二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスターZ〜宝石姫のディアンシー〜 ( No.300 )
日時: 2014/11/25 00:54
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: 4mXaqJWJ)

短編その4『プロポーズ』

プレミシティの公園であったリュウトとディアンシーのちょっとした話。

・・・・

リュウトとディアンシーは噴水公園のベンチで休んでいた。すると向こうの方で。

「ミナコさん君が好きだ!ずっと君を守ると約束する、だから結婚を前提に付き合って欲しい!」
「ユウジさん……はい、喜んで…///」

「「……」」

昼間の公園でどうどうと二人の男女が告白をしていた。リュウトは「はぁ…」と溜め息を付き呆れた目でその二人を見ていた。

「こんな昼間からよくやれるな…」
「リュウト、あの二人はなにやってるんですか?」
「プロポーズだよ、プロポーズ、交際する為にする事だよ。」
「プロポーズ……?しかし、雌は強い雄に惹かれる筈です。見る限りあの人はヒョロヒョロで強くなさそうですよ?」
「強くなくっても愛があればいいんじゃね?」
「う〜ん、人間はよくわかりませんわ」

ディアンシーはあの男女のプロポーズがよく分からなかった。リュウトは「じゃあ、ポケモンはどうやってプロポーズするんだ?」と聞いてみた。

「ポケモンの雄は一匹でも多く自分達の子孫を残したいと思ってます。無数の雄が一匹の雌を取り合うなんて事は書中あります。さっき言った通り雌は強い雄に惹かれますから。雄達はその雌の前で戦って自分が一番強い事を雌に見せます。戦って最後まで倒れなかった者が結婚します。」
「へ、へえ〜負けた連中はどうなるんだ?」
「負けてしまいましたからね。仲間達からは酷いように扱われるでしょう。ポケモンの世界は弱肉強食ですから」
「………」

説明だけではよく分からないが本当に弱肉強食なのは分かった。野生のポケモンは食事を調達するだけでも大変なんだろうなと考える。人間って幸せなんだなと改めて思った。

「幸せなんなんのかね…」
「わたくしは幸せですよ?」
「え?」
「あの人達はよく分かりませんが幸せなんですよね?わたくしがリュウトと出会ったみたいに。どうですかリュウト?わたくしと出会って幸せですか?」

ディアンシーはニコリと笑ってリュウトの肩を自分の小さな手でポンポンと叩く。

「ま、まぁそれは……幸せかな?」
「それは良かったです!さあ、ご飯でも食べに行きましょう!」
「う、うん///」

・・・・

END

余談
いつも以上にめちゃめちゃな出来ですけど。気にしないでね〜。誤字があったら教えてください。本編の後にあげようとしたが時間かかりそうだからさっき更新しときまーす〜。