二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.89 )
- 日時: 2014/07/27 22:45
- 名前: レイナ (ID: DUUHNB8.)
ピーンポーンパーンポーン...
『死体が発見されました!! 一定の自由時間の後学級裁判を行います!!』
ピーンポーンパーンポーン...
『死体が発見されました!! 一定の自由時間の後学級裁判を行います!!』
「し、深淵クン・・・啄木鳥さん・・・」
モノクマアナウンスが鳴ってしまった・・・しかも二回も。
ってことは、あの暗闇の中で二人が殺されたって事だ。
龍園寺「な、何があったんだ!?」
篝火「な、なんでアナウンスが二回鳴ったんだ!?」
秋宵「・・・もしかして、二人殺されたのか?」
咲澄「龍園寺クン!篝火さん!それに秋宵クンも!!!」
三人とも、アナウンスに気付いてか慌てて食堂に来た。
篝火さんは相当急いでたのか髪の毛がまだ濡れていた。
春夏秋冬「う〜ん・・・って何だ何だ何だ!?」
星野「はっ!アタシ今まで何を・・・」
霞桜「あ、春夏秋冬殿と星野氏が元に戻ったのでござるよ!」
春夏秋冬「ん?戻ったって何ギャァァァァアアア!!!何で二人が死んでるんだ!?」
星野「き、啄木鳥ちゃんと深淵!?」
春夏秋冬クン、花音ちゃん、そして龍園寺クンは殺人が起きたからか、元に戻っていた。
モノクマ「ウププ、また起こったみたいだね!!」
星野「モノクマ・・・またってまさか・・・!?」
モノクマ「そう!この中に二人を殺したクロがいるのです!」
分かっていたけど分かりたくなかった・・・
今回もこの中に二人を殺したクロがいるのだ。
「というわけで、『ザ・モノクマファイル3』ー!
というわけで、『ザ・モノクマファイル3』ー!」
「・・・何で二回言ったっすか?」
「だって連続殺人が起こったからねー!テンション上がってるんだよー!それじゃ頑張ってね〜」
モノクマはいつものように何処かへ行こうとした。
「あ、待って。一つだけ聞かせて。」
「ん?咲澄さん何かな?」
「あの"変な音を聞いた絶望病の皆は元に戻った"のかな?」
「全員ってあの四人組こと?"龍園寺クンと星野さんと春夏秋冬クンは事件発生したあとに元に戻った"よ。まぁ深淵クンは死んじゃったから分からないよねー
それじゃ、頑張ってねー!」
そう言って今度こそモノクマはどこかへ言ってしまった。
「・・・絶望病?」
「あ、あとで教えるからね。今は捜査に集中しよっか。」
「そ、そうか・・・」
龍園寺クンは絶望病のことがよく分からないみたいだから、説明すると長くなるかな?
それに・・・龍園寺クンが幼児化していたなんて可愛かったけど本人は恥ずかしいだろうな。
「・・・検死は今回も俺がやる。だが、監視はどうする・・・?」
「あ、検死していた啄木鳥さんがいないんですね・・・」
いつもは秋宵クンと啄木鳥さんに検死兼監視役を任せたんだけど、啄木鳥さんがいなくなった今では一人監視役が必要だ。
「フン、また始まったようだな。」
「た、小鳥遊っち!?」
いつの間に小鳥遊さんが食堂に来ていた。
「その様子だと、誰かが殺されたのであろう?またゲームが始まるのが楽しみで来たのだ。」
「またゲームって!!!」
「フン、同じことは何度も言わなくてよい。さて、今回の犠牲者は・・・」
そう言って小鳥遊さんは何も躊躇わずに倒れている二人をみた。
すると、小鳥遊さんの表情が一瞬強ばったように見えた。
「・・・フン」
小鳥遊さんはそれを隠して私達の所へ戻った。
「・・・そういえばいつもあやつ(啄木鳥)が監視役を任されていたのだろう?」
「そうですわ。」
「ならば今回の監視役は妾に任せておけ。」
「へっ!?」
まさかの小鳥遊さんの立候補に驚いた。
「い・・・意外です。まさか小鳥遊さんが立候補するとは。」
「別にいいであろう。気まぐれだ気まぐれ。」
「小鳥遊氏の気まぐれは意外でござるよ!?」
「うるさいぞ愚民。さぁ、妾の為に証拠を見つけていくがよい、愚民共。妾を待たせるではないぞ。」
そう言って小鳥遊さんは秋宵クンに話しかけ、検死と監視に向かった。
・・・さて、捜査始めないとね。
〜捜査開始〜
〈龍園寺side〉
<食堂>
啄木鳥 氷雨の状態
・刃物が刺さっている
・入口を向いて倒れている
深淵 大声の状態
・刃物が刺さっている
・入口を向いて倒れている
(まずはモノクマファイルの確認だ・・・)
【モノクマファイル3】
『被害者は超高校級の文芸部 啄木鳥氷雨。
死体が発見されたのは、食堂のテーブル付近。
死亡時刻は今日午前7時半頃。
死因は刺殺で、首元に刺された痕がある。 』
『被害者は超高校級の応援団長 深淵大声。
死体が発見されたのは、食堂のテーブル付近。
死亡時刻は今日午前7時半頃。
死因は刺殺で、首元に刺された痕がある 。』
(ということは・・・二人とも同じ殺され方だな。)
「あ、龍園寺さん!」
「あ、リエルか。どうしたんだ?」
「龍園寺さん達は事件の時の状況が分からないと思うので・・・すこしまとめてみました。」
そう言ってリエルはテーブルの上に食堂の状態を書いた紙を広げた。
【食堂の状態】
○ ○
○ 咲澄 星野
●→ 流星雨 ○
啄木鳥 ●→ 天風
深淵
____________
丨 |
丨 | ◎
| | ?
|___________|
○ ○
春夏秋冬 雛月 ○
○ リエル
霞桜
いない人:龍園寺、春夏秋冬、小鳥遊、秋宵、篝火
「●が被害者、○がその時いた人達です。」
「ん?じゃあこの◎はなんだ?」
「さぁ、ボクも分からないです・・・とりあえずこんな感じです。」
「そうか、ありがとな!」
とりあえず俺は◎の所に行くことにした。