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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- chapter3 望みのチェックメイト オシオキ編 ( No.336 )
- 日時: 2014/07/24 15:39
- 名前: アルズ (ID: iRKX8kpQ)
『超高校級の花火師』 七花 火蛍 の オシオキ
『真夏の花火大会』
・・・ここはどこだろう。
周りは真っ暗で・・・何も見えない。
自分の手もまったく見えないんです・・・・。
足を踏み出すとザッという草を踏む音が聞こえた・・・。
ここは・・・草原なのでしょうか?
なんて思っていると・・・周りが若干明るくなった。
背後からの明かりからなのか・・・僕の影は僕の正面にあった。
振り返ると・・・モノクマの集団が花火の準備をしていました。
そして発射口を私に向け・・・花火を放ちました。
直撃はしませんでしたが火花はどんどんこちらに降ってきました。
僕は必死に逃げる・・・。体力は無いけれど、逃げる。
暗闇が火花と花火で明るくなったため周りはハッキリと見える・・・。
しかし石に躓き転んだ先は真っ暗闇で・・・僕は下降しました。
このまま落ちて死ぬのかな・・・なんて思っていると何かに着地しました。
着地した場所を手探りしてみると・・・鉄を触ってるかのような固さと冷たさが手に感じました。
「でも・・・なんだろう・・・この火薬の臭い・・・」
そう、火薬の臭いが・・・落ちた場所にも漂う。
そう認識した瞬間、重圧がかかり周りが見えました。
それは高く高く・・・昇っていて・・・・
気づいたら僕はそのまま落ちて・・・落ちて・・・・
落下して・・・・
グシャァ・・・・
「いやあ・・・綺麗な花火だったなぁ。」
「そうだな。 この地面に咲いてる花よりもずっといいよなぁ?」
モノクマ達はそう言って夜の草原から立ち去る。
モノクマの言うとおり、そこには地面に一輪の赤い花が咲いていた。
その花の傍には・・・古いネックレスが落ちていた。
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