二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.30 )
日時: 2014/07/27 12:04
名前: レイナ (ID: t5qrQfWq)

<龍園寺自室>

『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!起床時間です よ〜!さぁて、今日も張り切っていきましょう!』


龍園寺「・・・もう朝か。」


昨日色々ありすぎて疲れたなぁ……動機が出されて、天風が泊まりに来て・・・天風?

ベットを見ても辺りを見渡しても天風がいない・・・俺は部屋中を探してみた。すると…


天風「Zzz・・・」


何故かドアの前で寝ていた・・・。


龍園寺(いくらなんでも寝相悪すぎだろ・・・)


とりあえず、天風を起こすことにした。


龍園寺「おーい、起きろー。」

天風「・・・あ、おはようございました………」


天風、いつもの口調忘れてるぞ………



龍園寺「まぁおはようだな。顔洗って食堂にいくぞー」

天風「りょ・・・了解っす・・・」



俺は天風が目覚めるのを待って一緒に食堂に向かった。


〜午前7時20分頃〜
<龍園寺自室前>

星野「あ、龍園寺と天風だ!おはよう!」

咲澄「お・・・おはよう!」

天風「おはようっす!」

龍園寺「お…おはようだな。」



部屋を出ると星野と咲澄がいた。
・・・昨日の今日だから咲澄と顔会わせるのがちょっと気まずい・・・

というかどうして咲澄も気まずそうにしてるんだ・・・

天風「・・・」ニヤニヤ

星野「・・・」ニヤニヤ


あと、天風はまだしもどうして星野がにやけてるんだ・・・


龍園寺「と、とりあえず食堂にでも向かうか。」


俺がそう言った途端・・・




???「きゃぁぁぁあああああああ!!!!」



咲澄「えっ!?今のって・・・」

龍園寺「食堂から聞こえたぞ!!!」

天風「何かあったんすかね!?」

星野「それを今から確かめにいくんでしょ!」

龍園寺「とにかく行くぞ!」


俺達は急いで食堂に向かった。



<食堂>

篝火「・・・」ブルブル

龍園寺「篝火!?大丈夫か!?」

咲澄「さっきの悲鳴って、篝火さん?」

星野「一体何があったの!?」

篝火「そ・・・そこ・・・」


そう言って篝火は厨房の方を指した。
・・・そこに何かあるのか?


龍園寺「分かった!俺が見てくる!」

天風「あ、俺も行くっす!二人は篝火さんを任せるっす!」

咲澄「分かったよ!」


俺と天風は厨房に向かった。
その時、とても嫌な予感がした。

<厨房>

厨房に入ると、血生臭い臭いがした。


天風「こ、ここに何が・・・」

龍園寺「落ち着け。慎重に行くぞ・・・」


俺と天風は足元に気を付けながら厨房を進んでいった。



すると・・・


そこには・・・











頭から血を流して倒れている"超高校級のファッションモデル"黒神 あすかがいた。



龍園寺「・・・え」

天風「う、うわぁぁぁぁぁ!!!」


俺は全く声を出すことができなかった、
どうして、黒神が倒れているんだ?


ピーンポーンパーンポーン...
『死体が発見されました!! 一定の自由時間の後学級裁判を行います!!』




龍園寺「学級裁判?そんなことよりっ・・・!!!」


咲澄「龍園寺君!天風君!どうしたの!?」

龍園寺「咲澄!こっち来るな!!!」


俺は全力で止めた。だけど、すでに遅かった。


咲澄「えっ!?く、黒神さん!?ね、ねぇ!一体どうしちゃったの!?」

龍園寺「分からない・・・一体、誰がこんなことを・・・」


『えー、オマエラ、至急体育館にお集まりください!!!遅刻したらただじゃおかないよ?』


龍園寺「くそっ!こんなときに限って・・・」

咲澄「龍園寺君…今はモノクマに従うしかないよ。」

龍園寺「そ、そうだな。天風、大丈夫か?」

天風「だ、大丈夫じゃないっす・・・」


どうやら立てそうにないようだ。


龍園寺「しょうがねぇ、俺が運んでやる!」

天風「も、申し訳ないっす・・・」



俺達は急いで体育館に向かった。
・・・俺はこの後何が行われるか全く予想できなかった。

Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.31 )
日時: 2014/04/06 14:41
名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)

<体育館>

体育館に着くとすでに全員揃っていた。
・・・厨房で倒れていた黒神を除いて。


モノクマ「うぷぷ、皆集まった?では今から『学級裁判』について説明します!」

龍園寺「学級裁判?」

モノクマ「そう!以前『誰かを殺した者だけが卒業できる』という点は説明した通りですが・・・
その際に、守っていただかなければならない約束があったよね?」

雛月「校則の6条目のことですわね・・・
自分が殺人を犯したクロだと、他の生徒に知られてはならない……
その点を言っておられるのでしょう?」


モノクマ「そう、他の生徒に知られないように殺さなければならないの!
で、その条件がクリア出来ているかどうか査定する為のシステム・・・
それが『学級裁判』です!」

小鳥遊「ところで、その『学級裁判』とはなんだ?」


モノクマ「学級裁判は、事件が起きた数時間後に開催されます!
今回の場合は『黒神さんを殺したクロは誰か?』をオマエラに議論してもらいます。
その結果は、学級裁判の最後に行われる"投票"により決定されます。」

リエル「投票・・・ですか?」


モノクマ「つまり、外の世界で言う裁判員制度ってヤツだよ。犯人を決めるのはオマエラって訳。
そこでオマエラが導き出した答えが正解だった場合、秩序を乱したクロだけが"おしおき"されますので、他のメンバーは共同生活を続けてください。
ただし…もし間違った人をクロとしてしまった場合は・・・
罪を逃れたクロだけは生き残り、残ったシロ全員が"おしおき"されます!」

啄木鳥「あの………その何度も言ってる"おしおき"とはなんでしょうか?」

モノクマ「オシオキってのはね・・・『処刑』だよ。 『ショケイ』。」

星野「しょ・・・処刑っ!?」

モノクマ「そう。例えばケーキに埋もれて圧迫死したり、飛行機での着陸失敗だとか色々あるからね!」



想像しただけで気持ち悪くなった。
俺の場合はどうなってしまうのだろうか・・・


モノクマ「あ、そうそう!オマエラにこれを配っておかないとね!これはボクがまとめた死体に関するファイル。
その名も……
……ザ・モノクマファイル!!」


モノクマが突然そう言うと、電子生徒手帳がピピッと音が鳴った。
中を確かめると言弾コトダマの欄に『ザ・モノクマファイル』が追加されていた。


モノクマ「それじゃ、頑張ってねー!」


モノクマは去っていった。


龍園寺「・・・これを便りに捜査しろってことか。」

星野「とりあえず、証拠隠滅されないように見張り役つけた方がいいと思うわ。」

啄木鳥「あ、あの・・・多少でしたら私検死できます。」

秋宵「・・・俺も少しは。」


啄木鳥はまだしも秋宵もできるのか・・・すげぇなニート・・・



龍園寺「とりあえず、捜査するか。」

咲澄「そうだね・・・とりあえず、黒神さんの状態を確認しないとね。」

龍園寺「そうだな。」


俺と咲澄は一度厨房に戻ることにした。