二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.328 )
- 日時: 2014/12/31 10:16
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: bUOIFFcu)
短編6『出会ってなかったら』
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リュウトとディアンシーは花がよく咲いている公園にピクニックに着ていた。
二人はお弁当というカップヌードルを食し終わっていた。他の手持ちもポケモンフードを食べ終わっている
「では、食事の運動として皆で遊びましょう!」
「ラッチャ!」
「モンメ!」
「ロトッ!」
食事の運動として遊ぶ事にした。ディアンシーの掛け声とともにラッタ達は走り出す。
「元気だな……全く食ったばっかりだってのによ」
リュウトはゴロンとその場に寝転がる、彼も言えた事ではない食べた後に寝転がるのは基本的に体に良くない、そんなリュウトを見て鬼ごっこをして遊んでいた四匹はリュウトの近くによる。
「リュウトも一緒に鬼ごっこしましょ?」
「いや、いいよお前らだけであそんでこい」
「………………リュウト、体力落ちますよ?」
「余計なお世話だ」
それだけ言うとリュウトは目を瞑る。ディアンシー達はそれを見てニコーと笑い向こうの方行った
「……………(……時々考えさせられるんだ。俺もしアイツ…ディアンシーと出会わなかったらどうなっていたんだろうか)」
リュウトは一人になるとよくこういう事を考えるようになっていた。自分はもし『ディアンシー』と会わなかったらどうなっていたんだろうか…と
「(どうなっていたも糞もずっと…………旅をせずポケモンも持たず…勿論ブラック団とも会わないそんな日々だったんだろう)」
リュウトはもしディアンシーと出会わなければきっとポケモントレーナーにもならずに大人になっていただろう。そしてずっとポケモン無しとはばたきの森のトレーナーから言われ続けただろう
「(…もしディアンシーが俺以外の人間と初めに出会っていたらと考えると怖い。元々この旅は親父が勝手に決めた事で俺は最初は嫌だっただけど今になって思う旅ってこんなに楽しいもんなんだなって。いや…『アイツと一緒』だから楽しいんだ。一人旅…大抵の少年少女トレーナーはそうらしいが俺には不可能だな。アイツ以外とも無理だな。俺の旅のパートナーはアイツだけアイツだけなんだ。)」
リュウトはウトウトしながら自分の心の中で自分が思っているディアンシーの事を言う。心の中だから言えることだ。リュウトは本当に心からディアンシーに会えた事を感謝している。
「(心の中だから言えるよ……ディアンシー…俺は…)」
「リュウト!」
ディアンシーに声をかけられハッと目を覚ました。
「はい」
「え?」
ディアンシーはリュウトの頭に周りの花を使った手作りの『花の輪っか』を乗せた。
「どうですか?わたくしの力作ですよ?リュウトによく似合ってますとっても可愛いです!」
「……ふっ、そうか…おい、指出せ」
「?」
リュウトは一本花を取りそれを丸くし指輪の形にしディアンシーの小さな指に填めてあげた。
「???」
「(口にはださないけど、俺の元に来てくれてありがとうこれからもよろしくな。大好きだぞ…)」
リュウトはソッと目を瞑りフッと笑う。リュウトの思っている『大好き』とは『パートナー』としてだろうか?それとも…………?
「ラッチャ!」
「モンメ?」
「ロトトト!」
「お前らも大好きだぞよし、みんなでかくれんぼでもしようぜ!」
リュウトは立ち上がり今まで満面の笑みをディアンシー達に見せた。こんな笑顔を見せたのは本当に初めてだ。ディアンシー達も返事をして笑みをリュウトに見せた。みんなで楽しくかくれんぼをしたそうだ。
・・・・
END
余談
元旦に20話を投稿します。甘ったるい感じで意味不明ですいません…誤字があったら教えてください。したっぱ物語の短編も今日中に更新する予定です