二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.38 )
- 日時: 2014/04/06 14:19
- 名前: レイナ (ID: ms4vV0xW)
・黒神の血液
・犯人の血液←
龍園寺「恐らく犯人の血だな。」
咲澄「ということは…黒神さんが犯人を傷つけたってことだね」
星野「その推理、ちょーーっと待った!!」
〜反論ショーダウン 星野〜
星野「犯人が傷ついた?そんなのじゃ納得できないわ!!!」
咲澄「わ、私は納得したんだけどね…」
龍園寺しょうがねぇ……その反論、俺がもらい受ける!!」
『反論ショーダウン開始!』
星野「確かに / 頭部の怪我だけだったら / 納得できるわ。」
星野「でも黒神ちゃんが / どこが怪我をして血を流した / 可能性があるわ!」
龍園寺「いや、黒神はどこも怪我していない。それは秋宵の検死結果で証明されてるんだ。」
星野「じゃあ / 犯人は何で傷つけられたのか / アンタはわかんの!?」
星野「黒神ちゃんが【抵抗できるような物はない】わよ!」
【抵抗できるような物はない】>【厨房の包丁】
龍園寺「その言葉、斬らせてもらうぞ!!!」
『BREAK!』
龍園寺「確かに星野の言い分はよくわかる。だが厨房の包丁をよく見てくれ。」
星野「……あ、この包丁洗ってあるようだけど少しだけ血が付着してるわね。」
龍園寺「多分犯人が洗ったんだと思うぞ。」
星野「でも、何のために?」
龍園寺「そ、それは・・・」
咲澄「……自分が包丁で刺されて大怪我したって事実を隠すためじゃないかな?」
龍園寺「・・・えっ?」
咲澄「だってこれが犯人の血だったら自分は大怪我したって分かっちゃうもんね。」
龍園寺「そ、そうか……」
咲澄「今回の事件の犯人は大ケガをしている人だと思うの。
……龍園寺君、ここまで言ったら分かるかな?」
龍園寺(大怪我って確か……)
『「オレはランニング中にこけちまって足擦りむいた…」
「僕はダーツの手入れをしているときにグサッと怪我してしまいました……」
「俺はスケボーやってたら転けちまった。気にすんな気にすんな。」
「そ、そうか・・・」 』
龍園寺「・・・あぁ、分かったぜ。その条件にピッタリな奴は・・・」
人物を指名しろ!
『アヤナミ ソウル』
龍園寺「お前だろ?綾波」
綾波「……はぁ?何で俺なんだよ?」
龍園寺「だってお前……右腕包帯巻いてるだろ?それって包丁で刺されたからじゃないのか?」
綾波「こ、これは昨日スケボーして痛めたからに決まってるだろ!?」
龍園寺「じゃあ秋宵か啄木鳥にその傷痕見せてくれ。そしたらお前の無罪が確定するんだ。」
綾波「はぁ!?何でオメーらに怪我した痕見せねーといけねーんだよ!?別に犯人でもないからいいじゃねぇか!?」
咲澄「・・・綾波君、怪しいのはもうひとつあるんだよ?
さっきどうしてダイイングメッセージに『リュウセイウ』って書かれてたこと知ってるの?」
綾波「!?」
秋宵「………厨房に入ったのは俺、啄木鳥、龍園寺、咲澄、霞桜、篝火だけだ。
……誰かダイイングメッセージについて綾波に話した奴いるか?」
霞桜「拙者は話してないのでござるよ?」
篝火「お、オレは話してねぇぞ?第一、そんなのがあったなんて知らなかったぞ?」
綾波「うぐっ……」
秋宵「 ……これで決まったな。」
綾波「これで…決まり…?ふ、ふ、ふ、ふざけんな……!
俺は…俺は……!犯人なんかじゃねぇーっつーのぉ!!
バーカバーカ!!!」
秋宵「そこまで否定するなら…
龍園寺……もう一度、事件を振り返って綾波君の犯行をすべて明らかにしよう…
それで終わりにするぞ……」
綾波「だ・か・ら!
何が終わりだってんだよっ!!」
龍園寺「……綾波、お前がなんて言おうと全ての謎はもう解けてるんだ……」
「これが事件の全貌なんだ!!!」
『クライマックス推理』
じゃあ、最初から事件を振り返るぞ…
ACT1.
昨日の夜、黒神は何の疑いもなく厨房に行ったんだ。
おそらく、犯人は黒神を殺すつもりで、厨房にに呼んだんだろう。
そして犯人はあらかじめ用意していた室内グラウンドのバットで、黒神に襲いかかったんだ…
ACT2.
…でも、黒神は右手でその攻撃を受けたんだ。そのせいで骨折したんだろう…そして黒神は厨房にあった包丁で反撃してきたんだ。
ACT3.
黒神は犯人に包丁を刺すことはできたが、おそらく、その時にバットで殴られたんだろう…だから犯人の血が現場にあったんだ。
ACT4.
犯人はまず最初に黒神の指で『リュウセイウ』と書いたんだ。流星雨に罪を擦り付けるためにな。
そのあと、自分が怪我をして血だまりができたという事実を隠すために現場の包丁を洗って戻したんだ。
そうだよな?綾波奏流!
complete!