二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: KH×SAO×P4×FB クロスオーバーズ ( No.152 )
- 日時: 2014/12/05 15:14
- 名前: レイR ◆SY6Gn7Ui8M (ID: hAr.TppX)
- 参照: http://ge-novel.com/mtsg.cgi?
「ならば君達に教えよう……どうしても変えられぬ運命が、そこにある事を」
その言葉を放つと共にシャドウレイは何処からともなく先程のタロットカードを取り出し、あえて攻撃はせずその場に立ち止まった。まるで俺達の攻撃を誘っているかのように
「はぁっ!」
「キリト君!?」
その挑発に乗ってしまったのかキリト君が先行し、自らの得意技であるスターバーストストリームを放つがそれは軽く避けられてしまった。アスナさんの事もあり漆黒の影には強い恨みがあってもおかしくないこの状況で冷静さを失っては相手の思うツボであり、それはシャドウレイですら例外ではなかった
「なっ……!?」
「面白い技だ……俺もちょっと、やってみるかな」
その刹那シャドウレイの本から不気味な光が放たれ、気がついた時にはシャドウレイもまたキリト君同様二刀流となっていた。その上シャドウレイが取った行動はスターバーストストリームのそれであり、キリト君は自分自身の技で一瞬にして倒されてしまった
「ぐっ……!」
「キリト君!」
「パパ!!」
「嘘……お兄ちゃんの技を、1度見ただけで習得するなんて……!!」
キリト君のスターバーストストリームをたった1度見ただけで習得しキリト君を打ち倒したシャドウレイには強大な力があると思われ、その力はもはや天才を通り越して最強のカリスマ性とも呼べる物だった
「さらに、行かせていただこう」
さらにその瞬間どういうわけか味方全体の能力がダウンし、シャドウレイから発せられる力が逆に増していた。その上シャドウレイの両手には剣は無く、代わりに右手に先程の本があった。シャドウレイが左手で指を鳴らすと同時にメギドラオンを放ちダメージを与えてきた
尚、今解説した事は全て一瞬で起きた出来事である
「ぐっ!!」
「うわっ!!」
「嘘だろっ……ランダマイザとヒートライザ、メギドラオンを同時に放っただって……!?」
「ヨースケ違うクマ!同時じゃなくて、やつは人間離れした速度で技を使ってるクマ!」
「そんな……!」
「フフッ、それじゃあ俺が人間じゃないみたいな言い方だな」
シャドウレイはさらに本のページを進め、ページから発せられた光から幾つかのカードを取り出すとクマの方を見て不気味に微笑んだ
「けど、案外それは間違いではない。君へのご褒美として、面白い物を見せてあげよう」
その言葉と共にカードの一枚が独りでに砕かれ、空中に信じられないものが出現した
「イザナギ!」
なんとシャドウレイのカードにより呼び出されたのはペルソナイザナギであり、イザナギはシャドウレイの意思のままにマハジオダインを放った
「「うわぁ!!」」
「ジライヤ!」
続いて現れたのは陽介も使っているペルソナことジライヤであり、マハガルダインで全体を攻撃した
「トモエ、コノハナサクヤ!」
さらに2体のペルソナが同時に現れ、炎と氷の竜巻が発生した。それは仲間達全員を巻き込み、一瞬にして瀕死まで追い詰めた
「ヒミコ、タケミカヅチ、スクナヒコナ!」
ヒミコでこちらの事を分析された上で今度は雷と混沌が同時に発生し、全員がもうすでに立ち上がれないほどの傷を負っていた
「見せ物はこれだけじゃない。来たれ、エルシオン!」
「なっ!?」
シャドウレイが繰り出したのは俺の聖獣ことエルシオンであり、その風属性魔法で倒れているキリト君を吹っ飛ばした
「くっ!!」
「キリト君!」
「ファラフェニックス!」
「嘘……だろっ……!!」
「ガントラ、ブラックソード!そしてダークエンド、フェイク!」
仲間達の聖獣及びペルソナを繰り出され仲間達は数えきれないほどの攻撃を受け、シャドウレイはさらに追い討ちをかけるようにして13枚のカードを取り出した。愚者、魔術師、女教皇、女帝、皇帝、法王、恋愛、戦車、正義、隠者、運命、剛毅、刑死者の0〜12番目の全てのタロットカードを握っており、何れも青い光を纏っていた
「さぁ、もっと本気を見せてくれ……!」