二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.337 )
- 日時: 2015/01/01 00:10
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: bUOIFFcu)
その3
・・・・
「はぁ?本当はエスパーじゃない?」
「あぁ……。実はただエスパーポケモンが好きなだけで僕自体がエスパーを使えるわけじゃないんだ」
スライは本当はエスパーなんかではなかった。リュウトもディアンシーも薄々気づいていたがまさか本人の口から言うとは思いもしなかった。
「しかもジムリーダーになったのは最近で親のコネでなれたんだ。さっきバトルで使ったポケモンも実は父さんので上手く扱えないんだ」
しかもジムリーダーになったのも最近、ポケモンも自分のではないと告白する。
「お前よく今までのチャレンジーに勝てたな」
「今までは運が良かったのとジムトレーナー達が強くて僕の元までたどり着けないとかだったんだよ」
「なんかめちゃくちゃですね。そう言えばあのテレパシーは?」
なぜエスパーが使えないのならジムに入る前と入った直後に聞こえたテレパシーはなんなのか?ディアンシーは気になった
「あれは機械で……テレパシーぽくしてただけだよ」
「科学の力ってスゲー」
リュウトは冷たい目で棒読みでそう言った。スライには本当に呆れているのだろう
「でも、ファンは知らないんだろ?」
「あぁ、ファンの皆は完全に僕を超能力者だと思っているだろうね……でも、この敗北によって僕はもうおしまいだ!!うううううっ……!」
スライは再び泣き崩れた。リュウトはディアンシーは横目でお互いを見て同時にうんと頷いた。二人でスライの肩をポンと叩く
「君たち……まさか僕の為に今の戦いをなかった事に……」
「「さっさとジムバッチよこせ(ですわ)」」
「あっ……はい…」
こうしてプレミアバッチを手に入れたリュウト。ついでにスライは超能力が使えない事がバレて評判がガタ落ちしたらしい
・・・・
リュウト達がジム戦している最中
「へぇ〜ここがプレミシティか大きいな〜…なんかこの前皆で行ったカロス地方の『ミアレシティ』みたい!」
黒髪サイドテールのオシャレな美少女が珍しそうにキョロキョロと周りの建物を見る。彼女が横切るたんびに男達は彼女に釘付けになっているそれくらい美少女である。
「タマちゃんお兄ちゃん何処にいるかな?」
「ニャ〜」
美少女は自分の肩に乗っているニャース…NNは『タマちゃん』と言うらしい。
美少女のお腹がくぅぅと可愛い音が鳴る。
「えへへ、お腹空いちゃったね。喫茶店でも探そうか!……ん?」
美少女が喫茶店を探しに行こうとした瞬間黒づくめの男達が路地裏に入っていくのが見えた。少女は気になり黒づくめの男達を追いかけてみた。
〜路地裏〜
「あ、あれって……!」
少女が見たものは黒づくめの男達が少年に白い粉が入っている袋を売っている所だった。あれはきっと危険ドラッグだろう…。少女は急いで警察に行こうとするが
「誰だ!?」
「し、しまった…」
黒づくめの男達に少女は気づかれてしまった。逃げようとするが回り込まれてしまった
「へっ、まさかこんなガキに気づかれるとは思わなかったぜ」
「見られたからには消すぜ。俺達ブラック団の恐怖を刻みこんでやる!」
ブラック団団員Aはサイドンをブラック団団員Bはスカンプーを繰り出した。
「……っお願い!タマちゃん!ツボちゃん!」
少女は肩に乗っているタマちゃん、そしてボールからツボツボ……NNはツボちゃんというらしい。しかし実力の差が違うのがよく分かる。タマちゃんとツボちゃんはサイドンとスカンプーを見てブルブルと震えている
「サイドン、がんせきふうじ!」
「スカンプー、どくガス!!」
「(だ、駄目だやられる……っ!)」
少女とタマちゃんとツボちゃんは覚悟を決め目を瞑る……しかし何も起こらない。ソッと目を開けるとサイドン、スカンプーはしかもブラック団団員達はバタンと倒れている。少女の目の前には二匹のポケモンが……
「…………リオル、ダークライお疲れ」
少女の後ろには髪の色は青。右目が前髪で隠れている青年……『コーウェン』が立っていた。
『大丈夫だったか……?少女…?名前は?』
「(しゃ、喋った?……いやテレパシー?)」
黒いポケモン『ダークライ』が少女に話しかける、直接喋っているわけではないディアンシーのようにテレパシーだ。
「名前……『アミ』です。リュウトお兄ちゃんの…妹です」
少女…アミがコーウェンとダークライにニコッと笑ってそう答えた。
・・・・
【第二十話:END→第二十一話に続く】
余談
あけましておめでとうございます。今年一発目の小説です。書いてきた中で一番酷いと思いますww新年早々大丈夫かつー話ですね、今年もこんな酷い小説ですが付き合ってくれる方はこれからもよろしくお願いします、そして次回からブラック団編スタートです!くそ長くする予定なのだ。一話一話がいつもより短いかもですね。では誤字があったら教えてくださいでは!