二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ダンガンロンパEXTRA 〜二人の幸運と一人の絶望〜 ( No.92 )
日時: 2014/08/01 14:57
名前: レイナ (ID: nPUiXc5e)

〈龍園寺side〉

俺達が赤い扉につくと、皆はすでに来ていた。


「・・・これで全員か。」
「全員っちゃ全員だけどよぉ、朝から全く流星雨っちが喋ってないんだが・・・」
「・・・」
「フン、ゲームに参加するつもりが無い奴は消えろ・・・と言いたいが、強制であったな。」
「・・・」
「星野氏?何も言わなくていいんでござるか?」
「えぇ、いちいち構うのが馬鹿らしく思えてきたからね。」
「フン、愚民にしては賢明な判断だな。」
「ッ!!!だから!!!」
「まぁまぁ落ち着くっすよ!とりあえず早く覚悟を決めた方がいいっすよ。」


天風の言葉に、皆が真剣になり、そしてエレベーターに乗っていった。
今この場に残されているのは、俺と咲澄だけだ。


「・・・また始まるんだな。」
「そうだね。死んだ二人のために、犯人を突き止めないとね。」
「そうだな。でも、悪いが今回の事件ではその場にいなかったから状況がよく分からねぇんだよな・・・」


状況的にみると、皆がいたその場で二人が殺されたらしい。しかも停電中にだ。
俺は昨日から朝までの記憶がないからよく分からない。


「うーん、今回は一筋縄でいかないかも・・・」
「どうしてだ?」
「えっとね、犯人につながる徹底的な証拠がないってのは当たり前だけど、今回の場合はトリックについて考えないといけないからね。」
「そうか・・・」


綾波の時は刺された右腕の怪我、奏鳴の時は状況の間違いでクロを特定できたが・・・
今回は前回と同じようにはいかないだろうな。


「きっと、"形にならない証拠"が重要になってくるかも・・・」
「"形にならない証拠"、か・・・」

『龍園寺ー!玲奈ー!行くわよー!!』

「行こう、私達の戦いに。」
「あぁ!」


俺と咲澄はエレベーターに乗った。




エレベーターの中ではやはり皆が無言だった。

前までは18人いたのに、今となっては1/3の人が死んでしまった。
俺は何度も人の死を痛感した。

そしてまた始まろうとしていた・・・。三度目の学級裁判が・・・。






裁判所に着いたらしく、エレベーターを降りると、今回も周りの風景が変わっており、そして、奏鳴、啄木鳥、深淵の遺影が置いてあった。


モノクマ「ウププ、ここから無事に出られるのは11人か、それともひとりか!!!というわけで座ってね!」


モノクマがそう言うとみんな自分の席に着く。




・・・啄木鳥と深淵を殺したクロは……この中にいる!
犯人を突き止めなければ、俺達が殺される!!!


命がけの裁判・・・。

命がけの騙し合い・・・。

それが今始まる。




『コトダマ 龍園寺ver』

【食堂の状態】

【ペイント弾】

【秋宵の検死結果】

【小鳥遊の目撃情報】

【暗視スコープ】

【もう一つの暗視スコープ・・・?】



『コトダマ 咲澄ver』

【モノクマのルール】

【三台のアイロン】

【秋宵のアリバイ】

【ダイイングメッセージ・・・?】

【付着する返り血】

【篝火の証言】

【篝火が使ってる暗視スコープ】