二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【日刊小説】ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.170 )
日時: 2014/08/26 11:29
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: N7iL3p2q)

【第十話:友達】その1

・・・・

〜五番道路〜

「行け!パチリス、でんこうせっかだ!」
「モンメン、メガドレイン!」

リュウトは五番道路で一般トレーナーのチハヤと戦っていた。ディアンシーはその様子を「ふぁぁ〜」と可愛いあくびをしながら見ている。本当に興味がないようである。

「よし、とどめのチャージビーム!」
「パチィィ!!」

パチリスはモンメンに向かってチャージビームという電気技を放つがこうかはいまひとつ。電気技は草タイプのモンメンにはあまり効かないのだ。

「そ、そうだった〜〜!しまった〜〜!?」

チェックの甘いチハヤであった。リュウトが「ようせいのかぜ!」と指示してチハヤのパチリスはモンメンのようせいのかぜで倒されてしまう。

「メンメーン!」
「くっそぅでもまだ負けていないからなっ!次はこいつだ!行くんだポッポ!!」

パチリスをボールに戻し次に出したポケモンはポッポ、リュウトはモンメンをボールに戻して次出したポケモンはコラッタ。カントーの初心者向けポケモン対決だ。

「ポッポ、はがねのつばさ!」
「コラッタ避けてくれ!」

ポッポの翼は銀色に光りコラッタ目掛けて一直線リュウトは避けろと指示をするが避けきれずはがねのつばさをモロに喰らう。

「よし、いいぞぉ!!でんこうせっかで攻めまくれ!!」
「クルック!!」

ポッポは立ち上がろうとするコラッタに対してでんこうせっかで攻めまくり立ち上がれないようにする。そしてとどめのはがねのつばさと命令する。

「コラッタ、頑張ってくれ…頑張って避けてくれ!」
「チッチチッ……!」

羽を銀色に光らせたポッポはコラッタ目掛けてはがねのつばさをお見舞いしようとするがコラッタはそれを間一髪避ける。ポッポは地面に思いっきり突っ込んでしまう。ポッポは体を地面にぶつけダメージを負う。起き上がろうとした瞬間をリュウトは狙う。

「コラッタ、ひっさつまえばだ!」

コラッタはポッポの体に思いっきりかぶり付くポッポは痛さに悲鳴を上げる。そしてとどめのでんこうせっかを喰らわせて戦闘不能にした。

「くぅ……修行不足か…!」

リュウトはチハヤから賞金480円を貰った。その瞬間コラッタの体光出した!

「チッ……チチチチチッ!!?」
「コ、コラッタ?」
「こ、これは……」
「進化です!」

コラッタはラッタに進化した。コラッタの時は体は紫色で小さかったが進化したことによって体は一回り大きくなり体の色も茶色となっている。

「ラッダ!」
「コ、コラッタ……いや、今はラッタか」

リュウトはいつもなら笑っている姿は帽子で隠して見せないが今はラッタに笑顔を見せている進化した事が嬉しいのだろう。ディアンシーはパチパチと拍手する。チハヤも拍手をしている。

「いや〜おめでとう、お前中々やるな〜進化記念にこれをやるよ!」

チハヤは自分の鞄からディスクを取り出してリュウトに渡した。これは技マシン『はがねのつばさ』だチハヤがバトルでも使っていた技。リュウトは飛行ポケモンを持っていないから覚えさせる事は不可能であるがとりあえず一応貰っておく事にしておいた。チハヤが言うには偶然拾ったものらしい

「あ、ありがとう……。大事にするよ」
「(覚えらせるポケモンいませんけどね)」
「お前ジムに挑戦してるのか?だったらプレミシティのジムリーダーの事を教えてやるぜ。ズバリプレミシティのジムリーダーの専門はエスパーだ!」

プレミシティにいるジムリーダーの専門タイプはエスパータイプらしい使ってくるポケモンは?と聞いてみるがチハヤは噂だけなので全く知らないらしい。

「・・・やれやれ」
「そういや、更に噂なんだがこの先のハナチチタウンに育て屋があるんだけど。毎晩預けたポケモンが逃げ出してるらしいぜ?」
「それ、育て屋として駄目だろ営業中止させろ」

これも噂だけで実際は全く知らないチハヤであった。しかしポケモンが逃げ出すとはどう言う事だろうか。植物園の水を盗んだあの『ブラック団』と何か関係があるのか少し気になるリュウトだが面倒ごとはごめんである。チハヤと別れハナチチタウンに向かうリュウトとディアンシー。

・・・・・

〜ハナチチタウン〜

ハナチチタウンに着いたリュウトとディアンシー何だかほのぼのとした田舎町だ。
リュウトはまずポケモンセンターに行き戦闘で弱ったラッタとモンメンをジョーイに預けてそして一泊する為に部屋の予約を取っておく。ラッタ達の回復が終わり
このハナチチタウンを見て回る事にした。

・・・・・