二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 東方夢雑談 ( No.1 )
- 日時: 2014/07/04 00:00
- 名前: 蒼の吹雪アイシクルフォール (ID: Kkmeb7CW)
7月○日 夜9時半
五十嵐刀哉は散歩していた。すると途中で腹が減ってしまった。しかし、食べ物など持っている筈もなく、「腹減った」とぼやきながら獣道を歩いていた、もとい、彷徨っていた。
すると、赤い光とともに笑い声が聞こえた。同時に、いい匂いもしてきたので、刀哉は釣られるようにそこへ向かった。
その先にあったのは、一軒の屋台だった。先客はえっと…4人。ちょうどあと一人入れるな。
「こんばんは。入れますか?」すると、先客の一人が
「ええ、いいですよ」と顔を上げた。そして
「せ、先生!」
「おお、刀哉じゃないか」同時に叫んだ。
他の先客(恐らく先生と話していた人)の一人が「あれ、慧音さん、どうしましたか?」と、先生に聞いていた。
「ああ、さっき言っていた卒業生だよ」
「いらっしゃいませ。って慧音それホント?」
「ああそうだ。」
女将さんがちょうど出てきたので、「こんばんは。」と言って最後の席に座った。
さっきの中華服の人の奥に座っていた緑眼の女の子とその奥にいた青のワンピースを着た妖精もこっちに視線が行っている。
「えっと…先生が紹介してたみたいですけど…五十嵐刀哉です。半分妖怪です。こんばんは。」
- Re: 東方夢雑談 ( No.2 )
- 日時: 2014/07/04 00:48
- 名前: 蒼の吹雪アイシクルフォール (ID: Kkmeb7CW)
慧音「刀哉の自己紹介が終わったところで、皆も自己紹介を」
パルスィ「そうね。私は水橋パルスィ。パルスィでいいわ。」
美鈴「私は紅美鈴です。いつもは紅魔館で門番をしてます。よろしく。」
チルノ「あたいチルノ。最強の妖精だよ!」
ミスティア「私はミスティア・ローレライ。この屋台の女将だよ。はい、友達の記念に。」
刀哉「んじゃ、遠慮なく。いただきます。」パクッ「おお、うまい!」
ミスティア「良かった。口に合ったみたい。」
受け取った八目鰻を平らげ、「そういや、」と酒を挟んで質問した。
刀哉「皆最初から集まる約束でもしたの?それとも偶然?」
慧音「ああ、私たちは前者の方だ。皆で話し合いの会を作ったからね。」
刀哉「へえ。」
パルスィ「へえって、何で他人事みたいに聞いてるのよ。」
慧音「パルスィの言うとおりだ。ここで会ったのも何かの縁だ。お前も入ればもっと楽しくなるはずだ。」
美鈴「そうですよ。もっと楽しくなりますよ。」
チルノ「そうだよそうだよ〜」
刀哉は照れながら「皆言ってくれるんでしたら、お構いなく参加ですよ。」
慧音「それじゃ、新しい仲間が増えたことに…っ
「「「「「「乾杯っ!」」」」」」
- Re: 東方夢雑談 ( No.3 )
- 日時: 2014/07/04 23:11
- 名前: 蒼の吹雪アイシクルフォール (ID: Kkmeb7CW)
それから2時間後…
刀哉「それじゃあ、丁度1年前のこの日にこの会結成したってことか、慧音。(ヒリヒリッ」
慧音「ああ、そうさ。全く持っての偶然がここまでなるなんてな。」
ミスティア「そうだね。あの日が無かったらただ普通に屋台やってただろうね。」
パルスィ「全く同意見ね。旧地獄も退屈だったし。」
チルノ「ほんとだよ。ただ蛙凍らせるだけじゃつまらないし。」
パルスィ「とか言いながら今日も蛙わんさか凍結させて来たんでしょ。」
チルノ「えっへん。凄いでしょ!」
美鈴「そういやそんな事してましたね。」
パルスィ「蛙倒しただけで威張っても…なあ慧音。」
慧音「あはは(苦笑)…刀哉はどう思う?」
刀哉「ええっと…まあ、迷惑掛けてる訳でも無いし、問題無いと思うけどなあ。倒すのは誰にも出来そうだけど。(ヒリヒリッ」
慧音「ん、刀哉、頭どうかしたのか?」
刀哉「とぼけないでよ。そっちが頭突きしてきたから以外に何があんのさ。」
慧音「だって、そっちがいきなり呼び捨てで呼ぶからだろ。」
刀哉「だからって初っ端から頭突きは無いでしょ。」
ミスティア「あれれ、もしかして、照れ隠しで頭突きしちゃったの?そうなの、どうなの?」
パルスィ「確かに、あれはどう見ても照れ隠しだったわね。」
美鈴「私にもそう見えましたよ。」
慧音「………(プルプル」
チルノ「あれ、慧音、顔が真っ赤だよ。どうしたの?」
パルスィ「あれあれ、図星だったのかなあ?」
慧音「…ええい!うるさーい!」
ゴチン!
刀哉「ぎゃあああああぁああ!!!!」
((((照れ隠しだ…))))
とりあえず、4人はお酒で無理やり話を反らした。刀哉は30分位ずっと痛みで呻いていた。
- Re: 東方夢雑談 ( No.4 )
- 日時: 2014/07/06 00:13
- 名前: 蒼の吹雪アイシクルフォール (ID: Kkmeb7CW)
ミスティア「あれ、皆、時間大丈夫?」
慧音「おっと、もうこんな時間か」
パルスィ「私もそろそろ帰んないと。みんな心配してるかもしれないし」
チルノ「もうちょっといたいけど、大ちゃんに怒られそうだしね」
美鈴「それじゃあ、この辺りでお開きにしましょうか」
刀哉「ですな〜。今度は何時集まんの?」
慧音「さあね、大体不定期だからな」
刀哉「それまで気長に待ちますかね」
慧音「それじゃ、みんな気を付けて帰るんだぞ」
チルノ「は〜い」
パルスィ「巫女には特に気を付けて」
美鈴「そうですね」
ミスティア「皆、さよなら〜」
7月○日 今日の日記
偶然ってすげえもんだな。何はともあれ、俺は今日、六番目だ。そう、「幻想雑談会」の六番目のメンバーだ。人生、まだまだこれからだ。