二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: KH×SAO×P4×オリキャラ クロスオーバーズ ( No.37 )
日時: 2014/06/16 14:43
名前: レイR ◆SY6Gn7Ui8M (ID: 4mrTcNGz)
参照: http://ge-novel.com/mtsg.cgi?

戦場に吹き抜けた一つの風、それはヘッドホンを首に掛けた何処かの制服姿の少年だった。

「ふぅ、あぶねぇ!」
「…お前は?」
「話は後だ、まずはこいつら何とかすっぞ!」

ヘッドホンの少年がそう言うとほぼ同時に空中から青いカードが飛来し、手に持っていたクナイでそれを叩き斬るようにして割った。すると少年の背後に以前に鳴冠が出していたような存在だった。

「まさかペルソナ!?」
「よく知ってんじゃねーか!」

ヘッドホンの少年が出したのは間違いなくペルソナだった。ただし彼のそれは鳴冠とは違い手に持っている手裏剣やその容姿も染まってまるで忍者のようだ。

「行くぜ、ジライヤ!!」

ジライヤと呼ばれたペルソナが先程と同じ竜巻を起こし、敵軍を吹っ飛ばした。その内の一体がキリト君の方に飛んでいくが、

「スターバースト……」

二刀流を駆使したあの技で超攻撃を仕掛ける。

「ストリームッ!!」

やけにしぶといシャドウでも流石にキリト君のスターバーストストリームには敵わなかったようだ。

「パパ、レイさん!ここにいる全ての敵は風属性が弱点のようです!」
「風属性だな?なら俺の出番だっ!」

そう言ってヘッドホンの少年が再びジライヤを呼び出し、風属性の弾丸を飛ばした。それによりハートレス達はその数を減らした。

「俺も行くよ!」

ヘッドホンの少年に遅れを取らないよう俺も風属性魔法であるエアロガを放った。それによりシャドウも数を減らしていき、隙が出来た。

「レイ、総攻撃で行くか?」
「OKキリト君!!」
「俺も行くぜ!」

敵全員が怯んだのを見計らって俺とキリト君、そしてヘッドホンの少年による総攻撃を仕掛けた。結果シャドウとハートレスは全滅し、後には何も残らなかった。

「ふぅ、お疲れさん!」

ヘッドホンの少年がペルソナを消滅させ、武器を仕舞うと俺達にそう言った。