二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【Rー15G】バトロワ 〜血塗られた紅〜 ( No.80 )
日時: 2014/07/07 18:46
名前: 葉月@iPhoneにて執筆ッス(≧∇≦) (ID: GTJkb1BT)

*Aー5*

緑色の髪をした少女二人と茶髪の少年、うさぎの姿をした少女は家の中で大人しくしているところだった。
緑色の髪をした少女二人は双子の姉妹で、ポニーテールの少女が園崎魅音、お嬢様結びをした少女が詩音。ちなみに姉が魅音で妹が詩音だ。茶髪の少年は前原圭一、うさぎの姿をした少女がミミである。ミミはニャミと同じく、ポップン界で有名なMCだ。
家は木造で出来ており、椅子や机がある。机の上にポツンと蝋燭が一個だけ置いて、火が灯っている。

「魅音も詩音も一緒だったんだな!」
「圭ちゃんもくたばらないでよかったよwwww」
「あとはレナと羽入が無事だといいんですが……」

知り合いがお互い無事だったことを喜び合う圭一と魅音と詩音の三人。部活仲間が三人揃ったため、一安心だ。名簿では、「竜宮レナ」、「羽入」という名前が載っている。彼女達はどこにいるのか、誰かと一緒に行動しているのか 不明だ。
圭一達は彼女達が無事であることを祈った。

「なぁ、支給品にバレーボールが入ってたんだが……」
「ちょwwwwwwww バレーボールって圭ちゃんwwww 投げて当てても殺せないじゃんwwwwwwww スパイクでやってぶつけても痛いだけじゃんwwww」
「遊びじゃないんだからwwww」

圭一は鞄の中からバレーボールを取り出した。バレーボールを見て、園崎姉妹とミミはぶっと噴き出す。
圭一は立ち上がり、バレーボールをぽんぽん床について、手毬の様につく。それからボールを上に上げて打って壁に当てる。
バレーボールが武器というのはある意味アウトだ。

「それならバレーボールじゃなくて鉄球が良かったぜ……。お前達はどうなんだ? 武器は何が入っていたんだ?」

笑われた圭一はしょんぼりしながら跳ね返ったバレーボールを取って、鉄球が良かったと後悔している。しょんぼりした後、元の顔つきに戻った圭一は彼女達に武器は何なのかを問い質す。
聞かれた彼女達はゴソゴソと鞄の中を漁り出し、それぞれの支給された武器を取り出した。
取り出したのはミミはパチンコと鍋の蓋、魅音は木材とネジ、詩音はドライバーセットとチェーンソーだった。

「何か工作でも始められそうな武器だねwwww」
「木箱でも作れちゃいそうですねwwww」

なんだかんだ言いつつ、武器としてはまだまともな部類に入るだろう。チェーンソーと木材とドライバーセットは。
武器の確認を終えた圭一達は取り出した支給品を鞄の中にしまい込んだ。

あとは作戦会議やら、要注意人物やら、ただの雑談やらと話し合いをした後、敵が来ないことを祈り、圭一が見張りをする。ドアの付近に立ち、近くに置いてあった猟銃を持ちながら。
女性三人はゆっくりと眠る。



*現在の状況*

園崎詩音

【スタンス】

???

【思考】

・殺し合いに乗らない。

・圭ちゃんと会えた幸せ(≧∇≦)

・レナと羽入は大丈夫でしょうか?

・バレーボールwwww

・何だか物を作る感じの揃い方ですねwwww

【武器】ドライバーセット、チェーンソー

【体の状態】健康

【精神状態】健康

【現在地】Aー5


園崎魅音

【スタンス】

???

【思考】

・殺し合いに乗らない。

・レナと羽入は大丈夫?

・バレーボールwwwwwwww

・これ、箱一個作れそうな気がするwwww

【武器】木材、ネジ

【体の状態】健康

【精神状態】健康

【現在地】Aー5



前原圭一

【スタンス】

???

【思考】

・殺し合いに乗らない。

・レナと羽入は大丈夫だろうか?

・バレーボール(´・ω・`) 解せぬ(´・ω・`)

・それら(園崎姉妹の武器)があると一個作れそうな気がするwwww

【武器】バレーボール

【体の状態】健康

【精神状態】健康

【現在地】Aー5



ミミ

【スタンス】

???

【思考】

・殺し合いに乗らない

・他のみんなはどこにいるんだろう?

・バレーボールwwwwwwww

・鍋の蓋wwwwwwww


【武器】パチンコ、鍋の蓋

【体の状態】健康

【精神状態】健康

【現在地】Aー5




*Dー6*

「……下らない」

ぽつりと呟いて少女は血塗れになり、小刀を振ってビシャビシャとついていた血を払った。血は地面に付着する。何が預言だ。何が殺されるだ。死は恐れていないのに何故この女は抜かしたことを言う。
忍者の少女……並木 霞(なみき かすみ)はそう思った。人間の感情なんてとっくに捨てた。あるのは無と殺意のみ。
女……魔常(ましょう)ロナの預言となる言葉をふと思い出す。

『私を殺して何になるというのですか? あなたは私を殺した後、他の誰かがあなたを殺しに来るでしょう』

他の誰かが自分を殺すというのはいまいち解せないが、彼女は持ち前の俊足と技で既に二人を殺している。一人は魔常ロナ、もう一人は……金峰七希だった。七希の場合は幽霊に憑依して格段に強くなった彼女と激闘の末倒した。

(本当に下らない……)

ロナの亡骸のそばにある鞄を持って、次の場所へと歩き始めた。



【金峰七希(允希)、魔常ロナ死亡】



*現在の状況*

並木 霞


【スタンス】

???

【思考】

・殺し合いに乗る。

・目にした者は皆殺し(゜∀゜)

・特に邪魔する奴は絶対に殺す。

・預言? 何それおいしいの?


【武器】小刀(霞の武器)、???(ロナの武器)、???(七希の武器)

【体の状態】血塗れ、疲労(小)

【精神状態】健康

【現在地】Dー6

Re: 【Rー15G】バトロワ 〜血塗られた紅〜 ( No.81 )
日時: 2014/07/07 18:56
名前: 葉月@iPhoneにて執筆ッス(≧∇≦) (ID: GTJkb1BT)

再びあのコンビが出ますwwww

*Fー6*

あれからどれぐらいの時間を費やしたのだろうか。伊那谷と高尾は他愛もない話をしたり、彼女の記憶のことについて話したりなどをして時間は過ぎていく。
だが、現在は一つの死体が転がっていることになっている。その死体は伊那谷を狙っていたのだが、高尾にもう一つの武器であるダガーナイフで首を刈られて頸動脈が切れて噴水のように血が噴き出してうつ伏せに倒れて死亡した。高尾は死亡した少年の鞄を漁り、伊那谷は彼が持っている武器を貰っていく。

「やっと帰ってきた。私の武器……名前忘れたけど」
「もう一個が爆薬セットね。えーっと……伊那さんが今持っている武器は……暗くてよく見えねぇな……」

高尾は伊那谷の武器らしき黒塗りの薙刀の説明の紙を読むが、暗くてよく見えない。月明かりのところに移動して紙を通すと、字が読めるようになった。

「えーっと……【長刀・知不】? 多分伊那さんが持っているその薙刀がこういう名前だと思うよ」
「知不……ね。そういう名前だったような気がする」
「まぁ、あんたが探してた武器が見つけたからいいんじゃね?」
「そう、だな……」

高尾と伊那谷は少年の死体を埋めるために地面を掘って、少年が入れるような大きさまで掘り続けた後、その中に少年ーー東雲冬衣(しののめとうい)を埋めた。
わずか十三歳で殺し合いの舞台に放り込まれたのは気の毒だと二人は思う。だが、殺られる前に殺るのがこの舞台の掟だ。いつ、どこで誰に殺されるのか分からないのだ。
もしかしたら自分よりも若い子が冬衣みたいに殺しに来る可能性が高い。
高尾と伊那谷はそれぞれ自分の鞄と冬衣の支給品を持って、移動をする。

【東雲冬衣死亡】


*現在の状況*

伊那谷ユウナ

【スタンス】

記憶を取り戻す

【思考】

・乗るか乗らないかは気分次第。

・記憶を探す

・死神の声に似てるな……。

・高尾と共にいる。

・やっと私の武器見つけたぜ……。

【武器】ピアノ線、鉄パイプ、長刀・不知

【体の状態】健康

【精神状態】健康

【現在地】Fー6



高尾和成

【スタンス】

???

【思考】

・乗るか乗らないかは気分次第。

・ゲームを気ままにやっていく。

・伊那谷と共にいる。


【武器】スナイパーライフル(使用した弾の数:4発)、爆薬セット

【体の状態】健康、血塗れ

【精神状態】健康

【現在地】Fー6


※鷹の眼の使用も制限されています。




*Dー5*

山路の中で殺伐とした空気が流れている。何故そんなに殺伐しているのかというと、数人の男女がいがみ合っていたわけだ。長い髪を後ろに結っている少年と赤髪のポニーテールの少女と水色の髪の少女はそれぞれ武器を構えて強い警戒心を持って一人の女性に言う。


「何なのあんた? 俺達を殺しに来たわけ? もし殺すなら容赦しないよ?」
「ふっ……人間風情が粋がいいな。それで私を試そうというのか?」
「てめぇのそのツラが気に入らねぇんだよ! さっきから偉そうに言いやがって!」
「……何かムカつく奴だな。俺達を人間って呼ぶのはお前は人間じゃないのか?」
「だから何だ? お前達は私を人間だと思っていたのか?」

女性の言葉に頭に来たのは数人ほどで、今でも手を出しそうな状況だ。今でも手を出しそうな彼らを制止したのはカチューシャをつけたロングヘアーの少女だった。彼女は至って冷静沈着で、女性の上から目線の発言に対しても動じることもなく、女性に言う。
黒髪のロングヘアーの少女に止められた三人は渋々ながらも構えている武器を下ろす。

「私達はあなたを味方だとは思わない。だけど、あなたが協力してくれるのはありがたいと思う」
「ほぉ、私が殺し合いに乗らないのを知っていたのか」
「知っていたも何もあなたに殺意がなかったわ。寧ろ私達を試そうとしていたから」
「お前はなかなか聡いな。流石だ」
「お前……さっきから上から目線の言い草だな」

女性の物言いに苛立つ者もいるのだが、手を出さないように抑えている。
女性は踵を返してゆっくりと歩きだした。彼らを残して……。



【現在の状況】

アイク

【スタンス】

仲間とともに脱出する

【思考】

・殺し合いに乗らない

・バラバラになった仲間を探す

・あの女、何様だ?

【武器】短剣

【体の状態】健康

【精神状態】怒り

【現在地】Dー5



暁美ほむら

【スタンス】

仲間とともに脱出する

【思考】

・殺し合いに乗らない

・バラバラになった仲間を探す

・特にまどかを探す

・女の仲間になるつもりはないけど協力はする。




【武器】盾、銃

【体の状態】健康

【精神状態】健康

【現在地】Dー5


佐倉杏子


【スタンス】

仲間とともに脱出する

【思考】

・殺し合いに乗らない

・バラバラになった仲間を探す

・なんだよあいつ!

・特にまどかと合流する

【武器】槍(二又になっている)

【体の状態】健康

【精神状態】怒り

【現在地】Dー5


玉望 玲

【スタンス】

仲間とともに脱出する

【思考】

・殺し合いに乗らない

・バラバラになった仲間を探す

・人間は面白い生き物だ。

【武器】???

【体の状態】健康

【精神状態】健康

【現在地】Dー5



日村 晃

【スタンス】

仲間とともに脱出する

【思考】

・殺し合いに乗らない

・バラバラになった仲間を探す

・良介達と合流する。


・あいつマジでムカつく(#^ω^)

【武器】二丁拳銃(ショットガン二丁

【体の状態】健康

【精神状態】怒り

【現在地】Dー5


美樹さやか

【スタンス】

仲間とともに脱出する

【思考】

・殺し合いに乗らない

・バラバラになった仲間を探す

・あの女、何かムカつく(#^ω^)

【武器】レイピア

【体の状態】健康

【精神状態】苛立ち

【現在地】Dー5

Re: 【Rー15G】バトロワ 〜血塗られた紅〜 ( No.82 )
日時: 2014/07/07 19:01
名前: 葉月@iPhoneにて執筆ッス(≧∇≦) (ID: GTJkb1BT)

今回の死亡者:東雲冬衣、魔常ロナ、金峰七紀(允希)

死因:金峰七紀(允希)……並木 霞との激闘の末死亡。

東雲冬衣……高尾和成に首を刈られて殺害される。

魔常ロナ……並木 霞に殺害される。



(^ω^≡^ω^)あとがきだよ〜ん

※本編では私が死神にフルボッコされているため、代わりにキャラが言います。あとがきというより舞台裏って感じですねwww

冬衣・七希・允希・ロナ「解せぬorz」(「こんにちは、死ね」をされたwww
あたか「バレーボールと聞いて!」(ガタッ!
ミニッツ「多分あたかのじゃない気がするんだけどwwww」
圭一「バレーボールぶつけるだけじゃ痛いだけだろwwww」
高尾「また殺しちゃった★」(満面の笑み
冬衣「あんぎゃああああああああ!!((((;゜Д゜)))))))」(高尾に殺されたwwww
葉山「俺達も負けられないね! レオ姉! 永ちゃん!」(本編ではマーダーです
実渕「そうね」(同上
根武谷「そうだな!」(同上
木実「マーダーどんどん増えてる……(;ω;) 勝てる気がしない……(;ω;) 」