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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 女武将、始めました〜戦国ノ夢〜 ( No.7 )
- 日時: 2014/05/05 07:05
- 名前: 梅 ◆9KV72UfMbo (ID: uLBjsRTH)
第7話(タイトル思い浮かばないんでここからはノー第で行きます)
さあさ部屋に・・・なんで思って気がついた。
部屋、何処?
廊下に出るが、見当もつかない。
「おーい、こっちこっち」
聞き慣れた声がした。
振り向くと半兵衛様。
「君の部屋、こっちだよ」
おとなしく半兵衛様について行く。
助かった〜。
「君、家事得意なんだね」
「ああ、はい。母はもう他界しているので」
慣れていることだから隠さなかった。
しかし半兵衛様にとっては聞いちゃいけなかったと思ったらしい。
「あ、ごめん」
謝罪された。
「はい、ここが部屋」
そう言って着いたのは歴史ドラマで見るような部屋。
すると半兵衛様は布団を敷き始めた。
「あ、大丈夫です、私がやりますから」
そう言って変わろうとすると、断られた。
「いいのいいの、俺部屋隣だし?」
隣なの!?
そして布団を敷いておもむろに外に出る。
「あそこが官兵衛殿。清正。正則。三成・・・」
指を指して順に言う。
隣、半兵衛様と三成殿か!
アニメか、音ゲーか!
おかしいだろ!
この並びに私は変でしょ!
「そうですか。ありがとうございます。困った時は誰かは居ますかね?」
「うーん、多分ね。大丈夫!誰も襲わないから」
最後の言葉で発覚した事実。
女、私だけじゃん!
部屋に入ると布団が綺麗に敷かれていた。
「うーん」
私は今だにトリップに頭を悩ませていた。
そして、最後の青年の姿。
何処かで見たことがあるんだけどな・・・
声も聞いたことがあったし。
向こうの世界の私はどうなっているのだろう。
もしかしたら向こうの世界にはもう、私はいないのかもしれない。
この世界に体ごとトリップしたんだ。
ここにいればいるほど生きている実感が強くなっている気がする。
もしかしたら、私のいるべき場所はここなのかもしれない。
私はそんな事を考えながら眠りについた。
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