二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- chapter3 望みのチェックメイト 非日常 ( No.328 )
- 日時: 2014/07/23 00:34
- 名前: アルズ (ID: iRKX8kpQ)
波希「このままじゃ犯人わからずじまいだよ? 【他に手がかりはある】の?」
片桐(・・・手がかりなら・・・)
証拠提出
【他に手がかりはある】<【ダイイングメッセージ】
片桐「ダイイングメッセージ・・・か?」
七花「・・・そんなのあったのですか?」
鼎野「あったぞ。 確か・・・『オナジ』って書かれてたんだよな。」
早緑「オナジ・・・ですか。 同じ?」
三神「な・・・何が一緒なの・・・?」
片桐(・・・同じ・・・同じ・・・そうだ・・・最初の事件でもこんなのがあったじゃないか・・・あれは確か・・・)
閃きアナグラム
と く ち ょ う
「・・・そうかわかったぞ!」
片桐「きっと『特徴』が一緒なんだ!!」
瀬川「特徴が・・・?」
片桐「最初の事件を思い返したら・・・そんな感じの事で議論になっただろ?」
寺阪「黄瀬に似た人は・・・あ・・・」
鷹取「でも、それは【犯人が書いた偽装】じゃないのか・・・?」
「それは違うぞ!!」
【犯人が書いた偽装】<【検死結果】
片桐「確かに偽装とは思われるかもしれないけど・・・小鳥に背中以外に致命傷はあったか?」
鷹取「・・・あ!」
波希「つまり・・・背中だけでもすぐに死ぬ可能性は低く、即死でもない限りしばらくは死ぬふりとかできる・・・って言うこと?」
片桐「まぁ・・・そうだけど・・・でも、犯人はそうしばらく見ていないんじゃないかな?」
瑞哉「・・・ちょっと確認した後、すぐに出ていった。 でも死にかけの状態でサラサラと書けないから・・・書いていたのに気づかなかった・・・っていう事?」
片桐「・・・そうだな。」
早緑「その様子だと犯人は掴めたんですか・・・?」
片桐「多分だけど・・・一応は。」
怪しい人物指定
『七花 火蛍』
「お前なんじゃないのか?」
片桐「小鳥と特徴が同じの人物・・・この中だったら七花、お前しかいない。」
七花「・・・は? 僕が? なんの冗談ですか? 今更冗談言っても変なだけだよ?」
片桐「今冗談言うわけないだろ・・・。
小鳥の特徴は『背が低く、黄色い』。お前の特徴もそうだろ?」
早緑「でもダイイングメッセージだけでは・・・」
波希「ねえねえ、藍川さんの身長っていくつだったっけ?」
瀬川「・・・170は行ってるんじゃないか?」
鼎野「成る程な・・・足を切った理由はそう言うことなのか・・・。」
七花「・・・はあ? 何がわかったんですか? わかった癖して本当はわかってないんだろ? 変な事言うのはやめた方がいいよ・・・?」
三神「・・・え・・・あんたなんかおかしくない?」
七花「おかしいってなに? 何もおかしくはないですよ? だからとっととその無駄な事しか言えない口閉じたらどうです?」
早緑「な・・・七花さん・・・?」
七花「僕は犯人じゃない!! 大体、そんなの憶測だし、わからないでしょう?
だったらそんな変な推理しやがるんじゃないクソ野郎!! もう少しマシな推理してくださいよねぇ!!!」
片桐「・・・!?(これじゃあ・・・まともに話なんか聞いてくれない聞いてくれない・・・! なんとか・・・証拠を叩き付けるんだ。)」
MACHINE GUN Talk Battle start !!
七花「ずいぶん前より鈍った推理してくれますよねぇ!!
特徴が同じだぁ!? そんなダイイングメッセージは偽装に決まってるだろ!!?」
片桐「さっき言っただろ? くまなく確認せずに行ったから偽装じゃないって!」
七花「はあ!? そんなの誰が信じるんですかおかしいに決まってるだろ!? 見てもないのにそんなの確認付ける事は不可能だ!!」
片桐「・・・じゃあお前は見たのか? 小鳥がダイイングメッセージを書いたか否かを。」
七花「うるさい!! 黙ってくださいビチグソ野郎がっ!!
だって【ダイイングメッセージ以外の証拠はない】だろ!!?」
「・・・それは違う!!」
【ダイイングメッセージ以外の証拠はない】<【検死結果】
片桐「藍川の身長はいくつだった?」
七花「はぁ!? さっき『170代』だっ・・・て・・・」
片桐「気づいたか? 藍川の足が切られた理由を。
みんなだったらそんな事せずとも藍川の首を絞められるだろうからな。」
瑞哉「・・・足を切って首を絞めやすくした・・・?」
片桐「ああ・・・。 まとめてみるぞ。」
Act.1
「犯人はまず藍川を物理室へ呼んだ。 その時間の間に犯人は色々準備をしていた。
まずナイフ。これは犯人が前から所持していたもの。そして電気コード。これは春白がいない間に準備した。」
Act.2
「そして藍川が来たときに首を絞めやすくするために足を切り、電気コードで首を絞めた・・・。
しかし犯人はその後思いにもよらない事態が起こった。」
Act.3
「小鳥が物理室へ来たんだ。 その時もう既に藍川は息を引き取っていたんだろう・・・。 彼が第一発見者となった。」
Act.4
「犯人は逃げようとする小鳥の背中を元々持っていたナイフで切って殺した・・・その凶器は捨てた。
小鳥は命がけで犯人の特徴を書いたんだ。 ・・・『オナジ』ってね。」
片桐「そうなんだろ・・・? 『七花 火蛍』!!」
七花「・・・は・・・はは・・・ばれちゃったかぁ。」
B R E A K !!