二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.282 )
日時: 2014/11/21 00:07
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: tDpHMXZT)

その2

・・・・・

この店の店長であろう人物がリュウトに向かってそう言った。このロトムに悩まされてるのがよく分かる発言だ。この店の物を一つだけタダで貰える事になったのでやる気をいつも以上に出すことにしたリュウト。いつもやる気を出してるのかは不明だが。壁に叩きつけられたモンメンが立ち上がる水タイプの技は草タイプのモンメンには効果はあまりないのだ。

「ロト!?」
「よし、いいぞモンメン!ロトムの奴に向かってメガドレイン!」
「モンメ〜〜〜〜ッ!!!」

モンメンの【メガドレイン】ロトムには効果抜群だ!ロトムの体力を削りモンメンは回復した。

「リュウト!ロトムが弱ってますわ。倒すチャンスです!」
「分かってる!モンメン!メガドレインだ!」
「モンメ〜〜〜〜〜!!!」
「ロト!?」

ロトムはメガドレインが当たりそうになった瞬間に洗濯機をから抜け出した。

「あっ……むぅぅ〜〜〜〜後少しでしたのに〜!」

洗濯機から出たことによりメガドレインも回避した。ロトムは「ロトトトトトトッ……」と笑う。しかし余裕の表情は無くなっていた。ロトムも流石にヤバイと思ったのだろう。ロトムは次に冷蔵庫の中に入り込んだ。そして氷タイプ最強技【ふぶき】を放った。

「きゃあああっ!!さっきからわたくしの苦手なタイプの技ばっかり!」
「モ、モン……メ」

モンメンとディアンシーは効果抜群だ!おまけにモンメンは氷漬けになる。リュウトはモンメンをボールに戻す。

「すまん…モンメン許してくれ。行けラッタでんこうせっかだ!」
「ラッチャ!!」

ドガ!!

「ロトッ!?」

ラッタのでんこうせっかが今度はヒットして吹っ飛ばされる。ロトムは冷蔵庫から出て今度は扇風機の中に潜り込んだ。次はモーターのような姿に変形する。

ロトムはラッタにエアスラッシュをぶち込んだ。ラッタはフラフラになりながらも立ち上がった。

「これ以上無理はさせられねえな……戻ってくれラッタ」

リュウトはラッタをボールに戻したラッタまで戦闘不能になったら目の前が真っ暗になる気がした。

「どうするディアンシー?……ディアンシー?」
「ふ……ふふふふふふふふふふふふっ!!!!」

急にディアンシーが不気味に笑い出した。リュウトが「ど、どうした?」と心配する。

「今のロトムは『ひこう』タイプ!!ボッコボコにするなら今ですーーーーーーっ!!!!」
「ロトッ!?」

ディアンシーはロトムに向かって【ダイヤストーム】容赦無く放った。ロトムにダイヤストームが命中する。モーターロトムはひこうタイプの為効果は抜群である。扇風機から脱出しフラフラになりながら逃げ出すロトムだが

「逃がしませんーーーーっ!!!」
「おまっ……ちょっ!?なにすんだ!?」

ディアンシーはリュウトの腰についている空のモンスターボールを取りそれをロトムに向かってぶん投げる。

「ロ、ロトーーーーーー!?」

・・・・・・

「ロ、ロトムゲットしちまった……ディアンシーが…」

ロトムの捕獲に成功したリュウトというかディアンシー。

「こんな奴どうすんだよ」
「知りませんわっ!煮るなり焼くなりすればいいじゃないですか!」

ロトムにまだ怒りが収まらないディアンシー。頬っぺたを膨らませソッポを向いている。

「もう許してやれよ。ロトムもそういう性格なんだから。構って欲しかったんだよ街のみんなに」
「・・・・」
「ほら、さっきあそこでプレミア焼き買ってきたからやるよ。これで機嫌直せよ」
「ま、まぁ……許してあげない事もないですわ…一応これからの旅ずっと一緒になるんですから。」

ディアンシーがリュウトからプレミア焼きを受け取ろうとした瞬間。ロトムが勝手にモンスターボールから出てきた。

「ロトトトトトトッ!!!」

笑いながらプレミア焼きを横取りして食べてしまった。

「なぁっ!?や、やっぱり絶対許しませんーーーーっ!!!!」
「はぁ……やれやれだぜ」

ついでにリュウトはこの後電子レンジを貰って宅配便で実家に届けたそうである。
そして次回やっとマツクリ博士とご対面!

【第十七話:END→十八話に続く】

・・・・

余談
間に合った〜〜〜〜!!言いたい事はそれだけだ〜!!それしか思いつかねえ!!今回からロトム君が仲間入りです!リュウトメンバーマイナー奴ばっかりだな〜w
今の所御三家がリュウトのパーティに入る予定はないです。そういう主人公もいいじゃん?ルビサファ発売おめでとーーっ!!俺が買うのはまだまだ先だけどねっ!!(多分)十八話が今年最後になると思う!誤字があったら教えてくださいな