二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【日刊小説】ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.171 )
日時: 2014/08/26 11:35
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: N7iL3p2q)

その2

・・・・・

「そこのお兄さん〜これどうだいこれ!」
「?」
「なんですかこれ?」

キマワリのマークが付いてあるエプロンを来たお兄さんがリュウトに話しかけて来た。このお兄さんは花屋のバイトのお兄さんらしいお兄さんはリュウトにプランターと種と費用とジョーロを見せて来た。

「なんですかこれ?」
「これはカプセルプランターって言って旅をしながら木の実を育てられるんだよ!今買ってくれたらオレンの実、オボンの実、モモンの実の種と費用、そんでコダックジョウロをプレゼント超お得だろ!」

このカプセルプランターで旅をしながらポケモンが食べる木の実を作れるらしい。いくらか聞いてみると今ならたったの3000円らしい。

「こんな小さいプランターが3000円って高いんですね」
「壊れないように頑丈な素材で作ってあるからな。おまけに色々ついてるしな。でお兄さん買うかい?」
「買いませんよ、木の実なんてそこらの木から採取出来るでしょ」

リュウトはプランターはいらないとお兄さんに言う木の実ならそこらで取ると言う。確かに木の実なら何処でも採取出来るわざわざ自分で育てる必要などない、それにめんどくさがり屋のリュウトだから木の実を育てるのを三日も続かないだろう

だがお兄さんも負けじに「なら、2500円にするよ!それでも駄目なら2000円!えーいなら1500円だーッ!」とまけてくる。リュウトはお兄の熱気に負け結局1500円で買う事にした。

「毎度ありーッ!!(まぁ、本当は500円で売ってるんだけどね。儲けた儲けた!ケッケッケ!)」

・・・・・・

カプセルプランターを鞄にしまったリュウト。リュウトはチハヤが言っていた夜になるとポケモンが消えると言われている育て屋を見つけた。

「あそこって……あのトレーナーが言っていた問題のある育て屋ですよね?」
「ああ、確かポケモンがいなくなるとか…全くそんなのでよく営業できるよな。ちゃんと面倒見ろよな」

ポケモンを逃がすのによく育て屋やってるものだとリュウト確かにそんなのでよく営業してるものだ。

「からかってあげましょう!」
「お前は悪魔か」

ディアンシーはニコッといい笑顔を見せて育て屋をからかってやろうと言い出す。二人は育て屋の中に入って行った。

・・・・・・

〜育て屋内〜

「お邪魔します〜!」
「・・・・げぇっ!!?」

リュウトが目を大きくし声を上げた。リュウトの目に映ったのは予想外の人物だった様子。

「ん?……リュウトかやっと旅に出たんだ。」
「ラ、ラピスラズリ・・・お前何でここに……」

ジーンズで赤いシャツを着ているこの少年はどうやらリュウトの知り合いのようである。

「お、お客さん……す、すみませんが今日はお引き取り願いたいのですが」

育て屋の店主がリュウトを客だと思ってそう言った。リュウト達はただの冷やかしである。

「あ、いえただの冷やかしですわ」
「あ、そうですか……。」
「それよりリュウトこの方とは知り合いなんですか?」

ディアンシーがリュウトにこの少年『ラピスラズリ』とどう言う関係か聞いてみる。

「こいつ…ラピスとはお隣さんで友達だ。」
「ああ、あのなんもない所の」

このラピスラズリとリュウトの関係はどうやらお隣さんらしい。ラピスは11歳でリュウトとは5歳が離れている。それなのにリュウトより先に旅立った。

「お前なんでここにいんだよ。俺より先に旅立ったのにまだここにいるのはおかしいだろ」
「この育て屋の噂を聞いてやってきたんだ。最近何故かポケモンが逃げているようだし」
「まぁ、リュウトよりしっかりしてますね」

ラピスはリュウトと違って結構正義心が強い様子。この育て屋の噂を聞いてこの町まで戻ってきたようである。この育て屋を助けてあげようとしているのだ。

「ありがとうございます・・・旅の方明日には持ち主のトレーナーが引き取りに来るので困っていたのです……」
「大丈夫です…リュウト、今夜は一緒に見張りをするよ」
「なんで俺まで……?」
「また面倒ごとに巻き込まれましたね……」

・・・・・・

再び面倒ごとに巻き込まれたリュウトとディアンシー。元はと言えばディアンシーがからかおうなど言わなきゃこんな事にはならなかったがこれが主人公の定めだリュウト。今回の事件も『ブラック団』が関係してるのだろうか?次回意外な人物が……!?

・・・・・・

余談
今回はモブにアルズさんのチハヤ、味方にホタテさんのラピスを登場させました!
そして妖怪ウォッチが楽しそうなのである。誤字があったら教えてください。