけ!」
「し、親友!?」
私は花音ちゃんとは友達になれたかなぁ?とは思っていたけど、親友になれたって嬉しいな。
「あ、話がそれたわね。それでどういう所が気になるの?」
「え、えーっと………わ、笑わないでね?」
「ええ。当たり前よ。」
「その、ね………
龍園寺君とはどこかで会ったことがあるような気がするの。」
「・・・」
一瞬の沈黙。やっぱ笑っちゃうかなぁ…
「そ、そそそそれって!玲奈にとっては運命の再会ってこと!?」
「え、ええっと……そうなの、かな?」
「それって滅多にないことじゃん!羨ましいわね!!!」
な、なんか花音ちゃんのテンションが結構上がってるな……
「あ、でも私の勘違いかもしれないよ?」
「そんなの気にしなくていいわよ!それでどうして会ったことがあると思ったの?」
「こ、今度こそ笑わないでね?」
「いいわよ。」
私は一呼吸置いて話始めた。
「これはね、私が前に見た夢なんだけど………
私が学校にいて、皆とと仲良くしゃべっているの。それで突然場所が屋上に変わって地上を見下ろしてたの。
・・・多分飛び降り自殺しようとしてたのかなぁ?」
「と、飛び降り自殺!?大丈夫なの!?」
「ゆ、夢のなかの話だよ!?
・・・それでね、皆が私を説得してたんだけど、つい脚を踏み外しちゃって落ちそうになったの。」
「そ、それで!?」
「確か………龍園寺君に雰囲気似てる人が全力で手を引っ張ってくれて、私は助かったの。」
「ほ、本当に夢なの?リアルすぎない?」
「うーん、私飛び降り自殺しようとしたことないんだけどなぁ?」
第一本当の事だったらそれはいつのことだろうか?全く分からない。
「ほぅ…そういうことか………じゃあ次はリアル龍園寺の気になるところについて話してもらうわよ!」
「えぇ!?これだけじゃあダメなの!?」
「私を誰だと思ってるの?というわけで全部話なさーい!」
「えェ…………」
私は花音ちゃんが寝るまで質問攻めにされた………
<龍園寺side>
「や、やっと寝たか………」
さっきまで「どう思ってるっすか!?」とテンション上がっていた。でも今じゃ疲れて寝ていた。
「さて……俺も寝ようかな。」
俺はベットの空いているスペースで寝た。その時には"動機"のことはすっかり忘れていた。
………この時何が起こっていたか、俺は全く知らなかった。