二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.229 )
日時: 2014/09/21 01:38
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: 8topAA5d)

その2

・・・・・

「後ろだよ馬鹿がァアアアアアアアアアアーーーーーーッ!!!!!!!」
「「なっ…!?」」
「ゲコガシラ!『みずのはどう』だァアアアアアア〜〜〜〜!!」

忍者服のような服を着ている男がリュウトの後ろにいた。リュウトとディアンシーは全く気づかなかった。男はゲコガシラのみずのはどうをディアンシーに食らわせた。

「きゃあああああああ〜〜〜〜〜!?」
「ディアンシー!て、てめー……」
「ケッケケケケケケ!!俺は臆病者でなァ〜〜ああやって不意打ちじゃないと敵を倒せねえんだよぉおおおおお〜〜〜〜ん!」

ブラック団の忍者はいやらしい笑いをしながなディアンシーをブチのめした事を喜ぶ。忍者は一度ならず二度もリュウトとディアンシーに不意打ちを食らわした。しかし何故忍者は後ろにいたのにリュウトは気づかなかったのだろうか。

「俺は忍者だからな〜気配を消す事くらい屁でもねえんだよぉおお〜〜まぁ、もう不意打ちする必要もねえけどなァ…スピアーの奴は無駄死にではなかったみてーだな、ゲコガシラ!みずのはどう!」
「ゲコォーーーー!!」
「きゃぁっ!!」

忍者はゲコガシラに再びみずのはどうを命じたゲコガシラはみずのはどうをディアンシーに向かって再び放ったディアンシーは効果抜群である。

「おい、ディアンシーに攻撃するんじゃねえ!」
「そういう分けにもいかねえんだよォォォォォ!そのポケモン『伝説』のポケモンだろ?戦闘不能にして本部に持って帰れば俺は一気に幹部に昇進するつー分けなんだよォオオオーーーッ!」

伝説のポケモンとは簡単に説明すると他のポケモン達とは違って世界に一匹や二匹しか生息しない激レアでかなり強いポケモンの事だ。しかし姿を見た物は殆どいない忍者が言うにはディアンシーはその伝説のポケモンの中の一匹だと言う。

「こいつが伝説のポケモン……?」
「おっ……?てめえそんな事も知らずに旅してたのかァアアアア?テレパシーが使える時点で気づくだろーがよオオオオオオ」

リュウトはディアンシーを伝説のポケモンとは思ってはいなかったようである確かにテレパシーを使う珍しいポケモンである事は分かっていた。そこまで凄い物だとは信じられないリュウト。

「まぁ何だっていいぜェ……!てめぇそろそろ死ぬんじゃねえか?皮膚も溶けてきてんぞオオオォォォォ」
「…………。モンメン!」

忍者がリュウトの左手を見ながらニヤニヤと笑う。毒の掛かった左手は徐々に左手の皮膚を溶かしている。左手から骨が見えかけている早く毒を取り除かないとリュウトは確実に死ぬ。リュウトはボールからモンメンは出すゲコガシラとは相性がバッチリである。

「モンメン!メガドレイン!!」
「ゲコガシラ『みがわり』の術!」

モンメンは『メガドレイン』でゲコガシラの体力を奪おうとした時ゲコガシラはみがわりを使ってメガドレインをみがわり人形に食らわせた。みがわり人形はメガドレインによって消える。

「ゲコガシラァ!みずのはどう!」
「ゲコォォ!!」

バシャァ!とみずのはどうがモンメンにぶっかかるが草タイプのモンメンにはみずのはどうは効果いまひとつである。モンメンは体を横に振り水を払う。するとリュウトの左手から再びジュウウウウウウ……と音が響く。

「(ヤバイヤバイヤバイ……落ち着け…くぅっ…毒が骨にまでかかって……!!!!)」

毒は骨にまで染みて来ていた。リュウトは痛みを我慢しながら右手でボールに入っているラッタを出す。

「おいおいおいおいおい!卑怯なんじゃァァァァァァねぇぇぇぇぇのぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーっ?」
「これは公式なポケモンバトルじゃねえんだ。卑怯も糞もねえよ……つーか、こっちも命かかってんだよ」

忍者男はリュウトがラッタを出して来た事に文句を言う。リュウトはこれは「公式なポケモンバトル」ではないと言った。それに早く病院に行って毒を抜かなければならない。

「ラッタ、ゲコガシラにひっさつまえば!」
「ラッララッタ!」

「ゲコガシラ、分身の術!!」
「ゲコゲコゲコゲコ!!!」

ゲコガシラは『かげぶんしん』を使って分身の自分を大量に作り回避率を上げた。これでは本物がどれだか分からなくなってしまった。

「や、ヤベー……!ど、どれが本物だ!?」
「ラッダ!?」
「モンメ!?」

「これぞ分身の術だ!ゲコガシラ全員でみずのはどう!!」
「「「「「「「「「「ゲコォーーーー!!!!」」」」」」」」」」

ラッタとモンメンは影分身で10体に増えたゲコガシラに困惑する。どれが本物だが見分けがつかなくなってしまった。ゲコガシラはみずのはどうを放とうとする。これだけの数のみずのはどうを食らったら確実に戦闘不能になる。

「モンメン、ラッタ!戻れ!!」
「馬鹿かてめぇぇぇぇぇぇぇぇはよォォォォォォ!自分のポケモンを守る為に自分が犠牲になるつもりかァアアアアアアアアアーーーー!!!てめぇが死んだ後てめぇぇぇぇぇぇぇの手持ちを改造ポケモンにしてやらァァァァァァァーっ!」

リュウトはラッタとモンメンを戦闘不能にさせない為にボールに戻し自分が喰らおうとする。ゲコガシラ達のみずのはどうがリュウトに直撃し爆発が起きる。

「はっはははははーーーーーっやったぜェェェェェーーーーっ!ディアンシーをボスの野郎に献上すれば俺は幹部だァアアアアアアア。もうムラサメ共に偉そうな事は言わせねェェェェェ!!」

忍者男はリュウトが死亡したと思いゲラゲラ笑い勝利を確信している。

・・・・・

「一番奥の部屋から爆発音が!?」
「早く行こう!リュウト君達が戦っているんだ!!!」

研究室を調べていたラピス達はリュウトがいる部屋から爆発音のした事に気が付き。急いでリュウト達がいる部屋に向かった。

・・・・・