二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンとバトルと探偵と【キャラ募集】 ( No.53 )
- 日時: 2014/04/12 12:25
- 名前: レイR ◆SY6Gn7Ui8M (ID: z5ML5wzR)
- 参照: http://ge-novel.com/mtsg.cgi?
「ホーピィ、サイコキネシス!!」
途端にその声が響き、サンダース及びそのトレーナーを吹っ飛ばした。そこから俺達二人と三匹が現れる。
「ダイジョバ?」
「え?」
流石に突然の出来事に困惑しているようだ。俺の言葉の意味がわかっていないのもあるだろうが。
「良いから下がってて!」
リザードンのトレーナーは頷き、一旦この場を俺達に預けてくれた。
「おい、お前ら」
ディアがかなりドスの効いた声でシャドーらしきトレーナー三人を脅す。ディアのその金色の瞳は睨み付けられると正直怖い。しかも彼の服装は白のロングコートを開いた物であり、下に着ていた黒いシャツが見えるようになっている。だが注目すべき所はそこではない。なんとディアのロングコートは異常すぎるほど長いマントのような裾が特徴なのだ。これのせいで時々番長ように思われてしまう。それはこの男達も例外ではないだろう。
「一人を集団で襲うとは、とんだクズだな」
普段はツンデレながらもあまりキツい言葉を使わないディアだがこの三人に対しては非常にキツい態度を取っている。これだけでも彼が本気で怒っている事がわかるだろう。
「な、なんだお前……」
「スナッチマシン用意っと」
男達の質問を完全無視しつつディアは何処からか一枚の鉄製のカードを取り出した。そしてそれを軽く投げるとそれが消滅し、青い光がそこから放たれ、ディアの左腕に相手のポケモンをスナッチするための装備品、スナッチマシンが装着されていた。時代が進んだ結果、このようにコンパクトに持ち歩けるようになり、何時でも取り外しが可能である。
「それ……まさか!?」
「そのまさかだ」
相手のポケモンは三体。俺はそれらを確認し、一匹だけ異様な雰囲気を放つポケモンを発見した。
「ディア、サンダースがダークポケモンかもよ!」
「わかった」
本来ダークポケモンは普通の人には判別出来ない。オーラサーチャーなど使えばダークポケモンの放つオーラを見ることが出来る。だがこのように観察力が探れていれば相手のちょっとした仕草などですぐに見分けられる。
「ウィッシュ、ホーピィ、バトル The スタンバイ!!」
「いちいちTheはいらないよね!?」
然り気無く何時もの癖であの単語を入れていたディアに透かさず突っ込む。だがそれさえもディアはスルーし、ウィッシュとホーピィを繰り出した。
「スナッチマシンにブラッキーとエーフィ……」
「まさか……オーレの英雄!?」
シャドーらしき面子が同様する中、ディアは何時もよりも殺気だった雰囲気を放ち言った。
「バトル The スタートだ」
ディアのその台詞と共にウィッシュとホーピィが戦闘体勢に入る。