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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 東方刃暁録-sword morn record - ( No.70 )
- 日時: 2014/04/01 15:32
- 名前: 黄昏。 ◆nYYwYkb6HQ (ID: H4NN94uP)
さて、場所は図書館。
パチュリーとの交渉だ。
パチュリー「話は理解したわ。私に一冊本を手放せというのね」
暁 「それについては謝る。すまぬが、あれがなければ今回のことは不可能だ」
パチュリー 「相応しい対価は?」
暁 「今回も前払い、魔理沙に盗まれた本全てを取り返す」
パチュリー 「前回十二冊でボロボロだった貴方にできるのかしら?」
暁 「可能だ。今回は一人ではなく永遠亭の協力がある。加えて事前調査でわかったことたが、魔理沙は今日は博麗神社に泊まる。その間に盗みだす」
暁は語った。
暁 「無論、パチェの喘息は考慮して永琳を傍につけておく。依頼は術式の起動と維持。開始は今日の晩、魔理沙の家から帰ってき次第パチェを連れて本陣に行く」
ここでパチュリーが断れば、術式を起動できず、封印もできなくなる。
パチュリーの答えは、
パチュリー 「やるわ。ただし報酬が成功したらよ」
暁 「感謝する!」
思わず暁はパチュリーの手を握り、大いに喜んだ。
これで準備は整った。
後は、本を盗みかえしたのち異変を起こすだけだ。
一ヶ月かけて準備したことの総仕上げ。
ここまでは順調にきた。
後は、戦闘要員の頑張りしだい。
遠足の前日のようにわくわくしてきた暁だった。
なおしばらく感動に浸っている間、パチュリーの手を握りっぱなしだったことは言うまでもない。
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