二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: KH×SAO×P4×FB クロスオーバーズ キャラ投票開始! ( No.143 )
日時: 2014/11/18 22:18
名前: レイR ◆SY6Gn7Ui8M (ID: zbxAunUZ)
参照: http://ge-novel.com/mtsg.cgi?



——俺レイはある日突然時空の歪みに巻き込まれ、その先でキリト君と陽介、ユイちゃんと出会った。そして四人で旅をしてたどり着いた漆黒の影の拠点でディアと合流し、さらにはアスナさんやクマと言った心強い仲間も出来た。しかもそこに捕らえられていたリーファも助け、今ではこの八人でそれぞれの仲間を探す為の旅をしている

「お兄さん、この辺りに敵はいないようです!」
「おっ、良いね。じゃあユイちゃん、かけっこでもする?」
「はーい!」
「それじゃあ私も加わって良いですかー?」
「OKリーファ!」

敵が周囲にいないとは言えやはりユイちゃんはこの時空に迷い混んで不安なはず、そう思った俺はこの状況を良いことにユイちゃんと遊ぶことで彼女の不安を少しでも消そうと思った。それをリーファは理解してくれていたようで、協力してくれた

そんな俺達三人を少し離れた所から見守る二人もまた、漆黒の影が関わっているこの事態だと言うにも関わらず遊んでいる俺達を見て呆れつつも話をしていた

「はぁ……ガキじゃあるまいし……」
「でも、楽しそうじゃない?」
「そうだが、いつやつらが現れるか分からない。アス、それはお前も分かっているだろう?」
「分かってるけど……でも、かといって楽しむ事を否定するのとは違うと思うな」
「と言うと?」
「上手く言えないけど……私達、普通は会えない者同士なんだから今を全力で楽しむべきだと思うの。それにもしやつらが襲ってきても、私達なら大丈夫。そう思えるの」
「フッ……まさに外道だな。その時は、お前が守ってくれるのか?」

ディアの何気無いこの質問にアスナさんは自信を持って頷き、ディアは彼女の肩を数回叩くと普段見られないような笑顔を見せた

「頼りにしてるぞ、相棒」
「うん……ディア君」

料理と言う共通の趣味から始まった二人は、今ではすでに時空すら越えた親友と化していた

その後も俺達は道と言う道を進んでいった。時には敵と遭遇したがその度にキリト君や陽介が蹴散らし、道中にクマがボケてみんなで笑ったりして先へ進んでいく

「キリト、そっちを頼む!」
「了解だディア!」

そして親友の彼氏であるキリトともディアは仲良くなっていたようで、互いに連携を取り合うまでになっていた

「行くぞ、クマ!」
「リョーカイヨースケ!」
「「ジュネス・ボンバー!!」」

陽介とクマによる二人のペルソナの連携攻撃“ジュネス・ボンバー”が敵陣に炸裂し、増援が来るも後衛に控えていたアスナさんとリーファが応戦する

「スターリィ・ティアー!」

アスナさんの一撃に吹っ飛ばされた敵にリーファが追い討ちを掛け、さらに迫り来る敵に俺がストームラッシュを放った

「リーファ!君は以前、ストームラッシュを放ったよね?でもまだ不完全な風だ。だけど、俺の風と君の風を合わせれば!」
「はい!」

俺の提案に乗っていくれたリーファと共にストームラッシュを放ち、それは二つの強力な竜巻“ダブルストムラッシュ”となった

「お見事!」
「ありがとうございます!さぁ、まだ来るよ!」

さらに襲い来る敵を見てディアが突然アスナさんが使っていたスタースプラッシュのような構えを始めた。しかしそれはよく見れば左右逆の体制であり、放つのも闇であった

「はっ!」

そして敵を一閃、瞬殺した。ディアの放ったスタースプラッシュならぬ“ダークスプレッド”を見て彼女も流石に驚いていた

「フッ、俺も伊達にアスと共に旅をしてきたつもりは無い」
「流石は“相棒”ね」

初期から共に旅をしてきたディアだからこそ使えた技“ダークスプレッド”はその後も数々の敵を倒していき、完全に全滅したと思われたその時拍手の音が三回ほど聞こえた

「いやぁ見事ですねぇ、異界の英雄達」

その声の主を見たとき、何か禍々しい物を感じた為全員警戒していたが、その中でも特にアスナさんだけはその人物を見て驚愕していた

「そんな……何故貴方が……!?」

彼女はレイピアを引き抜き、彼の名前を吐き捨てるようにして言った

「須郷……伸之!」