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Re: 東方刃暁録-sword morn record - ( No.58 )
日時: 2014/04/01 13:13
名前: 黄昏。 ◆nYYwYkb6HQ (ID: H4NN94uP)

第十五章−腹黒たちの化かしあい。‐

慧音の家に居候をして三日目の朝だ。


文 「あやや、あなたはもしかして暁さんですか?」

暁 「む、そうだが何故知っている?」

文 「紅白から聞きました。あの博麗神社にお賽銭を入れた奇特な方だとか」

博麗神社は散々な言われようである。

暁 「新聞を書いている天狗とはお前のことか?」

文 「あっと、申し遅れました。私は記者をしている射命丸文と申します。文と呼んでくれていいですよ」

そう営業口調で言いながら名刺を差し出した。

外界にいたときの癖で自分も名刺を差し出そうとしたが持っていないことに気付く。

文 「ちょうど良いところにいました。取材をさせてください」

暁 「こちらも用があって待っていたのだ」

文 「あやや、何の用ですか?」

暁 「妖怪山へ案内してくれないか?」

文 「うーん、あそこは他人をほいほい呼んでいい場所ではないのですが……」

暁 「情報提供がある」

文 「行きましょう! 案内します!」

暁 「お前もか」

その切り替えの早さは、お賽銭が入るとわかった時の霊夢並だった。

呆れているといつのまにか飛んだ文が暁を呼ぶ。

文 「何してるんですか! 早く行きますよ!」

暁は置いていかれないように鬼切丸を解放した。

ちなみに下から見上げた文は鉄壁スカートだった、