二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【日刊(笑)】ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.200 )
- 日時: 2014/08/29 22:54
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: N7iL3p2q)
【第十二話:基地】
・・・・・
前回のあらすじ、詐欺店員『ダン』がブラック団の一員だった。やはり事件の犯人はブラック団だった。花屋の地下に閉じ込められた育て屋のポケモン達を助ける為にリュウト達は地下の階段を降りた。
〜ブラック団の基地〜
「花屋の地下がこんな感じになっているなんて」
「ああ、かなりしっかりした基地のようだね。見た事のない機械だらけだ。」
周りを見渡すリュウト達一見普通の花屋なのに地下がこんなにしっかりした基地だとは思わなかった。それに見た事のない機械だらけである。リュウトは床にある矢印が描いてあるパネルが気になった。リュウトはパネルに足を置くと…
「うわぁァ!?」
「リュウト!?」
パネルに足を置いたら動き出した。ベルトコンベアーに乗せられた道具のようにリュウトは流される。ディアンシーもパネルに足を起きリュウトを追いかける。
「行っちゃった……。ラピス追いかけなきゃ!」
「分かってるよ。ビクティニ…!でも、その前に片付けなきゃいけない物が出来たんだ」
「え?」
ビクティニが後ろを振り向くとダンの報告を受けたブラック団員達がラピスの後ろにいた。団員達は「ふふふっ」といやらしい笑いを浮かべている。ラピスはニヤリと笑ってヒノアラシのボールを構える。
「六人か……。ヒノアラシ一匹で余裕だな行くぞ!!」
・・・・・
「何処まで流されるんだ?」
「このパネル永遠に続いてますね。」
パネルに乗って今だに流され続けている。一直線に進んでいる、いい加減終わりが見えなくてウンザリしているリュウトとディアンシーだったが。
「あ、あそこでこのパネルは終わっていますわ」
ディアンシーが前に指を差すと前には巨大な扉が立っている。扉の手前でこのコンベアーのようなパネルを終わっていた。リュウト達はパネルを降り巨大扉の前に立つリュウトは扉を引いたり押したりしてみるが扉はビクともしない。
「開く気配がないな。やれやれ、どうしたものか戻るようのパネルは用意されてないし。どうするか」
開かない扉の前にどうする事もないリュウトはディアンシーに戻るかと言う。しかしここに来るまでのパネルはあるのに、戻るようのパネルは用意されていないあそこまで戻るのには一苦労だ。ブラック団は戻る時どうしているのだろうか?
すると、ディアンシーは扉の横に変な窪みを見つけた。
「リュウト!ここに窪みのような物がありますよ!」
「本当だ……。この窪み三つあるな…丁度ボールか何かが嵌まりそうだな。」
扉の横にある窪みは三つ並んでおり窪みには丁度ボールか何かが嵌まりそうである。多分それが鍵になっているのだろう。
「ここに着く前に部屋が幾つかあったな……。そこにあるかもな」
リュウトは来た道を戻ってこの窪みに嵌まりそうな物を探しに行く。
・・・・・
リュウトは部屋の一つに入る。見た事のない機械や本が大量に置いてある。リュウトはだんだんブラック団の目的はなんなのか考え始める。金儲け?だとしても度が行き過ぎてる気がするし。なんなのかを考えさせられる
リュウトは部屋に落ちている『いいキズぐすり』『きんのたま』『あなぬけのひも』『わざマシンやつあたり』を拾った。に、してもザル警備な気がする。ここに入ってから一度も団員にあっていない。どういうことだろうか?
「まぁ、いないならいないでいいか……。ここにある窪みに入りそうな物はないな」
「じゃあ、次に行きますか」
「ああ、そうだな」
・・・・・
リュウトとディアンシーはこの後様々な部屋を探ってみるがそれらしい物は見つからない。
「あれ〜ないな……もしかして誰かが持っているのか?」
「これだけ探してもありませんしね……その線が正しいかもしれませんね」
これだけ探しても見つからないと言うことは誰かが持っている可能性が高くなったがしかし、さっきから団員が誰もいない
「他の連中はまさかラピスの相手をしているのか?」
「ダンが持っているかもしれませんよ?」
ディアンシーが先程ラピスが倒した「ダン」が持っているかもしれないと言う。リュウトはダンを探す事にした。
「多分まだ伸びてると思うから。さっきの場所に戻ろう」
リュウトはディアンシーに花屋に戻ろうと言う。まだ気絶していると考えているがダンは気絶などしていないから花屋にまだいるとは考えられない事をリュウトは知らない。
すると。
「ん?・・・・君はああ、ダンが言っていた侵入者か。他のみんなはもう一人の相手をしてるよ」
リュウトの目の前に現れたのはブラック団の制服に白に青が掛かっており前髪は赤のメッシュの男だ。ブラック団の下っ端だろう。下っ端はケースのような物を持っている中には赤、青、黒の玉が入っていた。
「なんだその球?」
「ああ……これ?流石に言えないな…」
「言わなくても何となく分かる…再起不能になって貰うぜ」
リュウトはボールからラッタを出し、下っ端はポチエナを出した。
「俺の名前は『ユーベル』……よろしく。」
「お前の名前なんてどーでもいいぜ、さっさとやるぞ」
「君はなんか酷いな……。それにしてもこんな所まで来てそんなにブラック団に入りたいのかい?」
「巻き込まれただけだぜ、ラッタ、でんこうせっか」
ラッタはリュウトの命令ででんこうせっかをかます。ポチエナはでんこうせっかを喰らって吹き飛ばされるがすぐに体制を持ち直す。
リュウトとユーベルの球をかけた戦いが始まる。その頃ラピスは……。
・・・・・
「ふぅ…何とか全員片付けたな、でも中々厳しかった」
「ヒ、ヒノォ……」
ラピスの周りにはブラック団の大量の下っ端が倒れている。ラピスが一人で全て片付けたようだ。
「よし、リュウト達を追いかけよう!」
「うん」
ラピスはリュウト達を追いかける事にした。次回は改造ポケモン再び。
・・・・・
【十二話:END→十三話に続く!】
余談
アルズさんのユーベル君を出させて貰いました!キャラが多いですからねモブはどんどん消化して行きます。初めてその1、2に別れなかった記念すべき話です
その代わり雑ですねw誤字があったら教えてください