二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.32 )
- 日時: 2014/04/06 14:39
- 名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)
龍園寺「自由時間っていってもどれぐらい時間があるか分からねぇな・・・」
咲澄「ここは固まらずにバラバラで捜査した方がいいかもね。」
龍園寺「そうするか・・・じゃ俺は現場を調べるから、咲澄は証言やアリバイを頼んだ。」
咲澄「了解だよ!」
こうして俺と咲澄の捜査が始まった。
〜龍園寺side〜
<厨房>
黒神あすかの状態
・冷蔵庫付近でうつ伏せに倒れている
・少し離れた所に血だまりがある
・右の手元には『リュウセイウ』と血文字が書かれている
【ダイイングメッセージ】
『リュウセイウ』と書かれているがそれを書く時間があったのだろうか?
龍園寺(まずはさっきモノクマから貰ったモノクマファイルでも確認するか・・・)
【モノクマファイル1】
『被害者は超高校級のファッションモデル、黒神あすか。
死体が発見されたのは、食堂にある厨房。
死亡時刻は午後9時30分〜午前7時30分頃。
死因は殴殺で、頭部に何かで殴られた痕がある。
何らかの薬品を服用した形跡はなし。 』
秋宵「・・・龍園寺。」
龍園寺「おっ、秋宵か。何か分かったか?」
秋宵「・・・まず、右側の頭部に殴られた痕がある。だけどそこまで出血はしていない。それに、それ以外の傷は全くなかった。」
【秋宵の検死結果】
黒神の右頭部に殴られた痕がある。だがそこまで出血量はないようだ。
打撃痕以外にみられる怪我はなかった。
龍園寺(じゃああの血だまりはなんだ・・・?)
秋宵「・・・あと右手首が骨折している。恐らく抵抗した可能性あり。」
龍園寺「そ、そうなのか・・・」
【右手首の骨折】
右手首だけ骨折している。恐らく抵抗した際に骨折したと思われる。
秋宵「・・・最後に黒神のポケットからメモが見つかった。」
龍園寺「呼び出しメモか?」
【呼び出しメモ】
『今日21時30分に厨房に来てほしい。大事な話がある。』
今日ってことは……昨日には呼び出されてったってことか・・・
秋宵「・・・俺からはここまで。他の捜査は頼んだ。」
龍園寺「おう!………ありがとな。」
俺は秋宵に礼を言って現場付近を調べることにした。
龍園寺(といっても凶器って一体なんなんだ……うん?)
足元をよく見ると不自然におかれているバットを見つけた。
・・・血がついてる?
【血のついたバット】
不自然に置かれているバット。今回の犯行の凶器と思われる。
霞桜「龍園寺どのぉぉぉぉ!!!!」
龍園寺「ちょ、霞桜!ここで騒ぐな!!!」
包丁ケース辺りを調べてた霞桜が突然俺に話しかけた。
霞桜「拙者大発見したでござる!なんとなんと、一つだけ向きの違う包丁から洗い残しと思われる血痕があったのでござるよ!」
龍園寺「え、包丁に血が?」
【厨房の包丁】
一つだけ向きが違う。しかも血痕が発見された。黒神の死因は殴殺のはずだが?
霞桜「拙者お手柄、でござる!!!」ドヤッ
龍園寺「そ、そうだな、じゃあここは危ないから食堂で待機してくれ。」
霞桜「了解でござる!」シュババッ……
疾風のごとくに去っていったな・・・
さて、俺も皆の証言でも聞きにいくか。
俺は厨房から外に出た。
<食堂>
食堂に着くと数人が待機していた。
龍園寺「皆は捜査しないのか?」
篝火「お、オレは第一発見者として疑われてるみてーだから捜査したらダメだって言われちまったぜ・・・」
リエル「僕は仲間だった人とはいえ死体を見るのが怖いです・・・」
綾波「まぁ俺はバカだから捜査とか出来る訳ないっしょ。」
霞桜「拙者はちゃんとしたでござるよ?」
龍園寺「そうか・・・うん?皆、その怪我どうしたんだ?」
篝火の右膝、リエルの指、綾波の右腕には包帯や絆創膏が巻かれていた。
篝火「オレはランニング中にこけちまって足擦りむいた…」
リエル「僕はダーツの手入れをしているときにグサッと怪我してしまいました……」
綾波「俺はスケボーやってたら転けちまった。気にすんな気にすんな。」ヘヘッ
龍園寺「そ、そうか・・・」
まだ捜査する時間があるようなので俺はグラウンドを調べにいくことにした。
<グラウンド>
俺はバットが置かれているであろう道具準備室に向かった。
春夏秋冬「おっ、龍園寺っちじゃん!」
龍園寺「おう、春夏秋冬。なんか手がかり見つけたか?」
春夏秋冬「手がかり・・・あ、ここにおいてあるバットが一本だけ無くなってること位だな。」
龍園寺「そうか・・・ありがとな。」
やはりバットは一本だけ無くなってたか・・・
コトダマ更新!
【血のついたバット】
不自然に置かれているバット。元々は道具準備室にあった。今回の犯行の凶器と思われる。
キーンコーンカーンコーン・・・
『オマエラ、そろそろお時間ですよー。準備できたかな? それじゃあ中央エリアの赤い扉の中でお集まりください!』
龍園寺「もう時間かよっ!?」
春夏秋冬「早いな・・・とりあえず行くしかねぇだろうな。」
龍園寺「とにかく行くしかねぇだろうな・・・」
俺はすぐに中央エリアに向かった。
・・・咲澄、後はお前に任せた。
- Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.33 )
- 日時: 2014/03/27 18:44
- 名前: レイナ (ID: nlsJQUXH)
〜咲澄side〜
<食堂>
まず私は第一発見者の篝火さんに話を聞くことにした。
篝火「オレは……朝6時位に起きてグラウンドでランニング10周、素振り1000本をしてたんだ。」
咲澄「そんなに!?………そんなことより、その後は?」
篝火「確か10分位女子更衣室で休んだぜ。その後に小腹がすいたなーって思って厨房までまで行ったら・・・」
咲澄「黒神さんの死体があったんだね。これまでの行動を証言できる人は?」
篝火「・・・誰もいない。」
咲澄「そっか・・・ありがとうね。」
証人がいないってことは彼女が嘘をついているという可能性も無くはない。
・・・なんか手がかりないかなぁ……
モノクマ「あ!そうそう!言い忘れていたことがあるよ!」
咲澄「わっ!?モノクマ!?」
いつものようにどこからかモノクマが現れた。
・・・いつも驚いちゃうな。
モノクマ「死体発見アナウンスについて説明するの忘れてたね。」
咲澄「死体発見アナウンス?」
モノクマ「そう。 死体発見アナウンスは『死体を3人以上の人間が見た時』放送されます!」
三人以上か・・・
モノクマ「出血大サービスにもう一つ教えてあげるよ。死体発見アナウンスには『クロは含まれません』。以上!それじゃ、頑張ってね〜」
モノクマはまたどっかに消えた。でもこれで篝火さんと龍園寺君、天風君はクロじゃないってことかな?
【死体発見アナウンス】
死体をクロ以外の三人以上が目撃すると発生する。今回は篝火、龍園寺、天風が対象。
次は検死を行っている二人の話を聞くことにした。
<厨房>
咲澄「秋肖君、啄木鳥さん、昨日の9時頃から朝まで何してたか教えてくれる?」
秋肖「・・・俺はずっと部屋に籠ってた。だから俺にはアリバイがない。」
啄木鳥「わ、私は9時頃は校舎をウロウロ回っていましたぁ………目撃情報は・・・ちょっと待ってください。」
啄木鳥さんは前回のように眼鏡をかけ直した。
啄木鳥「……20時13分32秒咲澄の部屋に入る星野を目撃。
20時32分95秒龍園寺の部屋に入る天風を目撃。
20時53分49秒カラオケで霞桜とリエルを目撃。
21時2分58秒グラウンドで篝火と深淵を目撃。
21時4分2秒ランドリーに洗濯しに行く綾波を目撃。
21時15分ちょうど食堂で黒神を目撃。ここまでだね。」
【啄木鳥の証言】
上記参照
咲澄「分かった。ありがとうね!」
啄木鳥「あ、そうそう、検死で分かったことなんだけど、どうやら黒神は直径が6〜7cm程度のもので殴られたと思う。」
【啄木鳥の検死結果】
黒神は直径6〜7cm位のもので殴られたと思われる。
秋肖「・・・あ、咲澄、皆のアリバイ聞きに行ってるなら流星雨のアリバイを詳しく聞いてほしい。」
咲澄「え、どうして流星雨君?」
啄木鳥「黒神がダイイングメッセージで『リュウセイウ』と書いている。フェイクの可能性もあるけど念のため頼んだ。」
咲澄「了解だよ!」
私は急いで流星雨君を探しにいった。
<体育館前>
咲澄「あ、流星雨くーん!」
流星雨「………咲澄さん?」
咲澄「あのね、午後10時から朝7時位までどこで何してたかな?」
流星雨「ボ、ボク!?そ、その………」
流星雨君が何故か戸惑っている。もしかして・・・
奏鳴「葉沙は昨日ずっと私の部屋で一緒にいたから犯行なんて出来ないですよ!」
流星雨「ちょ、初音ちゃん!?」
突然体育館の中からヒョコッと奏鳴さんが出てきた。
奏鳴「葉沙はね!昨日8時に「怖いよぉ…」とか言って布団かぶりながら涙目で私の部屋に来たんですよ!それに葉沙は身長が小さくて女顔で可愛くてねそれでね」ペラペラ
流星雨「は、初音ちゃん!その事言わないでよぅ………」シクシク
まぁ簡潔に言うと奏鳴さんと流星雨君にはアリバイがあるということだ。
【奏鳴の証言】
昨日20時頃から午前7時まで流星雨はずっと奏鳴の部屋にいた。
キーンコーンカーンコーン・・・
『オマエラ、そろそろお時間ですよー。準備できたかな?それじゃあ中央エリアの赤い扉の中でお集まりください!』
咲澄「もう時間なの!?」
流星雨「だ、大丈夫………かなぁ?」
奏鳴「大丈夫!すぐ終わるって!」
私達は急いで中央エリアに向かった。
・・・龍園寺君、大丈夫かな?