二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【...000...】『キミノ消エタ日』 ( No.4 )
日時: 2014/04/15 20:30
名前: ソラ(-.-) ◆dQO3LlCLQE (ID: zx5jjBXL)

【第1章】第1話『招待状』

《シンタローside》
あ、どうも......メカクシ団NO.7、如月伸太郎だ。現在俺は、アジト内で昼飯をご馳走になろうとしている。昼間は妹も居ないし、母親も仕事で留守にしている。まぁ、休日でも母親は常に忙しく飯を作っている間もないし、妹はアイドルという職業をしているし、休日は主に仕事と学校の補習で家には居ないことが多い。......ようやく1人で気楽に過ごせるかと思った、が!俺のPCにはエネという謎の物体に占領されてしまっている。そのため何時でも何時でも『ふたりぼっち』なのだ。あ、そんな事はどうでも良いな。今、アジトに居るのは、エプロンを着て昼飯を作っている我らがメカクシ団の団長、キド。それから向かいのソファにドカッと座り込み雑誌を読んでいるのはメカクシ団団員NO.3のカノ。キッチンにて団長の手伝いをしているとにかく白くてモコモコモサモサしている奴はメカクシ団団員NO.4のマリー。......ずっと見ていると何かに目覚めてしまいそうだ。次、テレビの前に座り込んでバラエティー番組のボケに大爆笑し其奴の好物『おしるコーラ』をゴクゴクと馬鹿でかい音をたてながら飲んでいるのはメカクシ団団員NO.6のモモ......ここでは皆に『キサラギ』と呼ばれている。あ、ちなみに俺の妹だが...女子ならもっと綺麗に振る舞えよ、馬鹿が。さて、さっきも少し言ったが俺のPCや携帯を占領しているのは此奴、今俺の携帯の中でくつろいでいるのはメカクシ団団員NO.7のエネだ。此奴には何時も何時も苦労している。それはさておき、妹の隣でチョコンとテレビの前に座ってテレビを見ている明らか様なショタはメカクシ団団員NO.8、ヒビヤだ。モモとは仲が言うような悪いような...すごく微妙な関係である。そろそろ終わりだな、最後に俺の隣に座ってポケーっとしているのはメカクシ団団員NO.9コノハだ。何だか記憶喪失のようで.........あ、でmエネは此奴と面識があったようだったな。でもコノハは初対面らしいし...人違いなんだろうな。多分。

「おーい、シンタロー!飯ができたから運んでくれー!」

「あ、あぁ......」

ハァ、俺はゆっくりとソファに座って飯にありつきたいのに...ま、『働かぬもの食うべからず』と言うわけで少しは何かした方がいいのかもな。うん。今日の昼飯は白いご飯に海苔、豆腐の味噌汁、味の塩焼き、菠薐草のお浸し、それから冷ややっことお茶だった。随分栄養も考えてあるな......流石団長、と言いたいところだ。

「じゃ、皆座ってくれー」

そう団長の声がアジトに見引きわたると、全員が振り向きテーブルに座った。

「あ、あれ?せ......セトは?」

あ、あぁ。そう言えばまだセトの紹介がまだだったな。メカクシ団団員NO.2でこのメカクシ団内の誰よりも働き者の奴だ。今はバイトに行ってるらしい。カノの話だとそろそろ戻ってくるようだが.......

「ただいまっス! ......お、今日のご飯も美味しそうっスね!」

「あ、お帰り、セト!!」ニコッ

帰ってきたセトをまず初めに出迎えるのがマリー。普段は走ったりもしないがこう言うときはバタバタと足音をたてて白い髪を左右に靡かせ、誰よりも早くセトの所へ行って微笑むのだ。全く、リア充爆発しろ。

「おうセト。ナイスタイミングだ、丁度飯の時間だぞ」

「そうっスか! ..............あ、それよりも皆、聞いてほしいっス!」

「「?」」

「バイトの帰りにポストの中を覗いたら入ってたんスけど......」

そう言うとセトは1通の手紙を取り出した。その表に書いてあったのは..........

「『招待状』だと?」