二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.365 )
- 日時: 2015/02/14 21:47
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: 3edphfcO)
その3
・・・・
その頃別の部屋ではコーウェンとブラック団の幹部であるカンナギが死闘を繰り広げていた。
「バッフロン、アフロブレイク!」
「リオル、拳で止めろ」
巨大なアフロ頭のバッファローのようなポケモンバッフロンがコーウェンのリオルにそのアフロ頭を向けて突っ込んで行く。リオルは自分の拳を飛ばしてバッフロンを止めるが
「押し切れっ!!」
バッフロンは力技でリオルを吹き飛ばすリオルはよろけながらも何とか立ち上がる。
「バッフロンの特性『すてみ』でアフロブレイクの威力が倍増ってわけだけっけっけ。アフロブレイクじゃなきゃ逆にやられてたけどな〜〜っ」
「……………。リオルも今ので力が上がった」
「はぁ…?おい、バッフロンこの法螺吹きのクソガキを思いっきり踏んづけてやれ…おい?」
「フ…フロォ…ッ!」
カンナギがよくバッフロンを見て見るとかなり弱っていたことに気がついた。目を大きくするカンナギ。さっきのアフロブレイクの反動かと思ったが反動だけで息が上がる筈もない
「リオル、はっけい」
「リオオオオオオォォォォ!!!」
リオルのはっけい、バッフロンにはこうかばつぐんである。バッフロンは戦闘不能になるがリオルのはっけい一発で倒されるほどカンナギは自分のバッフロンは脆くない筈と考えている。
「はっ……まさか!?」
「やっと気づいたか…アフロブレイクを止めた時ただ拳で止めたんじゃない。あれはグロウパンチだ。」
アフロブレイクを止めた時に使った技は『グロウパンチ』技名じたいは言わなかったがコーウェンの言いたかったことはリオルに伝わっていたようである。バッフロンは一回グロウパンチを食らっていたから弱っていたのだ。グロウパンチは使うたんびに攻撃力が増すのだ。攻撃力が上がった状態のはっけいであった為バッフロンは戦闘不能になった。
「こ、このガキ〜〜まぁいいぜ…ところでお前なにか見落としてねえ〜〜かぁ〜〜?」
「?」
『……コーウェン、上だ!!』
カンナギは戦闘不能になっているバッフロンをハイパーボールの中に戻すとコーウェンに向けて邪悪な笑みを見せる。黙っていたダークライがいきなり声を上げる、コーウェンとリオルは言われた通り上を見上げると
「ヤミカラス『そらをとぶ』」
「ガァァーーッ!!」
「「!?」」
ヤミカラスのそらをとぶ!リオルにはこうかばつぐんだ!
アフロブレイクも食らっているリオルは流石に耐えられず戦闘不能になる
バッフロンに気を取られていてヤミカラスが上でスタンバイしているのに気づけなかったコーウェンは「くっ…」と漏らしリオルをモンスターボールに戻した。
「すまない、リオル…頼むゲンガー!」
コーウェンはモンスターボールからゴーストポケモンのゲンガーを出した。
「ヤミカラス、ついばんでやれ」
「ゲンガー、シャドーボール」
ゲンガーはついばむ為に突っ込んでくるヤミカラスに向け黒い球体のエネルギー波『シャドーボール』を正面から食らわせる。
「はっ、悪タイプに霊タイプの技はただ痒いだけだ!全く持って意味がねえってことよ!!」
「シャドーボールはただの目くらましだ。ゲンガー…10まんボルト」
「ゲンガァア!」
「なにっ!?」
シャドーボールを食らったヤミカラスは目を開けると電流が襲いかかってきた。ヤミカラスにはこうかばつぐんだ。シャドーボールは目をくらます為の囮にしか過ぎなかった。ヤミカラスは戦闘不能になる
「くっ、くそったれが…俺がこんなガキによぉ二匹も落とされるとはよぉ…!だけよ〜俺は後手持ちを二体残してんだよ〜なぁ〜〜〜!」
「…お前の今までの実力だと残りも対した事ないんだろう……………」
「へっ…へっへっ…本当頭に来るクソガキだよなてめぇはよぉおお〜〜。ぶっ殺してやるぜぇ!!……あぁ?通信機が鳴ってる?ジジイからだ…」
カンナギはポケットに入れていた通信機が鳴っている事に気がつき。通信機のスイッチを押した。
『カンナギ、さっさと外に来い!改造ポケモンがここから逃げ出した!』
「お、おいおいじいさんマジかよ!?そいつぁシャレになんねえぞ!!?…チッ、もう切れてやがるっ…ガキ勝負はお預けだぜ〜〜仕事が出来ちまったかんな〜」
カンナギはハイパーボールをしまうと急いでこの部屋を後にした。
「(なんだ…?一体なにがあったんだ?…くっ、嫌な予感がする俺も奴を追いかけよう…!)」
コーウェンはなにかを感じカンナギを追いかける為に部屋を出る。
・・・・
外では……。
「クロオオオオオオ!!」
改造クロバットがプレミシティを破壊し周っていた。クロバットははかいこうせんやエアスラッシュ、ハイドロポンプ、サイコキネシスなどで建物を壊し尽くしているプレミシティにいる住民や観光に着ていた者たちは恐怖で騒ぎながら逃げ回っている
「とんでもない破壊力じゃ、このまま街を破壊尽くせ!!」
「博士!それ以上前に出るのは危険です!」
「ええい、うるさい邪魔じゃ!パラセクト!」
隠れていたラボエがクロバットの前に出ようとすると下っ端団員達が彼を押さえつけるがハイパーボールからパラセクトを出し団員達を薙ぎ払う。
「「「うわぁぁぁっ!?」」」
「よし、パラセクトもっと奴に近づくぞい!」
「セクトォ!!」
・・・・