二次創作小説(映像)※倉庫ログ

シロクロさんのリクエストに応えます。 ( No.13 )
日時: 2014/11/30 17:17
名前: 葉月@iPhone (ID: ET0e/DSO)

それに伴い、シロクロさんのリクエストにも応えちゃいますwww

【仲間を助けて(>_<)】


『紅葉時空機関』始動から数日後、オリキャラ組と無双組、黒バス組とポップン組とボカロ組とカゲプロ組がギルドのテントで鍛錬をしているところだった。
戦闘経験の浅い黒バス組とボカロ組とカゲプロ組は無双組や戦闘経験が豊富なオリキャラに武芸を教わっていた。それぞれの武器の使い方や基礎などを教わっていく。また、心得も教わっていく。

皐月「うーん……まだ腰が高いな。これじゃあ隙が出来るぜ」
モモ「うぅ……すいません……」

黄忠「的をちゃあんと見るんじゃ! 背筋もピンと伸ばせ!」
桜井「はいっ!」

光秀「勢いが足りませんよ! これでは押されてしまいます! もっと踏み込んで!」
KAITO「分かった!」

夏侯惇「これでお前は十回も死んでいる。まだまだ甘いな」
火神「……うっす」

許チョ「今のはちょっとよくないぞぉ〜。岩を押してるみてぇだよぉ。こうやって持ち上げるだよぉ」
紫原「……こんなに大きい岩持ち上がれるわけないし」


武芸を習っている彼らを見ている木実は「凄いなぁ」と感心していると、仙人である女禍と太公望がやって来た。

木実「女禍、太公望、来たの?」
女禍「あぁ。その様子を見にな」
太公望「人の子にしては素晴らしい人材を得たものだな、葉月は」
木実「確かにこの世界は人間が多いよ。だけど、人間にしか出来ないこともあることを忘れないでほしいな」
太公望「ククッ……人の子にしか出来ないこととは、どのようなものか知りたいものだな」

人間にしか出来ないこととは何なのかは謎のままだが、その答えは分からずともいずれ見つかるだろう。

この時はまだポップン組や黒バス組、ボカロ組やカゲプロ組がまだ未熟だった頃ですね。

シロクロさんのリクエストに応えます。 2 ( No.14 )
日時: 2015/01/04 13:23
名前: 葉月@iPhone (ID: 10J78vWC)

〜テントの中〜

 テントの中は葉月と素戔嗚、赤司とMZDの四人と、劉備や曹操、織田信長など君主クラスの英雄が集まっていた。尚、君主クラスの英雄は劉備や曹操、孫堅、織田信長、武田信玄や上杉謙信、北条氏康、毛利元就、徳川家康だ。
 雪菜は、葉月達に「お客様がお見えになりました」と報告する。葉月は「通して」と言うと、雪菜は連れてきた客人を連れて来ると、そこにやって来たのはシロクロのところのシンタローとキドだった!
シンタローとキドはどこか緊張しているような感じで、特にキドはモジモジしていた。また、彼女はどこかそわそわしているようにも見える。


葉月「どうしたの?」
劉備「ゆっくりでいいから話してみなさい」
キド(シ)「……俺の仲間が……組織に……」

キドの声はだんだん涙声になり、嗚咽混じりの喋り方になった。涙を堪えているため、彼女の唇は震えていて、今にも泣きそうな顔になっている。
メカクシ団の団長らしからぬ弱々しい姿にシンタローはぽんぽんとキドの頭を優しく叩いて慰めた。

赤司「組織とはどういう人物だ?」
シンタロー(シ)「それは……でっかい猪と狐の化け物と……でっかい化け物に攫われたんです」
キド(シ)「俺達の能力でも太刀打ち出来ず……モモとカノとマリーが攫われた……」

シンタローとキドの説明によると、でかい猪と狐の化け物とでかい化け物にモモとカノとマリーが攫われたという。メカクシ団が持つ目の能力を持ってしてでも、その組織には通用せず、ことごとく打ち破られ、メカクシ団はほとんど無力化してしまったという。
MZDと赤司はイマイチピンと来なかったが、葉月と曹操と素戔嗚はキドとシンタローの「でかい猪と狐の化け物とでかい化け物」という言葉に思い浮かべた存在がいた。劉備も孫堅も信長も家康も氏康も信玄も謙信も元就も薄々感づいているものの、あの頃のようなことになっていないのか案じていた。
曹操は鋭い眼光である組織の名前を口にする。

曹操「その者らは妖魔軍か魔物……始皇帝軍だな」

何と! モモとカノとマリーを攫ったのは妖魔軍あるいは魔物、始皇帝軍だった! まさに魔の巣窟のような組織の偵察をしに向かった人間のメカクシ団(約一名はメドゥーサのクォーターだが)は彼らに見つかってしまい、目の能力を使って逃げようとしたが、通用せずに終わってしまった。シンタローとキドは何とか抜けたものの、あの化け物の集団に対して恐怖感を持つようになった。


MDZ「……そりゃあ大変だったな。化け物相手じゃ逃げたくもなるよな」
氏康「俺から言わせりゃまだまだ青いってもんよ。ド阿呆共が来たってぐれぇで怖気づいてどうすんだよ? これだからてめぇらはガキなんだよ」
劉備「氏康殿、そのような言い方はよくありませんぞ!」
氏康「本当のことだから仕方ねぇだろ。妖魔だろうが魔物だろうが俺らは戦ってきただろうが。人間の力を侮るド阿呆共にギャフンと言わせりゃいいんだよ」

氏康の厳しい意見にシンタローとキドは反論することも出来ずに黙り込んだ。カノ達が組織に捕まったのは自分達の責任だったから。自分達の心が弱かったから。憎まれ口の氏康だが言うことはごもっとものため、二人は何も言い返すことが出来ない。

葉月「……すいません。氏康はああいう人だからね。キツいこと言うけど、悪い人じゃないから気を落とさなくてもいいからね?」
シンタロー(シ)・キド(シ)「…………」
MZD「必ず助け出すから」

葉月とMZDはしゅん、としているメカクシ団の少年少女を慰め、同じメカクシ団の仲間を助け出すと決意する。メカクシ団の少年少女は口を揃えて「よろしくお願いします」と言った。

紅葉時空機関結成してから数日後、初めての依頼である。



依頼が来ましたよ〜。いきなり難題ですよ〜。