二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.65 )
- 日時: 2014/06/08 20:24
- 名前: レイナ (ID: GDWSGe53)
〈咲澄side〉
赤い扉の前、私は啄木鳥さんに聞きたかったことを聞いた。
「ねぇ、啄木鳥さん。多分78期生だと思うけど、メガネをかけた三つ編みの女性と、メガネかけてスーツを着ているいかにも金持ちそうな男性知らない?」
あの映像の中にとても印象的な二人が映っていた。女性の方はテレビで一瞬だけ見たことあるけど・・・男性の方は全く見たことがない。
「78期生・・・でしたらその方々は腐川冬子先輩と十神白夜先輩ですね!」
「そうなんだ・・・スレで見たことはあるけど誰が誰だか分からないんだよね・・・」
「まぁ、私も腐川先輩ならまだしも十神先輩はテレビとかではあまりみないですし・・・」
「そっか。」
ということは、腐川先輩が"ジェノサイダー翔"ということになる。
「あ、私は先に入っておきますけど、咲澄さんはどうします?」
「あ、私は龍園寺君を待つね。」
「わ、分かりましたぁ・・・」タッタッタ・・・
「・・・」
私は龍園寺君が来るまで内容をまとめることにした。
〈龍園寺side〉
「・・・"十神白夜"、"ジェノサイダー翔"、"腐川冬子"・・・」
「さ、咲澄、どうしたんだ?」
俺が急いで赤い扉の前に向かうと、咲澄が扉の前で何か考え事をしているようだった。
「あ、うーんとね、ちょっと気になることがあってね・・・」
「そ、そうか・・・」
「今は話せそうにないから・・・また後でね?」
「お、おう。」
捜査中に何があったんだ?
そう思いつつ赤い扉の中へ入っていった。
秋宵「・・・全員揃ったな。」
リエル「この中に、犯人がいるんですね・・・」
流星雨「ま、また裁判しなきゃいけないのぉ!?」
奏鳴「だ、大丈夫だよ!すぐ終わるって!!」
小鳥遊「フン、所詮は口だけだな。」
皆が小鳥遊に目を向けた。
小鳥遊「この中にあやつを殺したクロがおるというのにお気楽なものだな。」
星野「そ、そんな事言わなくったって・・・」
小鳥遊「フン、これだから愚民は・・・いいか?これは"勝つ"か"負ける"かのゲームなのだぞ?勝った方が生き残り、負けた方が死ぬ・・・あやつはそんなゲームの生贄になったにすぎん。」
星野「くっ、またゲームゲームって!!!それに生贄って!!!」
モノクマ「星野サン可愛い顔が台無しだよ!小鳥遊サン皆をイジメたらだめだよ!じゃあ前回みたいにこの 扉の向こうにエレベーターがあるから皆乗ってください!」
小鳥遊「フン、妾を楽しませるがよい・・・」タッタッタ・・・
啄木鳥「あ!お姉様!私も行きますぅ!!!」タッタッタ・・・
星野「あーもう!!!何で啄木鳥ちゃんあんな人を慕ってるのよぉ!!!」
天風「ま、まぁこう言うのは個人の自由と思うっすよ?」
秋宵「・・・とにかく行こう。」
龍園寺「・・・よし。」
俺が先にエレベーターの中にはいると、皆がぞろぞろと入っていった。
エレベーターに乗ってるなか、やはり皆沈黙だった。
俺はふと、前回綾波と夕嵐がいたスペースを見た。
あぁ、二人は本当に殺されたんだな。
俺はその時、改めて実感した・・・
しばらく経つと、前回と同じような裁判所があった。だが、前回と違うのは周りの風景、そして、黒神の遺影に加えて綾波と夕嵐のが追加されていた。
モノクマ「いつもと同じ風景だと飽きちゃうから模様替えしてみたよー!というわけで座ってね!」
モノクマがそう言うとみんな自分の席に着く。
・・・夕嵐を殺したクロは……この中にいる!
犯人を突き止めなければ、俺達が殺される!!!
命がけの裁判。
命がけの騙し合い・・・。
それが今始まる。
『コトダマ 龍園寺ver』
【モノクマファイル2】
【深淵が見つけたヘアゴム】
【秋宵の検死結果】
【消えた夕嵐の電子生徒手帳】
【プールサイドの血痕】
【プールに落ちてた果物ナイフ】
【呼び出しメモ】
【星野の推理】
『コトダマ 咲澄ver』
【ジェノサイダー翔事件簿】
【啄木鳥のアリバイ】
【リエルの証言】
【天風の証言】