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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: GODEATER2—フューチャー・オブ・ブラッド— ( No.3 )
- 日時: 2015/09/22 16:05
- 名前: 諸星銀佳 (ID: .xQ.zB/T)
§序章§
——荒ぶる神々の、新たな神話。
現代からそう遠くない時代。世界は神によって食い荒されていた。2050年代初頭、北欧地域にて旧来の生物の組成とは全く異なる生命体「オラクル細胞」が発見される。その後爆発的に発生・増殖していったオラクル細胞は、地球上のありとあらゆる対象を「捕食」しながら急激な進化を遂げ、凶暴な生命体として多様に分化していった。
このオラクル細胞の集合体からなる脅威を、極東の神話に語られる八百万の神から、人は「アラガミ」と呼んだ。
既存の兵器はアラガミの捕食効果の前に一切無効であり、ヒトは徐々にアラガミにその生息圏を奪われていく。
そんな折、生化学企業「フェンリル」によって、オラクル細胞を埋め込んだ生体兵器「神機」が開発され、それを操る特殊部隊、通称「ゴッドイーター」が編成される。
そして、西暦2074年。人類がアラガミとの一進一退の攻防を続ける中、極東は新たな脅威に晒されていた。
凶悪な新種のアラガミ「感応種」の登場。「赤い雨」、そして人々を犯す謎の病魔「黒蛛病」の発生。
時同じくして新設された特殊隊「ブラッド」——ブラッドは移動要塞「フライア」を拠点にしながら極東に迫る危機に立ち向かうべく活動を始める。
舞台は「螺旋の樹」の発生から数ヵ月後。
ブラッドは、他の物質やオラクルを捕喰せず長期間生きてきた、極めて初期の状態に近い「レトロオラクル細胞」を持つアラガミ「キュウビ」とその変異種「マガツキュウビ」の討伐や、防衛班とのアラガミ掃討作戦など、様々な任務に赴いていた。それも全て終わり、一段落といったところだ。だが、未だにアラガミの脅威が去ったわけではない。ブラッドを含め、ゴッドイーターたちは今もアラガミと戦っていた——。
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