二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 悪魔はほむら・転生人はツカサ ( No.129 )
- 日時: 2014/07/07 11:49
- 名前: 雫石 ◆3M7/Mclv.6 (ID: .Hx7EboP)
「ほむらが悪魔?」
「どういうことやねん!ゆずき」
ルークがゆずきにこう聞く。その後ろでユウヤとレイが少し周りを見る。見るとゆずきの声は、レイ、ユウヤ、ルーク、ほむら以外には聞こえていない。みんなきょとんとしているのだ。
『僕にもわかりませんけど…あのほむらは悪魔なんです。』
「ツカサに何か言われたんか?」
『まぁそういうことになるというより、ツカサがすべて話しました。ほむらは、元は魔法少女で友達のせいで悪魔に変貌しその友達を謎の結界に閉じ込めたかもしれない。そして今回ブラットに協力したのはそれを長くするためだと。』
「ツカサがそんなこと言うわけないよ!ツカサは俺の親友だ!」
『確かにユウヤさんは親友って言っていましたよ!でもそのユウヤさんに入っておかないといけないことがあるって。』
ゆずきの言葉を聞くとユウヤはすぐさま走り出した。
「おい!どないしたん!」
「団長、俺、ツカサのところに行ってくる!」
ユウヤはこう言ってまた走り出した。
「逃げたよね?」
「たぶんな…でも。」
ルークとレイがほむらたちの方を向く。もうすでにほむらたちの結界にのまれているものはすべて敵となっていた。目がすごくギラギラしている。
「こいつらを元に戻さへんと…。」
「そうだね。」
ルークとレイはモンスターボールを構えた。
「いけ!ハガネール、ハッサム、ドンカラス!」
「GO!ガブリアス!」
『私も手伝います。』
『ルカリオさん!』
『アズルさんを元に戻すためです!』
「よし!いくで。レイ、足纏にならへんようにな!ゆずきとルカリオの支持はお前に任せるぞ!」
「OK!任しておいて。」
アズルたちとの仲間割れのようなバトルがいよいよ始まろうとしていた。
その頃…ユウヤは、
「ツカサ!」
ツカサがいるところまで走ってきた。
「カグラ先生も協力していたっていうのか?」
「そうよ。」
「じゃあほむらも…。」
「ええ。」
「やっぱりあいつ悪魔にかわちまったのか。」
ツカサがため息をついてこういう。
「ツカサ!」
ようやくユウヤはツカサの隣に来た。
「ごめん、ユウヤ…俺、言わなきゃいけないことがある。」
「え?」
やはりこの言葉だ。
「俺、実は転生人なんだ。」