二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.360 )
- 日時: 2015/02/08 19:49
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: 3edphfcO)
番外編『ディアンシーのバレンタイン』
・・・・
ある日の事、リュウトがポケセンのベッドで寝っ転がって雑誌を読んでいた。
「『みんなも目指せっドキドキ☆コンテストスター』……か、でもポーズどうなんだよ若干だせえ気もするが。…うん、やっぱルチアのへそ周りいいな」
リュウトが見ている雑誌はホウエン地方No.1アイドルでコンテストスターのルチアが載っている『ポケスター』という雑誌だ。リュウトはルチアのお腹周りを見てうんうんと一人で頷いている。するとガチャと部屋のドアが静かに開いた
部屋に誰か入ってきたのかと思い横目でドアの方を見ると、ディアンシーが顔を赤らめ少し恥ずかしいそうにしている手を後ろにしてなにか隠しているようだ。
「リュ、リュウト…その今暇ですか…?」
「暇じゃなかったら寝っ転がって雑誌見ながら頷いてないだろ」
「また『ルチア』って言うコンテストアイドルの雑誌ですか?というかリュウトはコンテストなんか興味ないのに見るんですか?」
「ああ、俺はコンテストなんか興味ないね俺が興味があるのはルチアのヘソの周りだけだいいかこのルチアのヘソの周りはなにか惹かれるんだ。たるんでるわけでもないのに少しむっちりとしたのが男心を擽るんだ。伸びをするとくびれが出来るんだがそこもまた…」
「聞いてませんリュウト」
細い目でリュウトの事を見るディアンシー、話を途中で切られて少しむすっとするリュウト、止めないと永遠にこのスケベトークを聞かされそうだったしいつまで立っても本題に入れなさそうだったからだ
「ところで、お前なんで手を後ろに組んでるんだ?」
ディアンシーはずっと後ろに手を組んでいてることが気になり聞いてみると更に顔を赤らめる、ディアンシーはバッとリュウトの前に後ろに組んでいた手を出した。
両手には少し小さいピンクの箱を持っていた。
「こ、これは?もらっていいのか?」
「……///」
静かにコクリと頷いたリュウトは箱についていたリボンを取り箱を開け中身を見ると中には少し形が変だが小さい『チョコレート』が入っていた。
「チョコ…?」
「この時期親しい人にはチョコレートあげる習慣があると聞いて作ってみました!リュ、リュウト!わたくしが作ったチョコを今ここで食べる事を許しますっ///!」
「(こいつ、自分で作ったのか…だからこの前からソワソワしてたのか。てか、ポケモンがチョコ作るって中々凄いぞおい)」
リュウトはディアンシーが自分でチョコを作った事に感心しながら。チョコは一口食べるディアンシーはドキドキしながら食べる所を見ている
「ど、どうですか?リュウト…美味しくて感動してるんじゃありませんか?」
「いや?クソ不味いぞ」
「えっ……?」
予想外の答えで目を大きくするディアンシーまさかそんな事を言われるとは思ってなかった。
「形変だし、なんか硬いし、クリーミーじゃないし、そもそも砂糖と塩間違えてるし…しょっぺえよ。ハッキリ言って食えたもんじゃねーよこんなの。もっと練習が必要だな」
ボロクソに言うリュウト、ディアンシーはプルプルと震えている目も涙目になっている
「だったら食べなくていいですよっ!この馬鹿!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!!ばかぁああああっ!!!」
「いや、食べるからこんな不味いの『俺しか』食えんだろ。」
「えっ……」
「なんだ。そのマメパトが10まんボルト食らったみたいな顔は」
ディアンシーはリュウトの最後の『俺しか食べれない』という言葉を聞きキョトンとした表情になるがすぐにいつもの顔に戻す。
「つ、次こそは美味しいチョコを作ってリュウトを見返てやりますっ!!」
「おう、楽しみにしてるわ」
ディアンシーは部屋を後にし、リュウトはベッドに再び寝っ転がり雑誌をまた読み始める
「ふぅ〜…これでディアンシーのチョコは俺だけの物になったぞ〜…やっぱルチアのヘソの周りいいな」
何かとズルイリュウトであった……。
END
余談
クリスマスの時と違ってかなり短めですね。僕のバレンタイン?はぁ…聞こえませんな〜wこの前ポケモンのリレー小説見て僕もやってみたいな〜と思ったww
本編は多分来週には更新できるかな?wって感じです
誤字があったら教えてください