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Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.363 )
日時: 2015/02/14 21:35
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: 3edphfcO)

【第二十三話:それぞれの戦い】その1

・・・・

その頃外では…。

「きゃあああっ!」
「な、なんだあの化け物わぁああああー !?」

改造クロバットがプレミシティを破壊し尽くし始めていた。プレミシティの腕利きのトレーナー達がクロバットを止める為に立ち向かうがクロバットに全く歯が立たずにいた。

「ふっ……皆さん、ここはエスパー使いのこのスライ様にお任せください!」

騒ぎを聞きつけたエスパー(笑)のジムリーダースライがクロバットを倒す為にわざわざやってきた。スライはモンスターボールからスリーパーを出した。

「さぁ、スリーパー!エスパーの力をみせてあげなさい!!」
「スリィイイイイーーッ!」

スリーパーの右の拳がバチバチッ!と稲妻が走る、スリーパーのかみなりパンチだ!エスパーの力といいながら初っ端からエスパー技ではない

「クロォオオオオーーッ!」

改造クロバットのはかいこうせん!クロバットの口から強烈なエネルギー波がスライとスリーパーに向けて放たれた。

「え?」
「スリ?」

ドガァァァァァァ!!!と大爆発を起こった。はかいこうせんをモロに食らったスライとスリーパーは泣きながら空の彼方に消えていった。

「そ、そんなジムリーダーでも叶わないなんて…プレミシティはもう終わりだっ……!!」

・・・・

タマがアミが監禁されている部屋にリュウト達を案内している。

「?」

部屋に向かっている最中にリュウトは目に入った一つの扉が気になった。その扉は今まで見てきた他の扉と変わらないのだがリュウトはなぜかこの扉が気になってしょうがなくなった。

「リュウト?」
「どうしたの…?」

リュウトが扉の前で立ち止まったのでディアンシー、シモーナ、タマもその場で立ち止まりリュウトの方に近寄る。

「この扉…入ってもいいか?」
「なにかあるんですか?」
「いや、何か気になって…」

リュウトはギィと扉の開ける部屋の中は真っ暗だった電気を付けようとリュウトとシモーナは電源を探していると。奥の方からなにかポケモンの鳴き声が聞こえた。
シモーナは「もういい」と言いモンスターボールからケーシィを出し「フラッシュ」を命令した。ケーシィは体を光らせこの真っ暗だった部屋を明るくした。
あまりの眩しさに思わず目を瞑ってしまうリュウトとディアンシー、少し時間が経つと目が慣れて行きゆっくりと目を開く

「ドガァ…」
「ド、ドガース?」

鳴き声の正体はドガースであったそのドガースは柱に爆弾と共に縛り付けにされている。

「なんでドガースが縛り付けにされてるんだ…?」
「ちょっと聞いてみましょうか?おい、お前はそこでなにをしてるんですか?」
「ド、ドガァ…ドガドガドガァ…」
「なるほど…ひどい話ですね」

ディアンシーがドガースの話を聞き一人で頷いている。

「何を言っているのかしら?」
「ご主人様の命令でこの爆弾が爆発したと同時にお前も『だいばくはつ』しろと命令されてんだと言ってますわ。」
「そんな事したらお前も一緒に消し飛ぶぞ…」
「ド、ドガ……」
「それでも、ご主人様の命令だからと言ってます。」

このドガースはきっとラボエのポケモンだろうラボエがドガースに命じた事はとても残酷な物だった。この爆弾と同時に技の『だいばくはつ』をしろと言う物だった
これで火力を増してこの基地そして上にある博物館を消し飛ばすつもりなのだろう
しかし、こんな事したらドガースや上にいる人間も消し飛ぶだろう
ドガースはその事を分かっているが主人の命令なので仕方が無い事だと思っているポケモンは一度捕まえられればどんな命令でも主人に服従しなければならないからだ。しかしドガースは恐怖でプルプルと震えている

「……ドガース本当は怖いんだろ?死ぬのが死を怖くない生物なんていないと思うが…ドガース、ここにお前の主人はいないいないんだからそんな酷い主人の事なんて無視しちまおうぜ」
「ド、ドガ……?」

リュウトの言葉に下を向いていたドガースは顔をあげ涙目でリュウトの事を見ているリュウトは人にあまり見せない『笑顔』をドガースに向けている。

「リュウトの言う通りです。ポケモンにも権利はありますそんな主人の命令なんて糞食らえですよ」
「あなたに糞食らえって台詞は似合わないわね……」

リュウトはドガースの縄を解いて爆弾の電源を切る。ドガースは泣きながらリュウトの胸に飛びつく

「ドガァァ!」
「よしよし、怖かったな…お前はもう自由だぜ」

ドガースの頭をよしよしと撫でるリュウトそれを見て少しムッとするディアンシー。シモーナは「ふふっ」と静かに笑った。

「ここに気がついたのは上出来よ、爆弾も止められたし…さあ、貴方の妹の所に早く行きましょう…ニャースお願いね」
「ニャ!」
「サナギラス、げんしのちから!」
「ギラァアアアアーーッ!!」
「!?」

無数の岩がシモーナ達に向けて飛んでくる!扉の前にいたのはダンだった。ディアンシーは前に出てダイヤモンドのシールドを作り出しげんしのちからを防ぐ

・・・・