二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Chapter1ゼツボウプロジェクト ( No.36 )
- 日時: 2014/04/06 14:35
- 名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)
<学級裁判 開廷>
モノクマ 「まず、学級裁判の簡単な説明から始めましょう。
学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます。正しいクロを指摘した場合は、クロだけがオシオキ。
ただし、間違った人物をクロとしてしまった場合は、クロ以外の全員がオシオキされ、みんなを欺いたクロだけが、卒業することができます。」
龍園寺「本当に…犯人はこの中にいるんだな?」
モノクマ「はい!ボクは監視カメラでちゃんと見ているので間違いありません!!!」
奏鳴「あの……一つ聞いていいですか?」
奏鳴は黒神の顔写真に×印が付けられたものを指さした。
奏鳴「あれって、一体なんですか?」
モノクマ「あーそれ? 死んだからって仲間はずれにしたら可哀想でしょ? 友情は生死を飛び越えるのです!!」
小鳥遊「フン、どうでもいい。さっさと始めるぞ。」
小鳥遊の言葉を合図にクロを見つけるための裁判が始まった。
深淵「断言する!殺されたのは黒神あすかじゃ!!!」
天風「そんなの見たら分かるっす……」
星野「犯行現場は1階の厨房だったわよね?」
流星雨「きっと黒神さんは食堂に来たところをいきなり襲われて……【抵抗する間もなく】殺されちゃったんだね………」
龍園寺(あれ?流星雨が言ってることは俺の持ってる情報と一致しないぞ?ここは積極的に発言するか!)
龍園寺「それは違うぞ!!!」
【抵抗する間もなく】<【右手首の骨折】
流星雨「い、いきなり大きな声だしてどうしたの!?」
龍園寺「流星雨、違うんだ。黒神はちゃんと抵抗したぞ。」
流星雨「えっ!?どうしてそんなことがわかるのぉ?」
龍園寺「黒神の右手首を見てみろ。おそらく黒神はいきなり襲われた所を右腕でガードしたせいで骨折したんだろう。」
雛月「よく見ますと、右手首だけ青くなっていますわね。」
リエル「そういえばどうして黒神さんは厨房で殺されたのでしょうか?」
霞桜「きっと黒神氏が【厨房に偶然来た】からと思うのでござる!」
龍園寺「それは違うぞ!!!」
【厨房に偶然来た】<【呼び出しメモ】
龍園寺「いや、黒神が偶然厨房に来たとは思えない。」
霞桜「どうしてでござるか?」
龍園寺「この紙を見てくれ。」
『今日21時30分に厨房に来てほしい。大事な話がある。』
霞桜「もしかして、黒神氏が持っていたものでござるか?」
龍園寺「あぁ、ポケットに綺麗に入っていたんだ。きっと黒神はこのメモに書いてある21時30分に殺された可能性が……」
夕嵐「その推理はナンセンスなのさっ!!!」
〜反論ショーダウン 夕嵐〜
夕嵐「犯行の時間が昨日とは限らないのさっ!!!」
龍園寺「ど、どうしてだ?まるで意味がわからんぞ!」
咲澄(私なら……夕嵐君の反論を論破出来るかもしれない!!!)
咲澄「その反論、私がもらい受けます!」
『反論ショーダウン開始!』
夕嵐「そのメモには 21時30分と書かれている みたいだけど」
夕嵐「そのメモは本当に / 黒神がずっと持ってた / ものなのかい?」
咲澄「夕嵐君が言いたいのはこのメモは偽物って言うこと?」
夕嵐「そうなのさ! / だから僕はある可能性を / 出してみるのさ!」
夕嵐「第一発見者の篝火なら / メモを偽造して / 【犯行をすることが可能】なのさっ!」
【犯行をすることが可能】<【死体発見アナウンス】
咲澄「その言葉、斬らせていただきます!」
『BREAK!!!』
咲澄「夕嵐君、さっき私モノクマに説明されたんだけどね、朝最初に鳴ったアナウンスは三人以上の目撃で鳴るみたいなの。」
夕嵐「それがどうしたって言うのさ?」
咲澄「えっとね……その三人の目撃者の中には"クロは含まれない"みたいなの。」
篝火「じ、じゃあオレは犯人じゃないって証明されたってことか!?」
咲澄「うん、だから少なくとも篝火さん、龍園寺君、天風君はクロじゃないってことだよ。」
篝火「よ……よかったぁ……」
春夏秋冬「でも犯人が誰か全く検討もつかねぇぞ?」
秋宵「………とりあえず可能性の高いやつを抽出していった方がいいだろう。」
綾波「チューシュツ?なんだそれ?」
霞桜「綾波殿分からないのでござるか? 液体または固体の中から特定の物質を溶媒に溶かして取り出すことでござるよ。 」
綾波「よ、ヨウバイ?俺中学の時ずっとハワイ行ってたから科学は分からねぇや……」
霞桜「ふっふーん!私よりもバカな人がいたのでござるね!」
リエル「あの、そっちの意味ではなくて、多くの中からある特定のものを抜き出すことの意味だと思うのですが…… 」
天風「二人とも外人に負けてるっすね………」
モノクマ「おーい、話脱線しないで議論を続けてください!」
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.37 )
- 日時: 2014/04/06 14:21
- 名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)
綾波「てかさ、犯人は流星雨じゃないのか?」
流星雨「えっ、ど、どうして!?」
綾波「そりゃあ【黒神が証拠残してくれた】からに決まってんだろ?」
龍園寺(綾波はあれの事を言ってるのか……?)
証拠提出
【黒神が証拠残してくれた】>【ダイイングメッセージ】
龍園寺「もしかして、ダイイングメッセージの事を言ってるのか?」
綾波「そう!その……」
春夏秋冬「シャイニングメッセージ?」
綾波「そう、それだ!!!」
星野「違うわよ、ダイナマイトメッセージよ。」
リエル「ば、爆発する伝言!?」
龍園寺「お前らツッコミが追い付かねぇからボケるの止めろ!!」
春夏秋冬がボケに入っているのでツッコミができるのが俺しかいないのはきつい……
綾波「まぁ話に戻るけどよ……そこには『リュウセイウ』って書かれてたんだろ?じゃあ犯人はオメーで決まりだ!!」
流星雨「ち、違う……ボクは【厨房になんか行ってない】よぉ!!!」
咲澄「それに賛成だよ!!!」
【厨房になんか行ってない】>【奏鳴の証言】
咲澄「綾波君、悪いけど流星雨君が犯人の可能性はないと思うよ?」
綾波「咲澄ちゃん、どうしてだ?」
咲澄「ちゃんと証人がいるんだよ、ね?奏鳴さん。」
奏鳴「えっ、私ですか?」
咲澄「うん、昨日は今日の朝まで流星雨君とずっと部屋にいたんだよね?」
奏鳴「はい!昨日は葉沙が夜眠れないとか涙目で私に言ってきたのがちょー可愛くって!!!それで一緒にお泊まりしちゃいましたー!」
龍園寺「ま、まさか一緒に寝てたのか?」
夕嵐「こ、このド腐れ不健全ヤローがぁ!!!」
いつもヘタレな夕嵐くんは今日はご立腹のようでーす
流星雨「あ、あの……その///」
咲澄「と、とりあえず、昨日は二人でずっと部屋にいたみたいだから犯行は不可能なんだよっ?」
深淵「じゃあ『リュウセイウ』って書かれた血文字は結局なんなのじゃ?」
龍園寺(あれ、そう言うのって何て言うんだっけ………)
『閃きアナグラム』
ぎ??こう?く→ぎぞうこうさく
龍園寺「そうか分かったぞ!」
龍園寺「恐らく犯人が流星雨に罪を擦り付けようと偽造工作をしたんじゃないか?」
小鳥遊「なるほど、ま、これ位は分かって当然であろう。」
啄木鳥「み、ミステリー小説では当たり前……です。」
リエル「えっと…次は凶器の話でもしませんか?」
秋宵「………その方がいいだろうな。」
春夏秋冬「モノクマファイルによると……黒神は殴殺って書いてあるみたいだぜ?」
深淵「ということは【工具セットのハンマー】でも使ったかも知れんのぅ……」
龍園寺&咲澄(あ、これは……論破できそうだな(ね))
龍園寺「それは違うぞ!!!」咲澄「それは違うよっ!!!」
『コトダマリンク』
【血のついたバット】+【啄木鳥の検死結果】
=【黒神の頭部の怪我】
黒神の頭部に直径6-7cmほどの現場に落ちてあったバットで殴られた痕がある。
龍園寺「うぉっ!?咲澄も論破できる言霊あったのか!?」
咲澄「う、うん。さっき啄木鳥ちゃんに聞いたことなんだけどね。」
小鳥遊「フン、そこらの愚民どもは馬鹿のように息が合っているな。」
咲澄「うぅ……え、えっとね、啄木鳥ちゃんの検死結果によると直径が6-7cm程度のもので殴られたみたいなの。」
龍園寺「俺の持っている情報は……現場に血のついたバットがあったことだな。」
星野「げ、現場に凶器残しておくなんて………」
霞桜「きっと犯人はドジッ子さんでござるね☆」キラーン
天風「あのーひとつ質問していいっすか?」
雛月「だが断る、ですわ。」
天風「ひ、ひどいっすよぉ〜涙」
雛月「うふふ、冗談ですわ。話してくださる?」
龍園寺(こんな時に冗談言うなよ……)
天風「あのー現場の血って黒神さんの頭部から流れたものっすか?」
秋宵「………どういうことだ?」
天風「俺が思うには【現場の血は黒神さんのと思えない】っすよ。」
龍園寺「それに賛成だ!!!」
【現場の血は黒神さんのと思えない】>【秋宵の検死結果】
龍園寺「俺もあの血は黒神の頭部の怪我から流れたものではないと思うぞ。」
咲澄「えっ、何でかな?」
龍園寺「秋宵、さっきの黒神の検死結果について教えてくれ。」
秋宵「………分かった………黒神は確かに右頭部を殴られて死んだと考えられるが………そこまで出血量はないようだ。」
奏鳴「じゃああの血は一体誰のですか?」
龍園寺「それは恐らく・・・」
・夕嵐の血液←
・犯人の血液
・黒神の血液
龍園寺(あ、間違えた。)
夕嵐「りゅ、龍園寺!?キミは僕にうらみでもあるのか!?」
龍園寺「いや、今のは選択肢を間違えt」
綾波「そしたら夕嵐が犯人でよくね?」
星野「さんせーい!!!」
夕嵐「ち、ちょっとぉ!?僕は無実なのさ!!!」
リエル「どうして……殺したんですか?」
夕嵐「僕は全く殺ってないのさ!!!第一どうしてそうなったのさ!!!」
モノクマ「はい!タイムアップです!」
夕嵐「・・・はぁ!?タイムアップ!?」
雛月「どういうことですか!?」
モノクマ「オマエラ、そろそろネタ切れなんじゃない?
それじゃお手元のボタンを押してください!果たして、クロとなるのは誰か?それは正解なのか!?」
夕嵐「ま、待ってくれぇぇぇ!!!」
龍園寺(うん、この選択肢はダメだな。)
咲澄「龍園寺君どうしたの?」
龍園寺「あ、悪い。……この血は恐らく……」
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.38 )
- 日時: 2014/04/06 14:19
- 名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)
・黒神の血液
・犯人の血液←
龍園寺「恐らく犯人の血だな。」
咲澄「ということは…黒神さんが犯人を傷つけたってことだね」
星野「その推理、ちょーーっと待った!!」
〜反論ショーダウン 星野〜
星野「犯人が傷ついた?そんなのじゃ納得できないわ!!!」
咲澄「わ、私は納得したんだけどね…」
龍園寺しょうがねぇ……その反論、俺がもらい受ける!!」
『反論ショーダウン開始!』
星野「確かに / 頭部の怪我だけだったら / 納得できるわ。」
星野「でも黒神ちゃんが / どこが怪我をして血を流した / 可能性があるわ!」
龍園寺「いや、黒神はどこも怪我していない。それは秋宵の検死結果で証明されてるんだ。」
星野「じゃあ / 犯人は何で傷つけられたのか / アンタはわかんの!?」
星野「黒神ちゃんが【抵抗できるような物はない】わよ!」
【抵抗できるような物はない】>【厨房の包丁】
龍園寺「その言葉、斬らせてもらうぞ!!!」
『BREAK!』
龍園寺「確かに星野の言い分はよくわかる。だが厨房の包丁をよく見てくれ。」
星野「……あ、この包丁洗ってあるようだけど少しだけ血が付着してるわね。」
龍園寺「多分犯人が洗ったんだと思うぞ。」
星野「でも、何のために?」
龍園寺「そ、それは・・・」
咲澄「……自分が包丁で刺されて大怪我したって事実を隠すためじゃないかな?」
龍園寺「・・・えっ?」
咲澄「だってこれが犯人の血だったら自分は大怪我したって分かっちゃうもんね。」
龍園寺「そ、そうか……」
咲澄「今回の事件の犯人は大ケガをしている人だと思うの。
……龍園寺君、ここまで言ったら分かるかな?」
龍園寺(大怪我って確か……)
『「オレはランニング中にこけちまって足擦りむいた…」
「僕はダーツの手入れをしているときにグサッと怪我してしまいました……」
「俺はスケボーやってたら転けちまった。気にすんな気にすんな。」
「そ、そうか・・・」 』
龍園寺「・・・あぁ、分かったぜ。その条件にピッタリな奴は・・・」
人物を指名しろ!
『アヤナミ ソウル』
龍園寺「お前だろ?綾波」
綾波「……はぁ?何で俺なんだよ?」
龍園寺「だってお前……右腕包帯巻いてるだろ?それって包丁で刺されたからじゃないのか?」
綾波「こ、これは昨日スケボーして痛めたからに決まってるだろ!?」
龍園寺「じゃあ秋宵か啄木鳥にその傷痕見せてくれ。そしたらお前の無罪が確定するんだ。」
綾波「はぁ!?何でオメーらに怪我した痕見せねーといけねーんだよ!?別に犯人でもないからいいじゃねぇか!?」
咲澄「・・・綾波君、怪しいのはもうひとつあるんだよ?
さっきどうしてダイイングメッセージに『リュウセイウ』って書かれてたこと知ってるの?」
綾波「!?」
秋宵「………厨房に入ったのは俺、啄木鳥、龍園寺、咲澄、霞桜、篝火だけだ。
……誰かダイイングメッセージについて綾波に話した奴いるか?」
霞桜「拙者は話してないのでござるよ?」
篝火「お、オレは話してねぇぞ?第一、そんなのがあったなんて知らなかったぞ?」
綾波「うぐっ……」
秋宵「 ……これで決まったな。」
綾波「これで…決まり…?ふ、ふ、ふ、ふざけんな……!
俺は…俺は……!犯人なんかじゃねぇーっつーのぉ!!
バーカバーカ!!!」
秋宵「そこまで否定するなら…
龍園寺……もう一度、事件を振り返って綾波君の犯行をすべて明らかにしよう…
それで終わりにするぞ……」
綾波「だ・か・ら!
何が終わりだってんだよっ!!」
龍園寺「……綾波、お前がなんて言おうと全ての謎はもう解けてるんだ……」
「これが事件の全貌なんだ!!!」
『クライマックス推理』
じゃあ、最初から事件を振り返るぞ…
ACT1.
昨日の夜、黒神は何の疑いもなく厨房に行ったんだ。
おそらく、犯人は黒神を殺すつもりで、厨房にに呼んだんだろう。
そして犯人はあらかじめ用意していた室内グラウンドのバットで、黒神に襲いかかったんだ…
ACT2.
…でも、黒神は右手でその攻撃を受けたんだ。そのせいで骨折したんだろう…そして黒神は厨房にあった包丁で反撃してきたんだ。
ACT3.
黒神は犯人に包丁を刺すことはできたが、おそらく、その時にバットで殴られたんだろう…だから犯人の血が現場にあったんだ。
ACT4.
犯人はまず最初に黒神の指で『リュウセイウ』と書いたんだ。流星雨に罪を擦り付けるためにな。
そのあと、自分が怪我をして血だまりができたという事実を隠すために現場の包丁を洗って戻したんだ。
そうだよな?綾波奏流!
complete!