二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: しゅごキャラ戦士 ガーディアン5 ( No.17 )
日時: 2014/08/10 13:56
名前: 愛恋 (ID: 6AKtS3PT)
参照: http://www.kakiko.cc/hovel/novel7/index.cgi?mode

第XIIIストーリー【唯世の裏切り】



『緑って・・・闇の王子なんだよね・・・』

え・・・?

『闇の王子なんてどうしてやや達は信じてたのかしら』
『信じてたあたし達が馬鹿だったわ・・・』

み・・・んな・・・!!

『ねぇ・・・仲間から抜けてくれないかしら?』
『いても邪魔なだけなんだよ・・・』

ねぇ、待って!
皆!!待って・・・!!!

唯世「う・・・」
??「目覚めたか・・・」
唯世「!!!貴様は!!」
??「貴様?私はお前の実の父なんだぞ・・・?」
唯世「だから何なんだ!!」
王様「ふ・・・まぁいい・・・それより・・・」
唯世「・・・」
王様「私のところに戻ってこないか・・・?」
唯世「誰が!!!」
王様「ならば・・・私はお前を捨てる・・・」
唯世「!!!!えっ・・・」
王様「嫌だったら戻ってこい・・・」
唯世「・・・はい・・・」
王様「フフ・・・」


りま「ねぇ・・・ここどこら辺なの!?」
亜夢「知らないわよ・・・」
なぎ「いつ着くんだよ〜?」
やや「さぁ・・・?^^;」

その時

??「【ノアールリーフルーラ】!」(茨を四人めがけて飛ばす)
四人「!!!!」
亜夢「【マジカルキルーラ】!!」
りま「リーフってまさか!!」
やや「緑・・・?」
なぎ「でも何か違う・・・まるでトゲを向き出した茨のような・・・」
唯世「・・・」
真大「よくここまで来れたな・・・!」
亜夢「!!!あんた、緑に何を!!」
真大「別に〜?俺は何もしてないぜ?」
やや「っ・・・」
真大「だったらもっとお前らが傷つくような事言ってやろうか?」
四人「え!?」
真大「お前の事だよ、お・ま・え」
亜夢「あたし・・・?」
真大「あぁ・・・確か貴様の両親は殺されたんだってな・・・!」
亜夢「えぇ・・・」
真大「誰が殺したか教えてやろうか・・・?」
亜夢「え・・・」
真大「こいつだよ。唯世が殺したんだ」
亜夢「え!?」
なぎ「嘘だろ!?」
唯世「本当さ・・・僕が殺したんだ・・・」
亜夢「どうして・・・」
唯世「昔はずっと憎かったんだ・・・光の国の住人が・・・」
りま「どうして・・・?」
唯世「決まってるじゃないか・・・いつも光の国の住人は笑ってて憎かった・・・そして笑顔なんてくだらないって思ってた・・・
   だから幸せしている夫婦をこの手で殺したのさ・・・まさか殺した人の子がすぐ近くにいるなんて思ってもなかったけどね・・・!」
亜夢「そ・・・んな・・・」
唯世「ふふふふふふ・・・」
亜夢「あたし・・・あの日から小悪魔になったの・・・」
三人「え・・・?」
亜夢「あの日・・・あたし、パパとママが死んで・・・悲しみに暮れてた・・・
   そしたら・・・誰か来たの・・・そしてこう言われたの。「お前が殺したんだろう?」って・・・
   あたしは違うって言ったわ・・・だって本当に殺してなんかないもの・・・でも誰もあたしの話なんて信じてくれなかった・・・
   あの時、あたしは友達、勇気、そして家族を全て失った・・・」
唯世「・・・君も悪魔の子なんだ・・・」
亜夢「え・・・?」
唯世「僕があの後光の国に行った時、皆がこう言った。『闇の世界から送り込まれた悪魔だ・・・』って・・・
   僕は・・・人を傷つけた・・・だからあぁ言われるのも当然だって思ってた・・・」
やや「でも・・・光の両親を殺したのは光って言われてたのに・・・どうして?」
唯世「闇の国の住人の髪の色は暗い色・・・だからかな・・・
   光の国の住人の髪の色は明るい色だから一目でわかったんだよ・・・」
亜夢「あたし・・・パパとママを殺した人に言いたい事があったの・・・」
唯世「何!?」
亜夢「あたしを殺して!!」
三人「え!?」