二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスターZーナナイロ冒険記ー ( No.370 )
- 日時: 2015/02/20 23:45
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: Uc2gDK.7)
その2
・・・・
「エレキッド……左手が使えないなら…右手でれいとうパンチ!!!」
「……!…キッドォッ!!」
「パラァッ!??」
挟まれていない右手を冷気で凍らせてボコォ!とパラセクトを思いっきり殴りつける、左が挟まれてて上手く力が出せないが今のでも中々の威力であった。パラセクトはれいとうパンチの衝撃で腕の力を思わず緩めてしまった。左手がやっと解放されたエレキッドはもう一度れいとうパンチでパラセクトを殴りつけ、ラボエの方に吹っ飛ばした。
「ほほお…ワシのパラセクトをまさかここまで痛めつけるとはな」
「もう終わりね…。エレキッドとどめよ」
「だが、ワシにはまだこいつがいる!!!」
ラボエが後ろを振り返るやどりぎのタネの蔓でHPを座れ続けていたクロバットがじたばたと暴れていたが今は大人しい。限界まで吸われてしまったのだろうか。
ラボエは懐からまたハイパーボールを取り出した。まだ隠し持っていたようだ
「!…その改造ポケモンを捕まえる気ね、させないエレキッドかみなりパンチ!」
「エレエレッ!!」
エレキッドはラボエをかみなりパンチで殴りつけて捕獲を阻止しようとした瞬間!!
「………セクトォォ!!!」
「!!」
倒れていたパラセクトが急に立ち上がりエレキッドの腹部をきりつける。
深く傷をつけられたエレキッドはその場でバタンと倒れ戦闘不能になってしまう。
「……パラセクトは戦闘不能になってた筈なのに…」
「そんなわけないじゃろ、パラセクトはクロバットの体力を奪って回復しとったじゃからな。」
パラセクトはクロバットに縛っていた蔓で少しずつだが回復していた。ふっふっふと笑いラボエはハイパーボールを改造クロバットに向け投げる。ハイパーボールがクロバットの目の前まで行くと………。
クロバットは目付きが変わりブチッ!と勢い良く蔓を切った。それを見て目を大きくするラボエとルカ。
「まだそんな力が……ッ!」
クロバットはギロとパラセクトを睨みつけるとパラセクトは浮き始めラボエに向けてパラセクトを飛ばした。パラセクトがラボエにクリーンヒット!
「ぐおおおっ!?サイコキネシスで操っとたのかぁ!?」
「クロォオオオオッ……!!!」
クロバットはバサバサとこの場から逃げ出すように飛び立つ、ルカは「くっ」と言いクロバットの後を追うこの街から出すわけにはいかないからだ。
「お〜い、じいさん無事か〜〜〜〜〜?」
「遅いッ!!じゃがもういい…奴の事はもう諦めた…。使えない道具はただのゴミ。今確信したクロバットはワシの下僕になることを拒否したからの。」
「あぁ?じゃあアイツはどーすんだよ」
「奴に打った薬はかなり強力な物、この街は破壊し尽くしたら疲れ果てて死ぬじゃろう」
「(疲れ果てる……ねぇ?正直そんな感じはしねえけどな〜〜〜〜〜)」
・・・・
「い、ましたわ!?」
「ぐっ……ゴルバット、いやクロバット……………」
リュウト達は走り回っていたらとうとうクロバットを見つける、リュウトは目を疑ってしまった。このクロバットの姿に呼吸が少し乱れるがすぐに整える。
「可哀想に…またアイツらに利用されちまったんだな…。すぐに助け…いや、止めてやるからなっ」
リュウトはそう言ってモンスターボールからラッタ、モンメン、ロトム、そして新たに加わったドガースを出した。
「お兄ちゃん…クロバットと戦う気なの?」
「正直言って勝つ見込みはゼロよ。力の差があり過ぎるわ」
「なに、正面でやりあうわけじゃねえよアミ、シモーナ、そしてみんな俺には『作戦』がある聞いてくれ」
全員はリュウトの近くに集まりリュウトの『作戦』を聞いた。聞き終わると全員がコクリと頷いた。リュウトの作戦に納得したようだ。
「しかし、上手く行くのかしら……?」
「多分、大丈夫だと思う…ぜ?よし、作戦通り俺とディアンシーはあの『ビル』に行くぞ!」
「はいっ!」
リュウトとディアンシーはこの場から300m近く離れたビルに走り出した。一体どんな作戦なのだろうか?クロバットは走り出したリュウトをギロと睨みリュウトの向かってハイドロポンプを放とうとすると
「ラッ!」
「モンメッ!」
「ロト!!」
「ドガッ!!!」
ラッタのかみつく!モンメンのようせいのかぜ!ロトムのでんきショック!ドガースのヘドロこうげき!四つの技を喰らい体制を崩すクロバット。ダメージは特にない
「お前ら…ふっ、悪い!!」
自分の手持ちに助けられたリュウトは一瞬だけ静かに笑いまた走り出した。
「さて、私達もこいつの足止めをしましようか」
「はい!お兄ちゃんを全力サポートする為に!」
シモーナとアミもリュウトをサポートする為にモンスターボールを構えた。
・・・・