二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンとバトルと探偵と【キャラ募集】 ( No.61 )
日時: 2014/04/12 15:06
名前: レイR ◆SY6Gn7Ui8M (ID: /dHAoPqW)
参照: http://ge-novel.com/mtsg.cgi?

ボールはサンダースへと飛んでいく。しかしそれをシャワーズがハイドロポンプで妨害しようとしたが、

「ざーんねん!」

その瞬間にオノノクスがドラゴンクローでシャワーズを攻撃し、妨害を防いだ。そしてスナッチボールはサンダースに命中、ボールが数回揺れると暫くして揺れが止まり、スナッチが完了した。

「まずは一匹か」
「サンダースが!?」
「まさか本当に!?」
「こうなったら、カポエラー行け!」

次にシャドーらしきトレーナーが繰り出したのはカポエラー。幸いな事にダークポケモンではない。だが、この時点でディアと俺は気がついた。やつらの手持ちに法則性があると。

「なるほど」
「そう言う事だったんだね」

やつらの法則性に納得しつつオノノクスに竜の舞を指示し、能力をアップさせた。

「どういう事だ?」

先程話し掛けてきた少年、悠治が流石に疑問を持ったのか質問してきた。せっかくなので俺は教えてあげる事に。

「ブースター、シャワーズ、サンダース。これなーんだ?」
「何って、イーブイの進化系でしょ?」
「そう!で、カポエラーは?」
「バルキーから進化するポケモン……そう言う事か!」
「ピンポーン!正解!やつらは何かで繋がる三体をそれぞれ使ってるんだよ。イーブイとバルキーはそれぞれ、三種類以上の進化があるからね」
「つまり、後は一人を集中狙いすれば手持ちは自然にわかるって事だ」

ディアの言う集中狙いする相手。無論サンダースを持っていたシャドー戦闘員。現在残りポケモンが二匹なので狙うには最適だ。

「くっ!なんだよこいつら!姿形が、色以外同じじゃねぇかこの1P2P!」

確かに俺達は髪型、顔つきはほぼ同じだが、少なくとも形は違う。服装も全然かけ離れてるし、何よりディアは後ろの髪が短めだ。ちなみに俺の後ろ髪は普段は服に隠れているが、実はとても長い。

「はーい!1Pでーす!でこの黒いのが2P!」

せっかくなので調子にのってアピールしてみた。普段は俺が主人公である所を今回の小説本編(詳しくはポケモンコロシアム True Storyを参照)では主役を譲っている為俺が1P宣言してもそこまで悪くは無いだろう。

「それとさ、意外にそんな知識あったんなら、わかるよね?」
「「「えっ?」」」
「君達は俺達の事を1P2Pと呼んだ。つまり君達は敵キャラみたいなポジションと言う事になる。つまり、」
「俺達に負けると言う事だ!!」

ディアの叫ぶようなその声にウィッシュとホーピィ、オノノクスも頷き、俺達の戦う準備が完全に整った。

「ディア、俺も参加するよ。二人で暴れちゃお」
「そうだな、お前と戦うのも悪くない」

とかなんとか言いながらその表情は嬉しそうだった。やっぱりツンデレだディアは。ウィッシュとホーピィ、オノノクスVSシャワーズ、ブースター、カポエラー。数はこちらが負けているが実質的なトリプルバトルだ。

「じゃあ、俺も!」

そう言って俺も一枚の鉄製カードを取り出し、空中に投げた。するとディアの時とほぼ同じように俺は腕にスナッチマシンが現れた。

「繋がる心が…」
「俺達の力だ」

何時もの口癖をディアが繋げてくれた。何時もなら俺だけが決め台詞として言うのだが、ディアが続けて言ってくれるなんて珍しい。この決まり文句を言ったとき、微かにやつらが怯えていたのが見えた。