二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 危機一髪! ( No.122 )
- 日時: 2014/07/04 10:44
- 名前: 雫石 (ID: .Hx7EboP)
一方こちらはツカサとゆずきとユウヤ。
ジュゴンに乗って毒状態のラプラスとそれに乗っているルカから逃げている途中である。
「うわっ!ひつこい!」
「でもこれは、まだましだと俺は思うがな。」
「ツカサ、それってどういうこと?」
「もしあいつのハイドロポンプを出していたらやられてたってことだよ。覚えていなきゃいいけど…。」
『ラプラスとかのハイドロポンプは強力って聞きますからね。』
「でも吹雪とか…冷凍ビームとか出したりするんじゃない?」
ユウヤがこう聞く。
「バーカ!もしそんなことをしたら海全体が凍るだろが!」
『被害が増えるってことですね』
「そういうこと!」
「確かにそれは危険だな。」
その時であるルカのほうから少しずつ凍っていくのを感じた。
「おいまさか…。」
『吹雪を出したっていうのでしょうか?』
「巻き込まれるぞ!」
ツカサとユウヤがジュゴンを急がせる。
「私もほんきをださなきゃ失礼だなと思ったからだ!これで君たちは手も出せまい!」
「くっそ…」
『このままだと、僕たち凍ってしまいますよ!』
「ああ、わかって…どうしたジュゴン…ン?何かいい考えがある?」
ツカサが焦っているときジュゴンが何かを話してくれた。もしかして作戦なのか?この危機から逃れる方法を知っているのか?
「ねぇツカサ?」
「うん…じゃあそれで頼むよ!ユウヤ、ジュゴンに乗ってついて来い!逃れる方法を知っているみたいだ。」
「本当か?」
「ああ!」
ツカサを乗せたジュゴンが泳いでそのあとにユウヤが続く。
しばらく進むと横に二人が入れるような広さの穴があった。
「ここだな!」
ツカサとユウヤはそこに入り後にジュゴン2匹が入る。
「この蓋を閉めればいいんだな。」
ツカサがジュゴンにこう聞くとこくりとうなずいた。扉を閉めたと同時に吹雪の氷が通り過ぎる。
「しばらくの脱出は無理だね。」
ユウヤが蓋が開かないのを確かめてこういう。
「ああ、開けようとしても氷が邪魔をする。仕方ないけどボンベを外すのもしばらくは無理だな。」
確かに上も下も水。これではボンベを外すことができない。仕方なくツカサたちはこの穴にこもり救出を待つことにした。