二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- chapter3 望みのチェックメイト 非日常 ( No.341 )
- 日時: 2014/07/25 19:07
- 名前: アルズ (ID: iRKX8kpQ)
「う・・・」
そんな声が誰かの口から出る。
・・・そりゃそうだ・・・。こんな無惨な七花の死体を見て誰も平気だとは言えない・・・。
誰もが顔を青くし、誰もが無言になる。
「いっやっほぅぅぅぅ!! 即死だったけどじわじわ死ぬ恐怖が与えられたかなぁ? かなかなぁ?
あそこまで舞台設置するのすごい大変だったよー・・・」
「そ・・・それで苦労を讃えろって前みたいに言うんですか!?
まっぴらごめんですよそんなの!!」
早緑はそう大声をあげた。
他のみんなもその声にうんうんと弱々しく頷いた。
そうだ・・・何が人を殺すための舞台設置の苦労を讃えろって言うんだ。
それに賛成する人なんて・・・絶対にいやしない。
「うぷぷ・・・一致団結ってところかな? ねぇ、春白さんあいつらどうおも・・・・ってどこ行くの!?」
モノクマの目線の先にいる春白はさっさと出ていこうと早足で歩を進めていた。
そしてモノクマの方を振り返り・・・
「うるさいな・・・ボクにあれこれ指図しないでくれる? ボクは君の奴隷でもなんでもないんだよ。」
そういってイライラしながらも彼女は戻っていった・・・。
「・・・ねえ・・・」
波希が小声で俺に話しかけた。
「な・・・なんだ?」
「・・・春白さん、最近凄いイライラしてない・・・?」
「・・・え? いつも・・・通りじゃ・・・?」
「・・・気のせいならいいんだよ・・・。」
俺はふと春白が消えていった扉を見つめる・・・。
「どうしたんだ片桐・・・?」
「・・・いや・・・。」
みんながふらふらと気力無く帰る所を俺はぼんやりと見ていた。
「・・・アンテナ・・・? 帰らないの・・・?」
「い・・・いや・・・。」
「・・・そう。」
そう言って瑞哉は帰って行った。
・・・俺もそれについていくようにその場を後にした。
アイテム GET!!
『写真入りのペンダント』
かなり古いペンダント。
写真には幼い頃の七花と七花に似た少女が写っている。
ペンダントの一部がかなりへこんでいる。
(まだ続きます。)