二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.239 )
- 日時: 2014/09/29 07:31
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: eldbtQ7Y)
その3
・・・・・
「リキィィ!!」
「うぉ!?あ、あれは?」
ボールから出てきたゴーリキーは自分の筋肉を自慢するかのようにポーズを取る。リュウトはゴーリキーの姿を見て目を大きくする。どうやら見たことのない知らないポケモンのようだ。
「見た感じ……格闘ポケモン…?だよな?」
「そうですね……でもなんかあのツルツル頭さんにピッタリですね」
「ん、んだとォォォ〜〜〜!?おい、そこの岩野郎!てめぇ今あろう事かこの俺様をツルツルよんだなァ!!ぶっ殺す!!!!」
「本当の事ですのに……。まあいいですわわたくしが相手をしてあげます」
えっへんと胸を張るポーズを取りピョコンとゴーリキーの前に立つ。
「リキィィィ……!!」
ゴーリキーはディアンシーを思いっきり睨みつけるがディアンシーは全く動じない。
「地獄で懺悔しやがれーーーー。空手チョップ!」
「リッキイイイイイイイ!!!!」
ゴーリキーはブン!!と思いっきり腕を振り下ろす。格闘技の『からてチョップ』だ。
「今です、ムーンフォース!」
「リキィ!?」
「なに!?」
ディアンシーはゴーリキーの腕が自分の頭直前で来た所でムーンフォースを放った。ゴーリキーとスキンヘッドは目を大きくした。今はこちらのターンの筈なのに攻撃して来るなんて思いもしなかったようである。
「リッキイイイイイイイイイイーーーー!?」
「おわぁーーー!?」
フェアリータイプのムーンフォースは格闘ポケモンのゴーリキーには効果抜群である。ムーンフォースを近くで食らったゴーリキーはスキンヘッドととも遠くに飛ばされた。
「あれ?これどっかで見たな……。」
リュウトは何かデジャブを感じた。リーダー格のスキンヘッドがやられる所を見た子分達は「ヒィイイイ!」声をあげバイクで一目散に逃げて行った。
「……本当になんだったんだろうな…」
「それより早く行きましょうプレミシティはもう近くですよ!」
「あ、うん……」
ディアンシーはリュウトの服の袖をグイグイと引っ張り早く行こうと言う。リュウトは「まぁいいか」と呟きプレミシティに向かった。
・・・・・
その頃プレミシティでは…
〜プレミシティ路地裏〜
「て、てめぇぇぇーーっ!お、お、お、お、お、オレのポケモンをぬ、ぬ、ぬ、ぬ、ぬ、盗もうって気だなああーー?」
「・・・・・・?」
プレミシティの路地裏、髭がかなり伸びていて髪の毛もボサボサでフケだらけ着ている服もボロボロでとんでもない匂いを放っている中年オッサンが、高身長で青髪、右目を前髪で隠している青年に絡んでいた。中年オッサンはこの青年に自分のポケモンを盗まれると思っているようだ。
「お、お、お、お、オレ様のポケモンはぜってーわ、わ、渡さねえええっ、い、行け!ズルッグ!」
「ズルルッ!!」
オッサンはズルッグをボールから出した。しかし青年は喋らず無表情のままである。
「な、舐めんなよおおおおおおおおおおっ、け、け、け、け、け、けたぐりだあああああーーっ!」
「ズルルッ!!」
ズルッグはオッサンの命令で青年に向かってけたぐりをかまそうとする、しかしそれでも青年は表情を変えない。普通なら驚いたり怯えたりする筈なのに青年は涼しい表情している
「……………リオル、はどうだん」
「リオ!!」
「ズルッ!?」
青年は手持ちであろうリオルを一瞬でボールから出し。リオルははどうだんと言う波動の塊をズルッグに放つはどうだんはズルッグにヒットする。ズルッグはバタと倒れ戦闘不能になる。
「ひ、ひ、ひえええええええ!?」
『いい加減にしておけ、人間』
「ひ、ひええええええ!?ば、化け物ォッ!?」
いきなり姿を現しオッサンの目の前に現れた黒いポケモン。急に現れた黒いポケモンに驚き気絶するオッサン。気絶したオッサンのポケットからボトボトと何かが落ちる。
「・・・・・・これは?」
青年はオッサンが落としたものを拾ってみると、それは注射器や粉薬だった。ドラッグだ。この男ドラッグを使用していた…。どうりで様子がおかしいと思った。
『………『コーウェン』……』
「ああ……。『ダークライ』……この街なにかがある」
・・・・・
【第十五話:END→十六話に続く】
・・・・・
余談
竜さんのコーウェン君登場でございます、皆様のオリキャラを登場させる時こんな感じで大丈夫かな?怒られないかな?と内心ドキドキです。このプレミシティ編は長くする予定です。誤字があったら教えてください。