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第IVストーリー【唯世の過去】



亜夢「緑・・・？」
唯世「・・・」
鈴華「どうした？覚えていないのか？」
唯世「もちろん覚えてる。忘れたくても忘れられなかった・・・」
鈴華「ふっ・・・しょせんお前は裏切り者・・・」
唯世「・・・っ」
りま「裏切り者・・・？」
鈴華「こいつは王の・・・ｋ」
唯世「やめろ・・・」
亜な「王？？」

※亜な＝亜夢＆なぎ※
※りや＝りま＆やや※
※亜唯＝亜夢＆唯世※
※真あ＝真大＆あす※

唯世「嫌だ！もう戻りたくない！嫌・・・だ・・・」
鈴華「ならばもっと思い出させてやろう・・・」
唯世「くっ・・・」

唯世は耳を塞ぎ座り込む

鈴華「こいつは王の・・・『子』だ」
亜夢「王の・・・」
なぎ「子・・・！？」
りま「嘘・・・よね！？唯・・・いいえ、緑！！」
唯世「・・・本当・・・だよ。僕は正真正銘『ダークネスワールド』の王様の息子・・・」
やや「ややは知ってたよ」
鈴華「それは約七年前・・・唯世がまだ五歳だった頃」


王様「〜♪」
唯世「・・・お父様？」
王様「！！・・・何だ、唯世か・・・」
唯世「・・・クスッ」
王様「・・・唯世、笑顔でいてはダメだ」
唯世「えっ・・・？」
王様「王を継ぐ者が笑顔でいてはダメだ！」
唯世「・・・はい・・・」


鈴華「だが唯世は守れなかった」
亜夢「・・・待ちなさい！」
鈴華「何だ？」
亜夢「どう%8