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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 女武将、始めました〜戦国ノ夢〜 ( No.6 )
- 日時: 2014/05/04 18:30
- 名前: 梅 ◆9KV72UfMbo (ID: uLBjsRTH)
第6話「ツンデレ?」
しばらく経つと、広間は酒で酔いつぶれた人の溜まり場に。
勝家さん、利家さん、慶次さん、秀吉様は誰が1番飲めるかを競い合って全滅。
「もう、困った人たちだね」
気がつけばねね様が。
「あの、お片づけ手伝います」
「いい子だね!いらないって言いたいところなんだけど・・・。全体会の時は大変なんだよね。だからさ、お皿を集めて持って来てくれる?」
「わかりました!」
そう言って早速片付けに取り掛かる。
私は母がいなく、家事は自分でやっていたため仕事は早かった。
全てのお皿を台所まで運び終わるとクタクタだった。
「早いじゃん!すごいね」
ねね様にも褒められて。
っていうか普通、ねね様が家事をするなんておかしいだろ!
侍女はどうしたっ!なんてツッコミながらやっていた。
「私、そろそろみんなを起こしてくるからさ、お皿、お願いできる?」
「はい」
私がそう、返事をするともうねね様はいなかった。
お皿を片付け始めてしばらくすると、扉が開いた。
ねね様が帰ってきたのかと思ったら、違った。
そこに立っていたのは、石田三成だった。
「おねね様は?」
「あ、おねね様なら、きっと秀吉様の所です。起こしに行きましたから」
「そうか」
「片付けをしているのか?」
「ええ」
「そうか、礼を言う」
あれ?こんなキャラだっけ?
「いえ、私のやるべきことですから」
「俺も、手伝うか?」
「いえいえ、早く休んでください」
「そうか。じゃあ、おねね様によろしく伝えておいてくれ」
そう言って部屋に戻って行った。
肩が痛んできて、私は早く皿の片付けを終わらせ、今はもう誰もいない広間を掃除し、部屋に戻ることにした。
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