二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 四方神の秘密 ( No.61 )
- 日時: 2014/05/22 00:41
- 名前: ランスロット ◆/.5aaSlLPY (ID: FTPBoNWE)
四方神。今まで語られてきましたが、未だに謎が多い存在です。
今回、それをアクラルとランスロットとMZD、(こっそり見ていたのがバレた)ルカリオがそれを語り合うそうです。
〜HELL城 大広間〜
ルカリオ「(ぷくー)」
ランス「ルカリオさーん、どうしてふくれっ面してるんですかー」
MZD「(ポケモンもポケモンなら主人も主人だよ)」
アクラル「…それで、俺に何を聞きたいわけ?」
MZD「あぁ、実は…」
四方神を創った張本人であるMZDでも、分からないことって意外にあるもんですね。ていうか、本人は四方神を継がせるなんて思ってもいなかったようですから。
MZD「白虎がマホロアに、玄武が江ノ島盾子についたことをどう捉える?」
ランス「玄武については、やられたピカチュウさんからの話で分かりましたが…。Mirageの奴ら、本当に石を砕くとは」
アクラル「力を封じて眠っているパーシヴァルとシエンも殺されちまったんだよな…。ご愁傷様だ」
ルカリオ「それで…えむぜ様はランス様になにをお聞きになりたいのですか?」
MZD「うん。実はさ、俺も四方神については全部把握しているわけじゃないのよ。だから、ランスとアクラル、双子にちゃんと話を聞いておこうと思ってな」
ランス「…まず、えむぜさんが四方神を創った目的。お分かりですか?」
ルカリオ「『他の世界からの悪意から自分の世界を守るため』に四方神をお造りになられたのですよね?」
アクラル「そうだ。だけど、四方神が創られた目的はそれだけじゃないんだ。実は…最近世界にはびこっている『大罪』。それを浄化する力も四方神にはあるんだ」
ルカリオ「大罪…。様々に形を変えて、世界を脅威に落とす『概念』でしたね。ルシェ様達『七つの大罪』とはまた違う組織」
ランス「そうです。先日も、桜様の逃走中でまた概念を変えて『闇の流星』という形で現れました。恐らく…Mirageとも関わっているかと思われます」
(※桜様、設定を勝手に使って申し訳ありません)
アクラル「Mirageと一緒に、その『大罪』の概念も浄化していかなきゃなんないんだよな。だけど…普通の存在にはそれは無理なんだ。それができる数少ない存在の中に、俺達『四方神』はいる」
MZD「…ってことは、本来であればあの時やられてなかったら…」
ランス「一気に浄化することが出来た可能性は高いです。被害ももっと少なかったでしょうね…。私の力不足で石にヒビを入れてしまって申し訳ありませんでした」
ルカリオ「し、しかし!大罪は概念のようなもの。完全に消すことは出来ないものでは?」
MZD「そうだなー。確かに、現在でも概念として存在している『大罪』は、様々な作者さんの世界の人物に憑りついている。オレが全世界のオレに連絡して浄化できればいいんだけど、オレにはその力がないからな…」
アクラル「だーかーらー、玄武と白虎は早々に取り返さないといけないの。それに、新しい継承者も見つけないと」
ルカリオ「継承者…ですか。だったら私が!」
ランス「そんな、嫁が痛がるところを私に見せるのですか?!嫌です!」
MZD「個人的な理由で否定するなよ!!でも、その時はいずれ絶対にくるんだ。…覚悟が出来た奴を、継承者に選ぼう」
アクラル「今は様子見ってところか。とりあえず四方神について聞きたいことは他に?」
MZD「今のところは特に。継承者として存在するお前さん達が、オレの知らないところで力をつけていた…。
きっと、それは他の世界でも発揮すると思うぜ。分かんないけど…オレはそう思う」
ルカリオ「私も、どこまででもランス様のお供をいたします!」
ランス「…感謝します」
様々な作者の世界の概念となって存在している『大罪』。
人々の気持ちのようなそれは、人を負の感情に陥らせ全てを最悪に呑み込んでいきます。
それを浄化することができる『四方神』ランスとアクラル。大罪が世界を覆ってしまう前に、まずはMirageから白虎と玄武を取り返さないといけませんね。