二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【キャラ募集中】ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.125 )
- 日時: 2014/08/19 17:54
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: 4mrTcNGz)
【第八話:ジム戦】その1
・・・・
「頼も〜……ってなんだこりゃ?」
「まるでジャングルみたい…」
ブラック団の事件から一晩明けユミからジムリーダーのフライが戻ってきたと報告を受けジムまで来たリュウトとディアンシージムの中はまるでジャングルのようになっていた。
「金かけてんだな〜ジムって……それよりジムリーダーを探すか」
「トレーナーも何人かいるみたいですわ」
「本当だ……やれやれ、めんどくさい…経験値稼ぎにはいいかもしれんがな」
リュウトはこのジムのジムトレーナー達を一人一人倒しコラッタとモンメンの経験値を稼いで行く。虫タイプジムモンメンを活躍させられないのが可哀想だと感じてしまうリュウトであった。
「悪いな、モンメン出してはすぐコラッタに変える形にしちまって」
「メンメン」
モンメンは自分の体を横に振った。気にするなと言うことだろうかリュウトは「ふっ」と笑ったが帽子を深く被りディアンシー達に見せないようにする。リュウトはバックからポケモンセンターが買ってきた『いいキズぐすり』をコラッタとモンメンにかけてあげる。
「よく『それ』をかけられて平気ですね。コラッタさん達」
ディアンシーはルカと別れた後リュウトにキズぐすりを掛けて貰ったのだが想像以上に染みたみたいで今後自分にはキズぐすりはいらないとリュウトに釘を指しといた。コラッタ達はそんな表情見せなかったのに何故だか分からないリュウトだった。すると
「アンタ、昨日は悪かったわね。」
ザッとリュウトの前に現れたのは昨日リュウトにジムに興味ないかと誘ったミニスカートのユミだ。そして今朝もジムリーダーが帰ってきたと報告にも来てくれた。
「・・・いや、別に気にしてはいねえぜ」
「話より早くバトルしてくださいリュウト、わたくしもうこの街飽きちゃったから…次の街を見てみたいんです!」
ディアンシーはもうこの街に飽きて来ていた。早く次の場所に移動していろんな物を見てみたいと思っているのだ。
「うちの我が儘姫様がさっささとしろつってるからやろうぜ」
「ええ、手加減はしないわ私は昨日も言ったけど実力はフライさんと同じくらいあるから。」
昨日も言っていたがユミはジムリーダーのフライと同じくらいの実力者らしい。それが本当ならばもしリュウトが勝ったらフライにも確実に勝てると言うことになる。逆に負ければフライに挑戦する程実力はまだないと言うことになる。ユミはボールから『ヘラクロス』を出す。リュウトはコラッタを出すヘラクロスはかくとうタイプ、コラッタはノーマルタイプ相性は最悪である。
「ふふん、貴方、ヘラクロスと相性が最悪なコラッタで戦うつもりなのかしら?」
「やれやれ、うるさい女だ仕方ねえだろヘラクロスに相性がいい手持ちがいねえんだから。」
「ふーん、まあいいわヘラクロス!まずはつのでつくのよ!」
「ヘラクッッ!!」
「チッチチッチ!?」
ヘラクロスのつのでつくをまともに喰らうコラッタ。体制をなんとか持ち直すコラッタ。
「もう一度つのでつくのよ!」
「コラッタ!突っ込んでくるヘラクロスに飛び乗れ!」
コラッタはリュウトの指示通り突っ込んでくるヘラクロスに飛び乗る体の小さいコラッタだから出来る事である。
「あれはゴルバットにやった戦法ですね。目ではなくて角だけど…」
この相手に飛び乗る戦法は昨日のゴルバットの戦法である。今回は目に飛び移るのではなくヘラクロスの特徴の大きな角に飛び移った。
「流石に公式戦で目に飛び移るのは反則だと思ってな」
「いい考えだとは思うわ。でも小さなコラッタの身体でヘラクロスの振り払う力に勝てるのかしら?」
ヘラクロスはブンブンと頭を振りコラッタは振り払おうとする。コラッタは振り落とされないよう力を入れ自慢の牙でヘラクロスの角をガブガブとかみつく。があみつくは悪タイプの技かくとうタイプのヘラクロスには全く効かない。そしてついに振り払われてしまい地面に叩きつけられる
「トドメよヘラクロス!つっぱり!!」
「ヘラクロッッ!!」
ヘラクロスの『つっぱり』が五回コラッタに命中しコラッタは倒れる。つっぱりはかくとうタイプの技で2〜5回相手に当てる技である。
「コラッタ、戦闘不能ねさぁ次を出しなさい…もしかして持っていないかしら?」
ユミはドヤ顔でリュウトに問い掛けて見る。リュウトは「コラッタお疲れ」と言いコラッタをボールに戻す。
「コラッタさんがやられちゃた……リュウト!」
「ユミ、俺は捕まえたばっかりだがもう一体いる」
リュウトはボールからモンメンを出した。
「メンメン!」
「フェアリータイプ!?貴方さっきヘラクロスに相性のいいポケモンはいないって!?」
「やれやれ、本当の事を言うと思うか?」
「くっ!こいつ……!いいわやってやるわ!つのでつく!」
ヘラクロスはつのでつくをかます為モンメンに突っ込んで行く。リュウトは「モンメン、ようせいのかぜだ」と命令するモンメンはようせいのかぜをしヘラクロスはようせいのかぜを喰らう格闘タイプのヘラクロスにはフェアリータイプの技は効果抜群だ。
「ヘラッ……!」
「ヘラクロス!まだ行けるわね!?つのでつく!」
「ヘラァァァァッ!!」
ヘラクロスはつのでつく攻撃を再び仕掛ける。しかしモンメンのようせいのかぜで倒されてしまう。
「ヘラァッ……」
「ヘラクロス……お疲れ様。はぁまんまと騙されたわ貴方って意外に嫌な奴ね」
「本当嫌な人ですわリュウトは」
「どっちの味方だ。わざわざ自分の手持ちを明かす馬鹿はいねえだろ」
「まぁそうね。この先にフライさんはいるわ私を倒したんだものフライさんも楽勝よきっと」
「だといいな……」
・・・・・
余談
その2に続きます。戦闘写は苦手です上手く書けない……。
第八話からディアンシーの喋り方が変わります。
『鉱国のプリンセスディアンシー』という公式配信されてるアニメをみたら結構「ですわ」口調ではなかったのでw誤字があったら教えてください