二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【キャラ募集中】ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.121 )
日時: 2014/08/18 14:24
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: PGYIXEPS)

その2

しかし

ドン!

ルカは何者かに突き飛ばされその場に倒れる。突き飛ばされたおかげでエアスラッシュを回避出来た。突き飛ばした人物はリュウトだ。リュウトがルカを助けた。

「はぁ…はぁ…危ねえ…大丈夫か?ルカ?」
「う、うん…」
「突き飛ばして悪かったな。女の子に対してやる事じゃないがやむ負えなかったんだ」

ルカには一瞬だけ冴えない顔のリュウトがかっこよく見え顔を赤らめる。リュウトはなんで顔を一瞬だけ赤らめたのかが分からなかった。

「俺様の前でイチャついてるんじゃねえ〜〜〜〜ぜ!!ゴルバット殺れ!」
「ギシャァーーッ!!」

ゴルバットが牙を剥き出しにしてリュウト達に襲いかかってくる。

「来るっ・・・!」
「リュ、リュウト…」
「ディアンシー!お前…大丈夫か?」

白衣の老人のダグトリオのあなをほるをまともに食らって先ほどまで気絶していたディアンシーがリュウトに話しかけて来た。

「わたくしをこんな目に合わせたのは本当に許せませんわ……。だけどまともに戦っては勝てない…だから『発想変えて戦う』んですわ」
「発想を変える?・・・そうか、サンキュー…分かったぜ!」

リュウトはニヤリと笑い何かを思いついた様子。自分の案をルカに耳打ちで教えるがルカは「それ上手く行くの?」と不安そうに答える「無理だったら俺達全員死ぬぞ」と言う。

「ギシャァーーッ!」

ゴルバットがもうリュウト達の目の前にまで来ていた。ラガーは「勝った!ポケットモンスターZッ!完ッ!!」とメタ発言をぶち込んだ。

「今だ!コラッタ、モンメン!ゴルバットの目に飛び移れ!」
「チッチチ!」
「メンメン!」
「ギシャ!?」

コラッタ、モンメンがゴルバットの目に飛び移りゴルバットの視界を殺した!コラッタ達のせいで何も見えないゴルバットは混乱し始める。

「何をやっている!早く振り払え!!」

流石のラガーも焦りを感じ始める。ゴルバットを命令通りコラッタ達を振り払おうとするがコラッタ達は力を振り絞って全く離れない。

「ラガー、貴方の負けですわね?ね、リュウト?」
「ああ、その通りだディアンシー…!ルカ、頼む!」
「うん!ラプラス…必殺の『ぜったいれいど』!!」

ルカがぜったいれいどをラプラスに指示した瞬間にコラッタとモンメンは離れる。例え離れたとしても視界はボヤけたまんまそんな状態でラプラスのぜったいれいどは交わせるわけもなく。ラプラスのぜったいれいどがゴルバットに直撃する。一撃必殺だ。

「こ、この〜〜〜〜!」
「ラガーもういい!水だけ持ってとっとと逃げるのだ!」
「し、仕方ねえ!」

ラガー達は白衣の老人のダグトリオのあなをほるで逃げ出した。しかも水が入ってる機械を持って。

「し、しまった!」
「水持ってかれちゃいましたね」

結局植物園の水は盗まれてしまった。が、ラガー達はとんでもないミスを犯していた。そうが改造ゴルバットを置いて行ったのだ。

「このゴルバット可哀想に…無理矢理アイツらにこんな事されて…」
「ゴルバットはどうするんですの?今の状態で野生に返すのはあまりにも危険ですわ」

使えるわけのない技を使えるこのゴルバットを今の状態で野生に返したらあまりにも危険。ブラック団のような奴らに捕まえられてまた利用されるかもしれないからだ。

「だからって…どうすれば、ポケモンセンターや警察に届けるのもあれだしな」
「とりあえず、一旦外に出ようよ。イーブイ!あなをほる!」
「ブイブーイ!」

ルカはイーブイを出しイーブイの技の一つ「あなをほる」を使ってこのジェニード洞窟を抜け出した。

・・・・・

〜???〜

「あのガキ共……ぜって〜〜〜〜許さねえ〜〜〜〜〜!!…ん?」

戻ってきたラガーは愚痴を呟いていると。後ろに何か違和感を感じ始めるラガー。それになんか寒い……凄い寒いまるで冷凍庫の中に閉じ込められているかのように。恐る恐る後ろを振り返ると。

「・・・シェェン」

ニヤと笑っているパルシェンがいた。とても不気味に笑っているなぜ自分の後ろにパルシェンがいるのか全く検討がつかないらラガーだったが

「ま、まさかこのパルシェン……!?……あがぁっ!!?」

ラガーはバタンと倒れる一瞬だった。パルシェンは一瞬にしてラガーを殺した。ラガーの身体には氷が突き刺さっている。パルシェンが『こおりのつぶて』と言う技を使ってラガーを殺したのだ。

「改造ポケモンのことを喋った貴様に生きる価値はない」

・・・・・

〜ジェニード洞窟入り口前〜

「え?ゴルバットをマツクリ博士に届けるって?」
「うん、マツクリ博士ならきっと大丈夫かなって」

マツクリ博士とはナナイロ地方にいるポケモン博士だ。ルカがゴルバットをそのマツクリに届けると言う。

「いいんですの?」
「いいの、いいの!リュウト達はまだ忙しいんでしょ?私が行って届けてくるよ!」

リュウト達はまだジックシティでジム戦がある為確かに忙しい。なのでルカがマツクリの所に向かいゴルバットを届けることになった。

「じゃあ、もしかしたら『プレミシティ』で会うかもね!」
「ああ…またな」

ゴルバットを届ける為にルカとリュウト達はここで別れる事にした。この後リュウトは植物園にこの事を報告しに行った。植物園はなんとか営業を続けようと思ってるらしい。そんでモンメンは譲ってもらった園長が言うには「貴方と旅をする方がモンメンは幸せでしょう」と。そしていよいよ明日は初めてのジム戦だ。

その頃。

「リュウト…私を助けてくれた時ちょっとだけ、本のちょっとだ検討がかっこ良かったよ」

恋(?)の始まりでもあった。

・・・・・

【第七話:END→第八話に続く】
余談
火曜か水曜に更新すると言ったなあれは嘘だ。酷い出来だけどあんま気にしないでね。誤字などあったら教えてください。